PJCS Phase2 サーキット2 Day1 Round4 たこやきドン勝
ご無沙汰してます。
Note書くのは1年ぶりくらいですかね。
前は、選手じゃなく観戦者として記事書いてたんですが、今回は参加した選手としてドン勝取った選手として、そのドン勝を取ったラウンドがなぜドン勝取れたのかをまとめてみました。いわゆるアナリストコーナー?
色々考えてたことが形にできて、思い通りにはまったラウンドだったので、選手がどんなこと考えてプレイして、ドン勝できたのかを知ってもらえればなーという感じで書きました。
実際のドン勝シーンはこちらから
さっそくどうぞ!!!
1.橋でGBとのファイト
Phase1の安置がこんな形。
反対側ですね。
この安置に直進してムーブしようとしたのですが、「12軒」と呼ばれているPochinki南の集落に敵が居たので検問も警戒してMilitary Baseへ渡ります。
東の橋の南側に着いたあと、ガソリンスタンドと東の稜線(赤枠)でGBと交戦します。Recのオーダーでガソリンスタンド側につけるってことだったんですが、東側の斜線を受けてSexyPr0がキルを取られます。
これを受けてNeoChinnの無理矢理なコールで東側の稜線につけてファイトを仕掛けにいきます。
2つ東側の稜線を取る理由があります。
1つ目は、SexyPr0がキルを取られたようにガソリンスタンドは大きな塀がある上に、西や北に回ると外からの斜線を受けて中に入りづらいこと。
2つ目は、次のムーブを考えたときに東側でファイトをして勝てば北への進路が取りやすいこと。(以下、赤線)
もしガソリンスタンドを取れたとしても、東の稜線から撃たれたり北のT字からも撃たれたりとかなりムーブの幅が狭くリスクも伴なったと思います。
案の定、GBはこのPhaseでチームダウンします。
このあと東側の稜線でGBの一人がMyltaから打ち込まれてダウンを取られていたのでキルパクをして、稜線を抑えることに成功し次のムーブに繋げます。
Myltaからの斜線はGBのほうが辛いのですが、ダウンまで入って無傷で抑えられたのはラッキーでしたね。
2.Mylta西の窪地がフリー+SSTが少数+Mylta激戦区
橋から中心を割ってMylta西の窪地に入ることにできました。
耐えポジなんですが、ラッキーなことにフリーで、着いたときは近くの平屋もSSTがいましたがSplitをしていたので無理に覗きこんでくることもなく、安置をキープすることが出来ました。
これは完全にラッキーですね。
加えて、Phase5でMyltaが安置から外れるんですが、Mylta側が4チーム(HES、XLT、ISG、TKD)と激戦区になってました。
これに対応するために、SSTはタスクが多くなって覗いてくることもできなかったのもラッキーな点ですね。
この後、ULが自分たちのところに突貫をしてきて2人削られたのは痛かったですが、なんとか生存できたって感じです。
この時もプッシュがなかったのもMylta激戦区のおかげですね。
3.YIRのカバー
ここが一番NeoChinnとして頭冴えてたなーってシーンでした。
これ選手仲間に言っても「後付けじゃないの?ww」って言われます。笑
西側の稜線でYIRがDMRで余裕をもって撃っていたこと、自分たちの南東側にISGのダウンログが流れたこともあって、この赤枠の配置がチーム内でイメージできてました。
かつ、SSTもISGや東側の残ったチームの殲滅に忙しいことも分かってます。
ISGが複数人いることが分かっていたので、前に来させたくなかった・同じ窪地に入れたくなかったので、YIRの斜線のカバーをもらうために、ダウンを取られない程度の射撃、ダメージと時間稼ぎとインファイトに見せかけるための大量のグレネードを投げます。
グレネードも複数投げるとかなり強めのインファイトを彷彿とさせてキルパクチャンスと思ってYIRは覗きたくなるので。
そうするとNeoChinnのポジションはかなり覗き込まないとYIRからの斜線を受けないので、ISGだけフォーカスを受けることになって、結果的にYIRがISGを殲滅してくれました。
★Zekestart選手が居た場所からの視点
ISGが居たポジションが黒枠、NeoChinnが居たポジションが赤枠点線
赤枠点線部分は見えない地形
★NeoChinnが居たポジションを覗くための視点
NeoChinnが居たポジションが赤枠
覗くためには、小屋からの斜線が常に取っている状態が続くから、覗きづらい
YIRがISGを殲滅した後、HES、SSTも削れていることが分かっていたことと、西側を一番広く取れているYIRも1人削れていることが分かっていたので、この時点でドン勝意識したハイドに切り替えてました。
4.キルログ管理と配置予測
Phase7の終わり際で、HES、SSTがファイトをして、HESが2名生存、E36が何名か分からなかったのですが、そのあとE36がHESを1キルをした後、E36がチームダウンをしたので、OF1:HES1:YIR3がほぼ確定しました。
