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#07【ひとり旅のこと】1泊2日の東京散歩①

みなさん、こんにちは。
あたらしいカテゴリー、ひとり旅のことをはじめました。
とにかくひとりで行動すると突然にポンコツになるアラフォー男子の旅の記録です。どうぞあたたかく読んでいただけますと幸いです。

先週の月曜日と火曜日の1泊2日で東京散歩の一人旅をしてきました。
旅の目的は「いつもの景色を定期的に変えるため」です。
フリーランスで働くようになり自宅で仕事をすることが当然ながら増えました。なりたての頃はリュックをもって色々なところで仕事をしようと思っていたのですが、やはり快適さには勝てずほとんどの制作作業を自宅でしているのが現実です。
毎日変わらぬ景色とモニターを眺める日々。
情報は適度に取れるものの、リアルに感じることはできないのでなんとなくインプットしている、といった感じでした。
さすがにこれではいけないと今年は積極的に色々なところに旅にでることにしました。都内は仕事の関係で月に数回は行くのですが、目的は打合せで蜻蛉返り。もったいないですよね。
ということで今月から始めたのが散歩旅です。

漫画:おひとりさまホテルを読んで


おひとりさまホテル第1巻

同じ頃、たまたまテレビで紹介されたおひとりさまホテルが面白そうで、すぐに本屋さんへ行き購入しました。
本のあらすじはこんな感じです。

「いつもの日常を特別な時間に」――設計会社に勤める塩川史香は、ホテルで過ごす「おひとりさま」の時間をとても大切にしている。友人たちもそれぞれホテルに対するこだわりがあって……『いつかティファニーで朝食を』のマキヒロチが描く、ホテルを巡って彩られる様々な物語――!!

https://www.shinchosha.co.jp/book/772557/

都内にはお気に入りのホテルがあります。
「東京プリンスホテル」
東京タワー完成と同時にオープンした歴史あるホテル。
タワー側に泊まれば窓から一望できるのが魅力で、ずっとそこにいたくなるホテルです。
平日のタイムセールなどを探せばリーズナブルに宿泊できます。
今回もタイミングよく予約が取れたので通称「東プリ」へ宿泊を決めました。

1日目のしおり

■1日目のしおり

  1. 7:00 自宅を出発

  2. 10:00 東京駅到着

  3. 10:30 東京プリンスホテルに到着:トランクケースを預ける

  4. 11:30 お昼:蕎麦切 砥喜和 

  5. 12:30 ヒグチユウコ展(森アーツギャラリー)

  6. 14:00 銀座へ移動:Leicaショップへ

  7. 15:30 ホテルへチェックイン

  8. 17:00 門前仲町へ

  9. 18:00 食事会:門前仲町もんじゃ焼き和

  10. 12:00 ホテルへ戻る

こんな感じで珍しく旅のしおりを作りました。
森アーツギャラリーで開催中のヒグチユウコ展を観たかったこともあり自宅を7時過ぎに出発。
行きは高速バスで東京へ向かいました。
途中、首都高速の渋滞にはまり大幅に到着が遅れましたが無事に東京駅へ到着。まずはクロークへトランクケースを預けるべくホテルへ。
この日は雨降りの1日でカメラを下げて歩くには最悪の日。
なるべく色々撮りたかったのですが。。。

東京タワー下の道路
パーキングチケットの緑がかわいい
もやのかかる東京タワー

荷物を預けたので早速お昼ご飯を食べに、イタリア大使館前にあるお蕎麦屋さん蕎麦切 砥喜和へ。
落ち着いた外観と店内。
オープンと同時に入ったのですんなりと席に座ることができました。
みなさん予約をされて入ってきていたので、週末や12時過ぎに行くなら予約をしておいた方がいいのかもしれません。
せっかくなのでのどぐろの天ぷらそばセットを注文。
付け合わせも品数があり、いろいろな味を楽しみながら喉越しの良いお蕎麦をいただきました。

蕎麦切 砥喜和
喉越しの良いお蕎麦
さくさくの天ぷら

順調だったのもここまで。
このあと森ビルまで歩き、いざヒグチユウコ展へ。
到着し、チケットの説明を受けスマホで操作をするも入場に必要なQRが出てきません。。。
それもそのはず、ローソンでチケットを発券せずに入場していたのです。
そこから他階にあるローソンでチケットを発券したものの、その後いくつかポンコツを発揮しつつ無事に入場。すでに予定より1時間オーバーしていました。

ヒグチユウコさんのパワーに圧倒される

気を取り直して、いざ展示会場へ。
想像以上に飾られている展示と世界観を表現した空間。
1枚1枚時間を忘れて見入ってしまいました。
鉛筆とペンで描かれた作品。
ホルベインの水彩で着色された作品。
どれも緻密で情熱があり「あぁすごいなぁ」と誰でも言えそうな感想が思わず漏れてしまいました。
「こんな絵が描けたらたのしいだろうな」
「才能っていいな」
となんだか色々考えてしまったのも事実です。
猫をモチーフとした作品やちょっと気持ちの悪いけどかわいいひとつめちゃんの作品はヒグチさんが大好きという16世紀に活躍したピーテル・ブリューゲルを随所に感じました。ブリューゲルは真に重さがありますが、ヒグチさんの作品には重さがありつつもかわいさが滲み出ている、きわどい言葉を使えば女性らしい作品というのが僕の感想です。
そんなことを考えながら1時間半ほど観てまわり、出口のショップで色々と購入して会場を後にしました。

この後、銀座へ移動しGINZA SIXにあるLeicaショップ。
ホテルへチェックインしてお仕事つながりで会いたかった方と食事のためもんじゃを食べに行く。
この続きは1泊2日の東京散歩②でお話ししたいと思います。

撮影に使用した機材
・カメラ:Sony α7III
・レンズ:SIGMA 35mm F2 DG DN | Contemporary
・レンズフィルター:Blackmist No.05
※ヒグチユウコ展の写真はiPhoneでの撮影です。

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