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Neoriders Story Vol.1:小型バイクで広がったキャンプツーリングの世界

若者の等身大のバイクライフを紹介するNeoriders Story

記念すべき第1回目の記事では、2019年度にNeoriders Projectアンバサダーとして活躍されたかこさん( @kako_bws125 )にお話を伺います!
社会人2年目のかこさんは、普段はごく普通の会社員。しかし、愛車のセロー225で東日本中を旅するアクティブな一面も持っています。そんな彼女のバイクライフには、どんな物語があるのでしょうか?

Neoriders Projectアンバサダーのペンギンライダーが、オンラインで取材してみました!

自己紹介

ペンギンライダー(以下ペ):こんにちは、今日はよろしくお願いします!まずは簡単に自己紹介をお願いします!

かこ:こんにちは~。ヤマハのセロー225に乗っているかこです。旅行に行くことと美味しいものを食べることが大好きです。社会人2年目で、普段は都内で会社員をしています。といっても、リモートワークが多いのでほとんど家にいるんです。

ペ:愛車のセロー225は長い歴史のあるオフロードバイクですね。四角いライトがカッコいいですね!

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かこさんの現在の愛車:ヤマハ・セロー225

バイクとの出会いと波乱の免許取得

ペ:今日はかこさんのバイクエピソードをたくさんお伺いしたいと思います。早速ですが、二輪免許を取得することになったきっかけを教えてください。

かこ:「バイクなら自動車の運転が苦手な私でも乗れるかな」と思ったのがきっかけです。もともと旅行が好きで、大学生になってから自動車免許も取ったのですが、都内の運転が怖すぎて、2回くらい運転しただけでペーパードライバーになってしまいました。そもそも車幅をイメージするのが苦手で、都内って車の流れも速いですよね。合流とか車庫入れとか一人でできる自信がないと思っていました。

バイクの免許を取るのはとても大変だと思っていたんですが、Neoriders Projectを通じて、土日の間に免許を取得できる2日間コースがあることを知り、教習所に申し込んでみました。

普通免許を持っていれば、AT限定小型二輪免許を最短2日で取得できます

ペ:バイクに実際に乗ってみてどうでしたか?

かこ:バイクに乗ったのは教習所が初めてでした。たった2日間でしたがきちんと指導してもらえるので、大変ではあったけど、2日で取れるのはものすごく手軽でよいなと思いました。でも実は検定の時に一本橋で失敗して、厳密には2日間での取得はできなかったんですけどね笑。検定は再受験することになりました。

ペ:どうしても本番は緊張してしまいますよね笑。

小型スクーターとの快適バイクライフ

ペ:無事に免許を取得した後で、小型スクーターを所有されたんですね。

かこ:ヤマハのBW'S125という小型スクーターに乗りました。初心者の私でも運転しやすいバイクでしたよ!買い物や通学といった日常用途はもちろん、ソロキャンプやデイキャンプにも挑戦しました

ペ:初めてのバイクの運転はどうでしたか?

かこ:始めのうちは、公道を走るのがとても怖かったです。私の場合は、知り合いに教えてもらいました。上手な人に運転を見てもらったことで、安心して公道デビューすることができました。ライディングスクールなどもたくさんあるので、そういうところでしっかりと指導してもらいながら練習するのがオススメです。

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かこさんの学生時代の愛車:ヤマハ・BW'S125

ペ:小型スクーターの運転の際に気をつけていたことはありますか?

かこ:私は、運転する時間や場所を工夫していました。他の車両が少ない時に走ったり、広くて走りやすい道を選んだりしていました。「交通量が少ない・道が広い・景色がいい」の3要素が揃うと、とても運転が楽しくなります
伊豆までキャンプに行ったことがあるのですが、本当に綺麗な景色の中で走りやすい道を走行できました。このときに、それまで感じていた怖さを吹き飛ばすくらい、「バイクって楽しい!」と感じました。

ペ:小型二輪でもキャンプに行けるんですね!

かこ:BW'S125はレジャーに使うようなイメージもあるバイクですし、シートの下やリアキャリアの上にたくさんの荷物を積むことができます。デイキャンプにも複数回行きましたし、テント等を持っていく本格的なキャンプにも使うことができました!

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BW'S125で行ったキャンプの様子

普通二輪免許の取得

ペ:かこさんは大学卒業後に、普通免許を取得していますね。どういう経緯だったのでしょうか?

