ジェームズ・ロナウド(うちの子)

profile

固有能力:「穹色の魔光」
(魔法が使えない代わりに多属性の魔光を有する。)
苦悶能力:「ノーバディ」
(肉体が淡黄色のスライム状に融解、不変になる)

好きなもの:川魚の塩焼き・焼酎
苦手なもの:チーズ・軟派な人

チームIFのマスター補佐を務める男性。
元普通の人間で体は人形の器。
元々チームリュビのエースを務めていたが、リアにスカウトされた。
年齢は50代頃。
妻子持ちで2児の父。妻は20年前に災害死した。

生まれは東洋の世界の「アマグニ」で、育ちはポータルのエリアC。
剣術の師範ではあるが、本職は鍛冶師。

名前呼びが多い中、何故かロナウドと苗字で呼ばれがち。
本人はそんなに気にしてない。

髪型は茶黒でややツンツンしており、少し伸ばして結っている。
目は空色だが、魔法剣の属性に合わせて目の色が変わる。

「己」(おのれ)という変わった一人称。
素朴で人情に厚い堅実な性格で、誰に対してもやや堅い口調で話す。
不器用ながらも、堅実にチームを支えるお父さん的ポジ。

チームきっての武人肌であり、弱いものいじめが嫌いで、公正な戦いを好む。

突飛した強さと厳格さから「穹色の剣聖」と謳われる。
しかし本人は鍛冶師である事に非常に強いこだわりがあり、一方的に剣士呼びされることを好かない様子。


料理は素朴で味はいいものの、盛り付けが割と雑。
事前に献立を数日分決めているタイプ。

酒は色々飲むが、特に米焼酎が好きで結構飲んでも平気。
休みの日は升酒でよく飲む。

背中のど真ん中に剣のシルエットを象った十字の刺青を施していて、それで肉体強化している。
アマグニ特有の特殊な墨と呪術を使っているので、効果の出方が一般的なものとは違う。

戦闘能力

基本的に「カラパス」という名のツヴァイハンダー1本で戦う。
自分で研究して自身の手で鍛えた物。
対人、対シャドウに対応出来る優れものである。

守衛刃術「デファンス」の師範。
元々は妻から伝承されたものらしい。

自陣の防衛、反撃などに徹した刃術で、基本的に長期戦に向いている。
相性的に、一体一の攻めに特化したオフェンスに強い。

魔光刃術「アニミナ」も使う。こちらは独学。
魔光の力をフル活用して剣を媒体に擬似的な魔法を使う魔法剣。
体に宿る魔光を使うので体力を削る。
ジェームズは「穹色の魔光」により、多属性の技が使える。

穹色の剣聖

護りの剣は正しき気の力にあり。
魂、心、体、三位一体の気を律することにより、
その刃はより鋭く、より堅くなる。
」という流派の信条に則って、基本的に真面目で謙虚。

割と名声が多い為、街中を出歩くとよく勝負を挑まれる。
半分稽古のつもりで相手をするようにしており、
本気ではやらず、動きから相手の程度を見抜いて適度に手を抜いている。

卑劣漢な剣士には、実力勝負で叩き込む。

この手のキャラはルールに縛られて融通が利かないパターンが多いが、
ジェームズの場合は必要に応じて臨機応変に対応するので、割と柔軟な方。

よくコンビを組むメンバー

リア
マスターの相談相手。

「視聴者」の存在を認知出来ないことから、
まるで劇をやっているように振舞っているのが気に入らない。

必要な時だけ手を出す位で、少し距離を置いている。
とはいえ、そのうち未知の領域に飲み込まれるのではないかと心配している。

ペレー
オペレーターとリーダー補佐という役割上、作戦中は留守番するので必然的に一緒になる。

暇な時に自分の技術を教え合い、腕を磨きあう仲。
鍛冶師ならではの知識を教えており、
手に馴染みやすい結晶刃物を一緒に模索している。

溶けた体

「ノーバディ」はA級シャドウ「ジクロン」のフラッシュを浴びると固定で受けてしまう苦悶能力。

ヒュージと違って常に解けている状態で、五感が体全体に溶け込んでいる。
臓器も骨も余すことなく全部溶けてる。

不自由かもしれないが、
固体の体がない分精神と魂の力が増幅されており、
魔法剣の威力が非常に強くなっている。
また、気合いで自在に体を変形させることが出来るというスライム体ならではの特性もある。

普段はカプセル内に凝縮されて納まっており、
バケツに入っていることもある。
正直、バケツでもギリギリな量なのだが…。

声帯、歯、舌、唇が無いため声が聞き取りづらい。
対話スピーカーが搭載されているカプセルにいれば、
会話がハッキリとするらしい。

人形の体はジェームズ本人の肉体をモデルに生成し、
加工したもの。
人形も不老になっているだけで一応生きてはいる。


鍛冶師一族

昔から代々続く鍛冶屋(野鍛冶)で、ジェームズは19代目にあたる。
金属製品の制作、鍛錬や修理をしっかりこなす。

因みに野鍛冶とは、包丁、農具・漁具、山林刃物など、暮らしの中の道具を小規模ながら幅広く手掛ける鍛冶屋のこと。
制作のみならず、修理などにも対応出来る便利屋さん。
武器に関しては本人曰く齧った程度。

本名は「九条 真人」(くじょう まこと)
現在の名前は正式に決められた通称名。

妻の名前はジェニファーで、デファンスの師。
優れた剣士だったという。

子供は2人兄弟。
長男は幸彦(ゆきひこ)、次男は和正(かずまさ)である。

長男が20代目として家業を継いでいる。
父親に似て堅実で真面目。
最近は日用品のみならず、現代にニーズを合わせて色々と試行錯誤している。

次男はクレー工房という一流工房で働いている。
お気楽で飄々と振る舞うが、根は真面目。
元々は剣術の方を継ぐように鍛えられており、次期継承者になるくらい極めている様子。