説明上手になるには

ペインクリニックの外来をやっていると、説明技術も求められます。どんなに伝えたい事があっても患者さんに沿った形で具体的に説明出来なければ伝わらないからです。私はまだまだ説明下手ですが、説明上手になるために必要だなと思っている事をまとめてみたいと思います。

説明上手な人

皆さんの周りにも1人は説明上手な人がいるのではないのでしょうか。説明上手な人の特徴は、具体的に説明がとても上手という事が挙げられると思います。おそらく、相手の視点に立って普段から考える癖があり、あらゆる事に興味を持っているのです。

そのため、その人の専門分野の内容を

○小学生に人気のアニメの例を出して説明する。
○同世代に自分が感じる悩みなど共感を得る形で説明する。
○ビジネスマンに経済を通して説明する。

というように、どんな人にでも上手に説明できるのではないでしょうか。

説明上手になるために私が意識すべき事

上記を踏まえて私が説明上手になるために、できる事をいくつかあげてみます。

○専門用語を使わない
→相手にわかりやすい形で言い換える習慣がつく○各世代のトレンドをざっと理解しておく
○とりあえず、「例えば〜」という癖をつける
○多くの臨床経験を積む(説明の経験と失敗の経験を積む)
○医療以外の分野の経験をたくさん積む
○具体例のネタをストックしていつでも取り出せるようにする
○目の前の人のストーリーに興味を持ち時間をかけて目の前の人に全力をつくす

100人の患者さんがいれば、最適な100通りの説明が出来るように日々精進しようと思います!!

皆様も説明上手の道を歩みませんか?

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