2022年 #今年の9枚 (国内編)
ご無沙汰してます。
note更新はかなり久々になってしまいました。
今年の9枚を選び始めてから4年目。毎年9枚に絞るのが大変なんですが、選びながら1年を振り返る時間が結構好きだったりします。それでは、2022年にリリースされたアルバムの中から私が選んだ9枚をご紹介します。
1. SUPER BEAVER 「東京」
"Represent Japanese Pop Music from Tokyo JAPAN"
SUPER BEAVERのメジャー復帰後2枚目となるこのアルバム。「ハイキュー!!」や「東京リベンジャーズ」「僕のヒーローアカデミア」の主題歌に起用されるなど勢いが止まらないビーバー。
本当に売れましたね、、別に古参ぶるわけではないが、中学校の頃、自分以外ビーバーの存在を知っている人は全然いなくて、「なんでこんな素晴らしいバンドがもっと人気出ないんだろう」と思っていた。
年月は過ぎ、今年5年振りにビーバーを見てもうね、涙が止まらない。
ぶーやんことボーカルの渋谷龍太が発する言葉は本当に真っすぐで力強い。彼の「あなた」に救われた人が数え切れないほどいることだろう。
M3 名前を呼ぶよ
M11 ロマン
2. Earthists.「HAVE A GOOD CULT」
国産プログレッシブ・メタルコアの雄 Earthists.の4年ぶりとなるアルバム。
とにかく光りまくる歌メロと疾走感は最高。
和製 Sam Carterとの呼び声も高いYuiさんのメロシャウトとYutoさんの包み込むようなクリーン、リズム隊が奏でる重厚なヘビィサウンドは唯一無二。
私は特にM3 Cureがお気に入り。ライブ映えもバッチリ。
M1 Yours
M4 Skywalker feat. PK (Prompts) &Takuya(Sable Hills)&Sota(Graupel)
3. Sable Hills「DUALITY」
Wacken Open Air日本代表としてドイツに乗り込むと、現地のメタラーのハートをガッチリ掴み見事METAL BATTLE 2022を制したSable Hills渾身の2ndアルバム。
海外のバンドにも引けを取らないパワフルかつメロディアスな楽曲。ギターリフはどこか懐かしさを感じ、エモさも持ち合わせているこのバンドは年明けアメリカのUNEARTHの来日公演に帯同する他、主催フェスにはPhinehasの出演が決定するなどメタル界を席巻している彼らから目が離せない。
Live at Wacken Open Air 2022
M1 The Envy
4. coldrain 「Nonnagative」
結成15周年を迎えたcoldrainはとどまることを知らず進んでいる。
M7 Boys And Girlsで珠玉のバラードでMasatoの声に酔いしれたのもつかの間、PARADISE→2020とアッパーチューンを畳み掛ける。バンドの引き出しの多さを感じさせる。M10 Rabbit Holeはヘドバン不可避で私のお気に入り曲。
M2 CALLING
M4 Before I Go
5. ONE OK ROCK 「Luxury Disease」
もはや説明不要。
ONE OK ROCK が満を持してドロップした記念すべき10枚目のアルバム。
1stアルバムの「ゼイタクビョウ」を英訳した「Luxury Disease」と名付けられ、リリース前からファンをざわつかせた。
Queenを意識したとTakaが自ら語るようにスタジアムロックを彼らなりに体現。特にM2 Neon やM12 Your Tears are Mine ではより海外のリスナーを意識しているように感じる。ライブでオーディエンスとの一体感がより強固になるような楽曲が目白押しだ。
日本盤のラストナンバーはofficial髭男dismの藤原聡を迎えたGravity。
実は前作Eye of the Stormの制作時には既に完成していたものの、アルバムには入らなかったのだそう。「今回髭男の藤原くんにピアノアレンジで参加してい収録に至った」とTakaはインタビューで語った。
常に最高を更新し続ける彼らは年明けからドームツアーを開催。アルバムの楽曲たちがライブではどんな輝きを放つのか今から楽しみだ。
M3 Vandalize
M7 Gravity (feat. Satoshi Fujihara from Official Hige Dandism)
6. The Cards I Play 「Retrograde」
TCIP待望の1stアルバムは文句なし120点の大傑作。
一度聞いたら耳から離れないVo.Jojiの力強くも包容力のある歌声はもっとたくさんの人に届いてほしい。
メタルコアを基調にはしつつもジャンルに捉われない楽曲の数々。UKロックっぽさやHIPHOPの要素も感じられて聞いていて飽きないアルバム。
MVがSpaceuntravelやBV TVから公開されるなど海外からの評価も得ている。
個人的にはGt.DanielのラップやBa.Wataruのシャウトパートにも注目して聞いてみて欲しい。
M2 Run
M9 When the Suns Collide
7. milet「visions」
2019年のデビュー以来快進撃を見せるmiletの2ndアルバムは彼女の音楽へ対するひたむきな姿勢を曲を通して感じられた。
15曲中9曲がタイアップながらもアルバム通して聴いた時にしっかりと1つの物語として、前作の「eyes」の延長線上にしっかりと繋がっているような印象。
M5 Who I AmとM7 On the edgeはONE OK ROCKのGt.Toruとの共作。Toruのプロデューサーとしての手腕が遺憾なく発揮されている。
M7 On the edge
M14 Ordinary Days
8. chelmico「gokigen」
RachelとMamikoからなる2MCラップユニット。
アニメ「映像研には手を出すな」の主題歌として起用されたEasy Brrezyでchelmicoを知った人も多いのでは。
今作はトラックもリリックもこれまで以上に2人らしさ全開。
それぞれソロ活動で得たことをユニットに還元し、洗練された楽曲達。
ラップ聞いたことないという人にもおススメできる超「ごきげん」なアルバムだ。
M3 三億円
M13 Meidaimae
9. Creepy Nuts「アンサンブル・プレイ」
「のびしろ」がSNS中心で大ヒットし、4月からオールナイトニッポンの月曜一部を担当、全国各地のフェスに出演するなど飛ぶ鳥を落とす勢いのHIPHOPユニットCreepy Nuts。
HIPHOPではボースティング(ラッパーがリリックの中で自画自賛したり、自分の力を誇示する)と呼ばれる手法が多く取られ、前作までのRさんのリリックもそのようなものが多かった。今作は自分たち以外の人目線で書いたと言い、M7「友人A」やM9「フロント9番」はリスナーからも共感を多く得ている。
M5 堕天
M12 のびしろ
最終的な今年の9枚(国内編)はこちら
選出が難航している海外編も近日中に投稿します。
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