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話題の韓国スイーツ『薬菓』とは?|ソウルで買えるおすすめ薬菓4選
こんにちは。
そっと伝えたい、韓国の魅力を綴っていますuni.です。
今回は、韓国でも人気再来!最近は日本のカフェやスーパーでも目にするようになった注目の韓国の伝統菓子・薬菓(やっか)について書いてみたいと思います。
注目の韓国スイーツ|薬菓とは?
人気再来!韓国の伝統菓子・薬菓とは
薬菓とは、朝鮮時代の宮廷で王さまや高貴な身分の方たちが味わっていた韓国の伝統菓子の一つ。小麦粉をベースに水飴やシナモンなどを混ぜた生地を型に詰めて成形し、油で揚げた後、水飴をくぐらせたサクッとした食感が特徴のお菓子です。
韓国では誰もが知っている伝統菓子・薬菓ですが、大きさや形も実に様々!
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中に餡が包まれたマンドゥ薬菓も
カフェでジェラートや焼き菓子と一緒に楽しむこともあれば、大きくてしっとりとした食感の薬菓を切り分けて、食事の代わりに楽しむ人も。
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どうして薬菓という名前なの?
「薬」という漢字が使われていますが、特に薬と同じ効果がある訳ではありません。おそらく、蜂蜜やシナモン、米飴など身体に優しく栄養価の高い食材が使われていたことから「薬」のように貴重な食べ物ということで「薬菓」と呼ばれるようになったのではないでしょうか。
薬菓ってどうやって作るの?
スーパーやコンビニで買える薬菓は、工場生産のものが多いと思いますが、今でも職人が手作業で作っている薬菓もあります。手作りの薬菓はむぎゅっとした食感が魅力!ぜひ、一度味わってもらいたい味なのです。
【薬菓の制作工程】
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お米の水飴の優しい甘みも◎
小麦粉をベースに、油や米飴を混ぜて生地を作ります。
生地を薬菓の型に入れて成形します。
油で成形した薬菓を揚げます。
素揚げした薬菓をお米から作った水飴に漬け込みます。
水飴を乾かして、サクサクッ&むぎゅっとした食感の薬菓が完成!
薬菓の美味しい楽しみ方!アメリーカーノとの相性も◎
肝心の薬菓の楽しみ方ですが、韓国ではコーヒーと言えば、アメリカーノ!
というくらい、アメリカーノが人気なので、まずはアメリーカーノをはじめ、コーヒーと一緒に薬菓を食べてみるのがおすすめ。
薬菓とコーヒーとの相性はばっちりです。
そして、アイスと一緒に食べるのも美味しいので、カフェでも、アイスやジェラートと一緒にデザートとして楽しむ薬菓が人気です。
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また、薬菓の中にシナモン、棗(なつめ)、生姜などで作った餡を詰めた餃子(マンドゥ)型の薬菓があるのですが、このマンドゥ薬菓には紅茶(特に、アールグレイ)が合うと思います!
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本気でおすすめしたい!ソウルで買える手作り薬菓
私が初めて食べた薬菓は、ソウルに住む友人から教えてもらった『マンナダン(만나당)』の手作り薬菓でした。
マンナダンは、1963年創業の宮中菓子を昔ながらの伝統や技法を守りながら作り続けている老舗。素材にもこだわり、丁寧な手仕事から生まれる奥深い味わいの薬菓で現地でも人気のお店です。
最初に味わった薬菓がマンナダンの薬菓でなかったら、ここまで薬菓にハマることはなかったの思います。そのくらい、他のお店の薬菓とは食感も味も違うんですよね。(日本でも本当に美味しい薬菓が買えるようになって欲しいㅠㅠ←祈)
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ソウルに行ったら訪ねたい!薬菓店リスト4選
【新沙洞】マンナダン|もちっとした食感がクセになる王道の手作り薬菓
マンナダンの薬菓は、むぎゅっとした食感と、韓国産のお米から作った水飴の優しい甘さが忘れられない味…。
どこか懐かしいけれど、他にはない!一つ食べると、またもう一つ…と恋しくなる味わいです。
厳選した素材を、丁寧に仕込んだ確かな味です。見た目とは裏腹に不思議とサラッとした甘みなので、何個でも食べられてしまうㅎㅎ
これからはじめて薬菓を食べるという人に、まず食べてもらいたい王道の薬菓です!
新沙洞のお店では、薬菓以外の宮中菓子も揃うので、合わせてチェックしてみてください。
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一度食べるとクセになる美味しさ!
●マンナダン(만나당)
新沙洞本店
ソウル特別市 江南区 新沙洞 550-9
狎鴎亭駅5番出口から徒歩5分
●新世界百貨店江南店 地下1階スイーツパーク内にも、マンナダンのショップがあります。
【龍山】GOLDEN PIECE|サクサク!もちもち!伝統と革新が出会ったおしゃれ薬菓
ゴールデンピースは、韓国好きの人なら、一度はSNSで見かけたことがあるのでは。
「アールグレイ」や「マカデミアナッツチョコレート」など、従来の薬菓のイメージとは違う新鮮なかけ合わせが面白いです。
路面店の雰囲気も、アートギャラリーのような落ち着いた雰囲気なので、梨泰院・龍山方面に行かれる時は要チェックです。
●Golden Piece(골든피스)
ソウル特別市 龍山区 漢南洞 729-22
서울 용산구 한남대로27길 25
漢江鎮駅3番出口から徒歩5分
【江南】Saint Gout de Pain|韓国食材を活かしたフォトジェニックな薬菓
Saint Gout de Painは、王室のお菓子だった薬菓を現代的に再解釈することで、現代を生きる人たちが伝統や韓国文化を持続的に消費し、探検出来るようにというVisionを掲げています。
このVisionからも伝わるように明確で強いメッセージを持っていますし、フォトジェニックなアプローチが面白いなぁと気になっている薬菓ブランドです。
フレーバーも「コーヒー×オレンジ」「バニラ×おこげ」「かぼちゃ×ラズベリー」などがあるようで、どんな味になるのか興味津々です。
●Saint Gout de Pain
ソウル特別市 江南区 三成洞 159-7
現代百貨店貿易センター店内
サムソン駅5番出口
【安国】합 HAAP│素朴な味わい!ころんとしたシルエットの薬菓
このnoteでも紹介した美術館併設の大人カフェ『합 HAAP』の薬菓はクランチクッキーのようなザクッとした食感!
お持ち帰りも可能だから、いくつか購入して、お土産にしたり、韓国滞在中の朝ご飯にも。
いわゆる薬菓はひと味違う、変化球薬菓を愉しみたい時に、ぜひ。
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합 HAAPの薬菓
●합 HAAP
ソウル特別市 鍾路区 苑西洞 219
地下鉄3号線 安国駅3番出口から徒歩3分
次回は使って正解だった韓国コスメ!
次回は、実際に使ってみて正解だった韓国コスメを紹介したいと思います!
では、最後まで読んでくださり、ありがとうございました。