OM SYSTEM Tough TG-7のファーストインプレッション
いきなりダイアクロン
マクロ撮影で、どれくらい小さなものを撮影できるのか知りたいですか?
それでは、ダイアクロンに登場してもらいましょう。
ダイアクロンは、1/60スケールのミニチュアシリーズで、ダイアクロン隊員のフィギュアは身長約3cmです。
まずは、いくつかのメカと一緒にダイアクロン隊員を撮影してみましょう。
ダイアクロン隊員は向かって左が男性隊員のVer.2で右が女性隊員です。
後ろに控えているのが車両関係とパワードスーツです。
さらに大きなロボットやメカもありますが、今回の目的から外れるので割愛します。
隊員をもう少し近くで撮ってみましょう。
1cmまで近づいて顕微鏡モードで撮りました。
ここから更に光学ズームで4倍まで拡大出来ます。
バイクに乗る女性は格好良い
ダイアクロン隊員は関節や首が可動するので、乗り物やメカに乗り込めます。
結構ピントのコントロールが難しいです。
ダイアクロン隊員にピントを合わせると、車両がボケたりしました。
これはこれで良い感じの写真ですが。
LEDライトガイドの効果
LEDライトガイドによって被写体にかかる影が消えると言うことでしたが、その効果を検証してみましょう。
まずは普通にAUTOモードで撮ってみます。
この状態でもフラッシュでカメラの影は消えていますが、フラッシュの強い光で被写体が作る影は濃いです。
次に顕微鏡モードでLED発光の設定で撮ります。
色味の違いはLED発光の時のWBを蛍光灯にしていたためと思われます。
被写体の影は消えていませんが、薄くなっているように見えます。
もっと近くで撮ってみます。
ここまで近づくと、AUTOではピントが合わないのでシャッターが切れませんでした。
顕微鏡モードだと、LEDライトガイドが働いて被写体を万遍無く照らすのでピントが合ってシャッターが切れます。
被写体の影も気にならない程度に薄くなっています。
アプリは微妙
TG-7のリモート撮影に対応しているアプリはOI Shareと言います。
リモート撮影は、タブレット(スマホ)側でカメラ映像を見ながら操作出来るライブビューモードと、カメラ側で撮る寸前まで設定して、シャッター操作だけをアプリ側でするワイヤレスレリーズモードがあります。
前のコンデジでもライブビューモードに類するものがありましたが、それと比べるといろいろと微妙な感じでした。
グリッド線が表示出来なかったり、フラッシュの設定が出来なかったりと、本体で直接操作するのに比べると、一部の機能しか設定が出来ないようです。
またカメラ内の写真をタブレット(スマホ)にダウンロード出来ますが、何故か結構、時間がかかります。
後、本体内の写真を消したりとかは出来ません。
撮り損ねたので消したいという場合は、一旦、接続を切って、本体側で消さないといけません。
本体側で消すのって、画面が小さいので面倒なんですよねぇ。
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