外科担当のK先生と会う
9.9 外科担当の先生と会う
私の今のがん状況を絵を描きながら説明してくれて
丁寧ですごくわかりやすく、前回よりも理解できた。内科医と外科医でここまで違うのか?
それとも先生によって違うのか!?
外科担当医の先生も「手術するのどっちでもOKだけど、僕だったら手術するかな。」と言われて背中を押してもらえたようで安心した。
医者が最後の最後の判断を患者に任せるのもわかる。
(それには色々な事情があるらしい。何か問題が起きた時とかに患者から訴えられないようにするためだったりね)
お腹にメスを入れるし、全身麻酔をするし、
未知の病気だし…
自分で決めたいけれど悩むのも正直な気持ち。
このまま手術をせずに経過観察してたら、
いづれかはこのがん細胞深く大きくなるよね?
リンパに転移して全身に巡ってしまうよね?
他のとこに転移する確率が上がるよね?
いくら定期的に精密検査をしても
その度に不安ドキドキがすごいよね。って思うと
がんの居場所がわかる時点で手術した方がいいよね。ともわかる。
けど、「できるならば手術したくない〜。
でも、今、切除しちゃった方が不安要素が減るよね〜」という考えがわたしの中で行ったり来たりしてる。
早期発見早期治療でしょ? 早期発見のがんは
早期治療すると99%大丈夫と言われている。
(正確には治療をして5年間の再発がなければ完治
5年が肝ってことね)
前向きに手術をして、
今後の定期検診の安心材料を増やそうと思っていた。
担当の先生もすごくいい先生そうだしね。
動きもテキパキだし話しやすい。方言も安心する。
九州出身かな?
先生との相性も大切だと考えていたから、
お会いして「この先生にお願いしたい!」と
わたし自身も思ったし、パートナーも思ったみたいで一旦持ち帰って考えるまでもなく「手術をお願いします」とお伝えした。
この日そのまま手術の為の血液検査や造影CT検査、
肺活量検査などのすぐに手配をしてくれた。
(本当にテキパキ動く先生で頼りになる!)
造影CT検査とは通常のCTよりももっとクリアに
はっきりとがん細胞がどこにあるかわかる検査で
肺と脳も調べてもらった。(結果、肺と脳は問題なし)
肺活量検査は麻酔をする時などに低いと問題が発生するので調べるとのこと
手術のために
「がん」があったところに印をつける必要があり
来週にもう一度、内視鏡カメラをすることになった
追記:がんの場所が直腸のため
術後は多少の「排便障害」が出るとのこと
直腸は便を貯める場所なので、そこが短くなるため便が近くなったり下痢や便秘になりやすくなる
この時はこの「排便障害」について特に何も思わなかった。
「短くなるからそうなるよね〜」ぐらいだった。