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ポルノグラフィティ ロマンスポルノ'24~解放区~ 因島SP DELAY VEINING@109シネマズ名古屋

最近、一気に冷え込みましたね。しまいこんでいたジャケットとかブルゾンを引っ張り出しました。朝起きる時、最近はアラームよりも尿意で目が覚めます。それくらいに寒い。

11月10日。因島ロマンスポルノのディレイビューイングを観覧しました。ぼっちで…。場所は109シネマズ名古屋。自分のスケジュール的に日曜しか行けず、かつ一番自宅に近いところと考えて、ここをチョイス。


109シネマズ名古屋

何度か行ったことあるので、ここまで来るのは楽勝。近くなっていく度、ポルTやライヴTシャツ、ポルノトートとかポルノグッズを身につけた同業者を、横目にチラ見。


案内モニター

映画館でポルノグラフィティの文字を見るのなんか新鮮でした。まあ、初めてライヴビューイングというのを経験する訳ですし…。


シアター前デジタルサイネージ

青い空をバックに素敵な一枚と感じます。観覧するみんながこぞってケータイでカシャカシャ。ちょっと表現が古い?僕は数枚撮りましたが、マシなのこれしかなかった…


エグゼクティブシート

指定番号の座席に向かったら、なんとエグゼクティブシートでした。エグゼクティブシートとは、109シネマズが場内の一部座席を上質にして贅沢に楽しめるようにした座席で、新幹線のグリーン車シートのようなもの。リクライニング機能付きでシートピッチが広く快適です。みんな同じ4000円のチケット代を払っているのに、僕はエグゼクティブシートが当たってしまってなんか申し訳ない気持ち…。しっかり堪能させて頂きました。

感想を書く前に、もうここでセットリストを書いてしまおうと思います。

~メイン~

  1. おいでよサンタモニカ

  2. 愛が呼ぶほうへ

  3. メジャー

  4. アポロ

  5. OLD VILLAGER

  6. シスター

  7. FLAG

  8. 前夜

  9. Aokage

  10. むかいあわせ

  11. ギフト

  12. THE DAY

  13. 螺旋

  14. Jazz up

  15. ヴィヴァーチェ

  16. ヒトリノ夜

  17. ネオメロドラマティック

  18. ミュージック・アワー

  19. アゲハ蝶

  20. 解放区

~アンコール~

  1. はっさくんのテーマ

  2. ジレンマ

  3. Ohhh!!! HANABI

横浜と違うのは、“愛が呼ぶほう”へスタートで、“前夜”と“Aokage”、“はっさくんのテーマ”があって、少々曲順が異なるところ。代わりに、横浜にあった“カメレオン・レンズ”、“Zombies are standing out”、“今宵、月が見えずとも”、“ひとひら”、“幸せについて本気出して考えみた”がなく、横浜よりも1曲少ないです。

映画館でライヴを観るという経験が初めてで、どんな感じに、どんな雰囲気になるのだろうと、そわそわしてました。立つのか?座ったままか?手拍子は?拳は振り上げる?レスポンスは声出す?ドキドキ。

実際に蓋を開けてみたら、誰も立たない笑。おいでよサンタモニカが始まっても、みんな立たず。手拍子と拳は振り上げましたが、声も出さず、思った以上に静かなスタートでした。まあ、エグゼクティブシートなのに立つっていうのもなんかもったいないので、却って良かったでしたが。

3曲目のメジャー。やっぱりこの曲は、僕にとって特別です。パノラマ×42の四日市と名古屋、解放区の横浜公演でも泣いて、スクリーンで間接的に観てても泣いてしまいました。そのせいでサビ後の“La La La”を上手く声に出せない。泣きじゃくるから息が不安定になってしまうのです。…まあ、ディレイビューイングではみんな声を出していないので、LaLaLaしませんでしたが。

メジャーは、自分と他人は違うということをいつも認識させてくれる曲で、自分らしくいて良いと慰めてくれる一方で、みんな一緒と言いくるめようとする周囲への反逆の思いが重なるので、とても特別なんです。曲調は明るくポップなロックでテンポも早いですが、それが却って涙腺を刺激するのです。アウトロのリバーブを利かせたギターも刺してきます。

横浜になかったAokageと前夜。AokageはYoutubeで既に聴きましたが、前夜のかっこよさ、たまらないですね~。6/8拍子のスタンダードロック。オリジナルだと、Cメロ最後とブルースハープが重なりますが、ライヴだとそれができなくてちょっとアレンジが加わるんですよね。これが面白い。

ネオメロドラマティックは相変わらずのかっこよさ。Twitterで使っているアカ名の由来になった曲。オリジナルに近い形で、真助さんがいた時はドラムアレンジが多くて、ちょっとハイテンポ感が少なく思えていたんですが、解放区ではオリジナルに近く、スピード感を覚えました(決して真助さんを悪く言っている訳じゃないですよ)。ただ、晴一先生、やはりフロイドローズユニットを使ってないですね…。

フロイドローズユニットとは、アームを使って音程を変化させるアーミング奏法で用いるユニットで、他のトレモロユニットと違ってチューニングがずれにくいことが長所。


killer.jpから画像を拝借

弦のケツのとこ。ごっついでしょ?これがフロイドローズユニットです。晴一先生はネオメロのサビ前のギュイーンとか、DON'T CALL ME CRAZYでも使ってましたが、最近は使ってくれないですね…。まあ、弦交換に六角レンチやニッパー使ったり、メンテナンスがめんどいので、使わなくなったんでしょうねぇ…。ちょっと残念。

それでも、ネオメロを聴けたのは幸運です。だって自分にとってシングルで一番興奮する。

はっさくんのテーマでは、地元の因島高校の生徒さんが出てきてたとは思いませんでした。みんな初々しくて微笑ましかった。彼らにとってある意味、スペシャルな文化祭なんじゃないでしょうか?

とは言いつつ、それらよりも強く印象に残ったのは、昭仁くんが本当に楽しそうだったこと。顔赤くて、たぶん半分熱中症で心配もしましたけど、笑顔が眩しかった。やはり故郷は特別なんですね。ただ終演後の過呼吸はちょっと心配だった。

後は歌詞間違いがまあまああったかなぁ。ミュージック・アワーの1番が最初、飛んでましたし。アポロのBメロも2番のを2回言ってたような気がする。

アンコール、メンバー紹介の時だったかな。白玉雅己…Tamaの名前を聞いた時はキュンとしましたね。別の道を歩めど、ポルノの一部であることを今でも思っている、そんな感じに聞こえました。

最初、ライヴが始まる前はステージの仮設営とか、台風の動向で細かく動いてたメンバーやスタッフさんのドキュメンタリーがあって、台風の件は切なくなってきました。メンバーやスタッフ、みんなピリピリしてて、辛そうでした。しっかりセットを組めず、中途半端になってしまったのも残念。

それでも、2日目演奏できたことは幸運。スクリーン越しでも、因島の爽やかな空気感は伝わってきたし、楽しくやれたことが一番でしょう。また、因島でライヴをやれる時が来れるよう祈ってます。

観覧中、もう少しみんなはしゃぐかな?と思っていましたが、みんな座ったままで声も出さず、大人しかったですね。それでも、拳を振り上げ、変な踊りをして、タオルはぶん回してました。みんな座りながら。座りながら変な踊りとか、タオルぶん回したりとか、ちょっと面白い笑。こんな感じなんだと学んだ日でもありました。

もうちょっと色々書きたいところですが、ちょっと疲れてきたのでこのくらいで終わります。

では。読んでいただきありがとうございました。


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