ヴィヴァーチェ配信リリース
今月の初めはまだまだ夏の候で汗ばむ毎日でしたが、末になれば一気に冷え込みましたね。朝晩は寒い寒い。
今日はポルノの話。待望の新曲の話。本日10月30日、“ヴィヴァーチェ”が配信リリースされました。パチパチ~。30日の0時になった瞬間に早速ダウンロードしました。
上のおじいちゃんはヴィヴァーチェのジャケットです。想像の斜め上をいくデザインで度肝を抜かれましたね。なんかコメディ感。
ヴィヴァーチェの意味は、イタリア語で「活き活きした」「活気のある」のようなニュアンスの言葉で、音楽用語にも速度標語の一種で「活き活きと速く」という速いテンポを表すようです。まあ、ポルノファンの皆様はもう意味を調べてるか。
作詞が岡野昭仁、作曲が新藤晴一、あまり見ない組み合わせで、シングルとしてはMontageのみ。因島・横浜ロマンスポルノ'24~解放区~の横浜1日目で初めて聴いて、その時の印象では晴一先生っぽい歌詞だなぁなんて思っていましたが、実際は昭仁くんでちょいと驚きましたね。
んで、その歌詞について感じたことを書きたいと思うんですが、ネットに歌詞情報が落ちていたんで、読んでみました(合ってるかどうかはさておいて…)。
改めて読むと、昭仁くんっぽいですね。引っ張っていくような、鼓舞するような、そんな感じ。ただ言葉使いは晴一先生に本当に近くて、25年という歳月を重ねた昭仁くんの作詞力の成長を感じました。成長を感じたというと上から目線っぽい表現になっちゃいますが。
「なら誰かと足を引っ張りあっても泣き言を言うな」なんて部分は本当に昭仁くんらしい。占星術を持ってきて恐縮ですが、太陽天秤座だけあってバランスをとる考え方が歌詞に表れてる。そんな雰囲気です。
「君」や「誰か」という言葉もたくさん出てきますが、これも天秤座っぽいなあ。天秤の図のごとくバランスを象徴する他、対等なという意味では対人を強く意識する星座だけあって、人が絡めた表現が多いのも天秤座の特徴。原曲未発表の“LIVE ON LIVE”とか、“n.t.”の大サビもそうですけど、対人に強く意識した表現が多い。そう考えると、昭仁くんらしい歌詞と感じます。
曲の雰囲気は、さすがヴィヴァーチェというだけあって疾走感のあるアップテンポな軽快ポップソング。
軽いオーバードライブの利いたギターが心地良い。2番サビの後にテンポチェンジで遅くなって、ギターソロが終わるまでミディアムテンポになりますが、ここは“暁”に近い感じがします。暁は昭仁くん作曲ですが。似せたのか、たまたまなのか。
またテンポのことになりますが、曲中テンポチェンジが多いのも印象強い。Bメロがそんな感じで短い間にもメリハリが利いてる。ヴィヴァーチェだからといってずっと同じ速いテンポのままだと疲れちゃいそうなので、聴いてる側がするとこのメリハリは楽しいです。
曲の長さは3分48秒。短めですね。“テーマソング”、“解放区”と続いて、3作連続で3分台。ちょいと短いなあと個人の感想。4分8秒くらいかな?と思いましたが。
配信という形でリリースされましたが、僕の憶測だとCDも出るのでは?と思います。配信リリース決定としか表現されてなくて、限定とは書かれてなく“アビが鳴く”の時と同じ表現なので、もしかしたらCDもあるんじゃないかなぁ。
“解放区”のように別の楽曲と同収録になるか、ダブルフェイスになるか、ヴィヴァーチェだけになるかは推測していませんが、表現の仕方からしてCDの可能性はありそう。
最後に僕個人の感想ですが、軽快なアップテンポで聴いていて楽しい。背中押すような歌詞にも救われるようで良い応援ソングに感じますが、軽い故に他の楽曲に埋もれてしまいそうな感が否めないです。
“テーマソング”や“キング&クイーン”のように応援ソングはいっぱいあるので、埋もれてしまわないか気になりますが、それなりに披露されると良いなあ。
ではでは。