かこ:きっかけは、新型コロナウイルスの流行と特別定額給付金です。社会人になったばかりのタイミングだったのですが、小型免許を取ったのと同じ教習所だったのもあって、6万円台で限定解除できると知ったので、普通二輪免許の取得を決めました。旅行が好きなので、高速道路を使って遠くまで行けることも大きな魅力でした。

免許以上で乗れるバイクから、高速道路の走行が可能となります。50ccや125ccでは高速に乗れないので注意!

ペ:教習所での免許取得には、どれくらいの時間がかかりましたか?

かこ:私は小型二輪免許を持っていたため、時限数も少なかったです。平日の仕事終わりや土日に通いながら、2週間くらいで取得できたかなぁ。

ペ:普通二輪免許取得には、AT小型限定免許では体験しなかったマニュアル操作も必要ですね。やはり、運転は難しかったでしたか?

かこ:小型二輪を経験していたので、普通二輪車でもなんとか行けるような気はしていました。でも、検定の時はS字で緊張してしまって、最低点での合格でした。こんな私でもライダーになれたので、これから免許を取得する人は安心してください笑

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運転に不安を持っていたかこさんも、今では立派なライダーです

セロー225とのバイクライフ

ペ:ここからは、現在の愛車セロー225のお話を伺いたいと思います!普通二輪免許を取得されたときから、愛車は決めていたんですか?

かこ:実は、最初はバイクを所有することは考えていませんでした。年に数回だけバイクレンタルするのもありだと思っていました。ですが、コロナが広まりだして公共交通機関が怖くなり、一人になれる移動手段が欲しいと考えていた時に、知り合いからの縁があってセローを購入することになりました。昨年の秋頃に納車したので、9か月くらい所有しています。

ペ:セローではどういうところに行きましたか?

かこ:都内の移動にも使いますが、月に1回くらいの頻度で遠出をするのが主な楽しみです。有休を使って新潟に行ったり、房総半島にキャンプに行ったりしました。時間に制約がなく、その場の判断でマイペースに旅ができるのが魅力的ですね。

ペ:セロー225での楽しいエピソードはありますか?

かこ:バイク旅の魅力は、移動が楽しくなることだと思います。車の運転が怖いのでレンタカーだと楽しめませんし、荷物を自分で持たないといけない公共交通機関では移動が苦痛になってしまうこともあります。バイクだととても楽な上に、「ちょっとここに寄ってみよう」みたいな使い方をできるので楽しいですね。
また、ゲストハウスに泊まったときなどに、珍しい女性ライダーということで話が盛り上がることがありました。観光地を教えてもらったりおすそ分けをもらったりと、バイクだからこその交流ができました。

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セロー225と一緒にどこまでも

キャンプ女子が考えるバイクの魅力は?

ペ:バイクの魅力って何だと思いますか?

かこ:まずは楽しさですね。山道のカーブを曲がったときに景色が広がる瞬間がとても好きです。風が気持ちいいのもバイクに乗っていて良かったなと思う瞬間です。
また、ただの趣味の道具として使えるだけじゃなくて、意外に便利なものだなと感じています。いつでも乗れる時間の自由度の高さはとても助かっています。一人で旅行する分には困らないくらい荷物を載せることもできます。中型バイクのセロー225ですが、燃費も良く、高速道路ではリッター40km以上走りますよ。
あとは、機械なのに人間味もあるのがかわいいですね。100km以上走行したらちょっと疲れてしまったり、ガソリンを入れたら元気になったりします。一人旅でも誰かと一緒に旅している感じになります。

ペ:バイクなのに感情があるみたい!僕のスズキ・スウィッシュはいつも同じように動くので、随分と違いますね。。。

未来のライダーへのメッセージ

ペ:それでは最後に、免許取得を考えている人に向けてメッセージをお願いします!

かこ:メッセージ、、、バイクはとっても楽しいよ!!新しい趣味としてとてもオススメです!
学生さんで免許取得を考えている方は、学生のうちに免許を取るのがいいかなと思います。バイクじゃない趣味でもそうだけど、社会人になるとなかなかまとまった時間が取れないので、学生のうちにたくさん挑戦しておくといいと思います!
あと、卒検に落ちてしまうような私でもちゃんとバイクに乗れています。「運転が苦手かも」という人でも、意外に何とかなるかもしれません。原付に試しに乗ってみたり、安全運転の記事を読んでみたりして、イメージを膨らませるといいかもしれませんね!

ペ:今日はありがとうございました!

かこ:ありがとうございました!

Neoriders Projectでも安全運転を行うための記事を公開しています

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