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【バイクに乗りたくなること間違いなし】紅葉の北海道ツーリングFinal(知床半島・開陽台)

初めましての人は初めまして!NeoridersProjectアンバサダーのじゅーむです!

今回は長かった北海道ツーリング紀行の最終回です!Day7では知床半島のウトロから野付半島、開陽台を通って札幌まで約500km走ります!Day8では雨予報につきバイクに乗らずに札幌観光をし、Day9で帰路に着きます。Day7は大学生らしい無茶な旅になりますが、そんなところもどうぞお楽しみください!

Day7:国立公園の知床峠へ

ウトロの市街地を出てそのまますぐに知床峠へ入りましたが……天候が悪く、見晴らしの良さそうな平原も霧が覆っていました。

しかし峠を越えて羅臼町側に入ると一気に天候が回復し、国立公園知床峠を堪能することができました!

知床峠は日本では5箇所しかない原生自然環境保全地域ですが、木々の鬱蒼とした景色ではなく見晴らしの良い眺望を楽しむことのできるバイクと相性のいい峠道でした!

知床半島を走り切ったあとは、野付半島に向かいます。野付半島は海竜によって砂が運ばれて形成された砂嘴(さし)と言われる地形で、航空写真でみると陸地が非常に細く、鎌のような形をしていることが分かります。

航空写真

バイクで走っていると両岸に海を望んで走ることができます!立ち上る水飛沫も圧巻です!

また野付半島のネイチャーセンターから伸びる遊歩道の先では”トドワラ”というトドマツが海水によって立ち枯れした景色を見ることができます。周囲の様子と合わせて「この世の果ての絶景」と称されることがあるようですが納得ですね!

ライダーの聖地開陽台へ

その後は道を何度も間違えながらも、開陽台にきました。道中の景色もさることながら展望台からみる360°の大パノラマも圧巻です。

また展望台の一階にはカフェがあり、名物のはちみつソフトをいただきました。地元の生乳とはちみつを使っており、特にはちみつの濃厚な味わいと風味が印象的でした!

この時、時刻は既に16時を回り、写真の通り日没も近づいていましたが、明日が雨予報だったため札幌まで約400km走る覚悟を決めました。

GoogleMapより

暗がりの中、野生動物の飛び出しに怯えながら阿寒摩周国立公園を抜け、道の駅しほろ温泉で休憩を挟みました。

ここでは植物性の亜炭層を通って湧き出るモール温泉が売りで、違いは正直実感できませんでしたが北海道の自然の神秘に触れることができました!

しほろ温泉プラザ緑風公式サイトより

温泉で活力を得て残り230kmの夜間走行を強行します。入浴後の眠気と闘いながら高速のPAで都度都度休憩をとって、0:30頃に札幌市内の快活CLUBにたどり着きました。

やはり快活CLUBのオレンジ色の看板を見ると実家に帰ってきたような安心感を覚えます笑

そのまま翌日の昼頃まで気持ちよく熟睡しました。

Day8:バイク乗りのバイクに乗らない札幌観光

Day8は雨予報につき地下鉄で札幌の中心市街地まで出て、バイク乗りらしくない観光を楽しみました!

まず来たのは六花亭の札幌本店です。前日の夜間走行で疲れ切っていたので、とにかく甘いものを求めてきました!

頼んだのは”バターサンド”と”ホットケーキ”です!普段ならカフェでも絶対に頼まないようなメニューなので旅行中ということもあってテンションが上がります!

続いては時計台とさっぽろテレビタワーを拝みながら少し歩いてお腹を空かせます。

そのまま歩いて向かったのは”元祖さっぽろラーメン横丁”です!

ここでバターとコーンの乗ったちょっと観光客向けな雰囲気のある札幌ラーメンをいただきました。とはいえ美味しかったので満足です!

本当はこの後に札幌夜景を見に行きたかったのですが、これまでの疲れが蓄積してもう動けなかったのでDay8は早くに寝ました。

Day9:本州へ帰還

Day9は雨に打たれてずぶ濡れになりながら札幌から苫小牧まで走りました。

乗船後はとにかくすぐお風呂で体を温め、チューハイ500mlで孤独に酒盛りして揺れるフェリーの硬い寝床でも快眠しました笑

起きて濡れた衣類を整理していたらすぐに下船の時間になりました。大洗は晴れていて一安心でした!

最後に:北海道紅葉ツーリング紀行のまとめ

私の初めての北海道ツーリングは、宿を一切予約せず、フェリーの予約もうまくいかなくて秋田港まで自走する破天荒なツーリングとなりました!

しかし後先考えず気の向くままに楽しそうな方に向かって走る、無茶は体力で押し通す、そんな自由でエネルギー漲る今しかできない最高の体験をバイクに乗って楽しむことができました。

北海道ツーリングは免許を取得し、バイクを購入し、その上でさらにハードルのあるツーリングになりますが自由でエネルギッシュで感性豊かな学生時代に挑戦してみることをライダーとして心からおすすめします!!

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