このとき、小屋から自分のほうに下ってくる敵がいることを警戒して、グレ待機でハイドしてましたが、北に広がったことが分かったので、次の警戒をYIRの詰め警戒のハイドポジションに切り替えます。
★小屋から下ってくる敵へのハイドポジション
東側にダチアがあるので、西のYIRの詰め警戒をしながら、車両音や足音で撃ち合う準備をしてます。
★YIRの詰め警戒のハイドポジション
西にダチア、北にワズを置いて東の警戒を完全に解きました。
本配信見てもらえれば分かりますが、ポジションチェンジを後数秒遅れていたらZekestart選手に見つかってました。
5.クリアリングミスと車両配置の幸運
最終局面、2つの幸運が重なってました。
1つ目は、Zekestart選手がクリアリングしきらなかったこと。
2つ目は、ULが突貫してきた車両が図らずともYIRに対して斜線を完全に切れる配置になっていたこと。
1つ目に関しては、人数有利・安置有利の中、YIRが100%敵がいない状態を作れなかったことですね。
以下、雑多な図ですが、「③敵がいる可能性が高い場所」をクリアリングして、「①100%敵がいない場所」にすることは比較的選手やってれば出来てたりします。
ですが、「①100%敵がいない場所」と勝手に思い込んでしまったり、今回のように「②敵がいるかもしれない場所」を野放しにしてしまったりすると、事故が増えます。
例に出すのは申し訳ないですが、「②敵がいるかもしれない場所」を1人でクリアリングしに行ってもしZekestart選手がキルされたとしても、1:1:2でYIRが安置有利・人数有利でドン勝は取れてたと思います。
このグレーゾーンの扱いがバトロワならではのむずかしさ感じてますが、
どこぞのハイドチームのおかげで、こういうスキルめっちゃあがってます。笑
本配信見てたら分かるんですけど、Zekestart選手もハイドがいるかもしれないと別の車両裏見たりしてました。
それを「①100%敵がいない場所」として断定されなかったことが、NeoChinnとしては幸運でしたね。
6.囲まれる側じゃなくて囲う側へ
最後、YIRのZekestart選手、TakeC選手をダウンを取った後、HESのFeint選手がキルポイントを狙って銃声を鳴らしてくれたこともあり、YIRで反対側(北側)を上がっているであろう1人と加えてほぼ場所が確定しました。
VCでもSexyPr0が4ウェイピンでいるだろうとあがってました。
これだと一番有利なのはYIRで、西側をすべて自分の陣地として使えます。
敵の配置を見ながらもう少し分解しますね。
この状況だと、YIRが西側全部を抑えられてます。
時間が経つにつれて、YIRとHESに囲まれた上に先にどちらかと撃ち合うことになるでしょう。
ただし時間が経過していない状態だと、黄色枠部分はまだいないフリーな状態です。これを車両を使って音を出してでも取るとこうなります。
YIRとOFの取得できている陣地が逆転しましたね。
もしFeint選手が、南に下るとまたOFとHESで陣地の逆転がなされますが、Feint選手目線だと銃声を出したので、1:1:1の中、敵が近い可能性ある状態で大きく場所を変えることはリスクなので動きづらいと考えられます。
こうすることで、HESとともにYIRを囲むことができました。
あとは、YIRとHESがファイトするのを待ちながら前線を上げます。
思ったより早かったですが、Spparow選手が一方的にキルを取得して、
1:1になります。
Spparow選手目線だと、時間は短かったですが南側すべてを抑えられていたので、西回りか正面からか(赤線)分からない状況になってます。
なので、動き回る選択ではなくハイドポジションにつきましたが、少しの足音が鳴って場所が把握できたので、先にNeoChinnが稜線からの頭一つの撃ち下ろしで優位な撃ち合いをしてドン勝を獲得しました。
これでULとのファイトをしてから1人・8チーム生存になってから、ドン勝ポイント10点とキルポイント3点と、13点を一人で稼げたって考えると我ながら褒めたいですね。
という感じで、トッププレイヤーのようなAIMはなく、Day2で魅せてくれたOF_Floverのようなクラッチシーンは中々作れないですが、32歳の(e-sportsの中では)おっさんでも頭使えば最前線で張り合って、地道なポイントを稼げると示せたのかなと思ってます。
(そんな中Day2でOF_Floverは20キル稼いでましたが…笑)
さて、自慢話半分のNoteはいかがでしたでしょうか?
今回は自分のエゴ丸出しのNoteで書きながら「良くやったなぁー、これで明日も頑張れる」って思ってます。
また気が向いたらNote上げたりするので、もしリクエストあればコメントなど頂ければと思います。
最後に、いつもリプやコメント・いいねで応援してくださって、ありがとうございます。
いいね一つでももらえるだけで、選手としてのモチベーションが上がるので、今後も応援よろしくお願いします!
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