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読書記録#009 世界一楽しい決算書の読み方(大手町のランダムウォーカー 著)

いままで財務諸表関連の本を読んだけど途中で挫折した、という方に是非おすすめしたい一冊をご紹介します!

1.概要紹介

Voicyパーソナリティである大手町のランダムウォーカーさんによる決算書の読み方本です。実在する企業の決算書をもとに、財務諸表の見方や、その企業の儲けのしくみを解説しています。

2.どんな人に読んでほしい?

  • いままで財務諸表関連の本を読んでも最後まで読み切ったことがない人

3.本から得た学び・エッセンス

  • 決算書は、経営者およびステークホルダーにとって重要な情報。経営者は、現在の財務状況を踏まえて経営戦略を立てる。銀行や投資家は、財務状況を見て投資の可否を判断する。取引先は、企業の安定性を判断して今後の取引の判断をする。などなど

  • 財務諸表(B/S、P/L、C/S)のつくりと読み方

  • ビジネスモデルとは「儲けのしくみ」である。

  • ビジネスモデルの違い:ドトールとルノアールとコメダ

  • ビジネスモデルの違い:三菱UFJ銀行とスルガ銀行とセブン銀行

  • ドン・キホーテが24時間営業する理由

  • (ネタバレになるので内容の記載は控えます!)

4.さいごに

財務諸表についてはこれまで何冊も手に取ったが、初めて最後まで読めました。どう読んでどう解釈したら良いのかをおぼろげながらも理解できたのは、実際の企業のデータで解説されているおかげだと思います。

続編も出ていて、こちらはいろいろな企業のビジネスモデルを決算書から読み解く実践編。時系列で読む、競合比較して読む、大きな数字を分解して比較するなどの読み方の指針が分かります。こちらもおすすめです。

読了日:2022/05/04