ジャンフェスの尾田先生のコメントについて(シャンクスと『ヒノキズの男』は繋がっている?)
最後のロード・ポーネグリフはシャンクスが隠してるんだと思う。
【次の目的地】
ジャンフェスで公開された尾田先生のコメントの中で、ルフィ達がエッグヘッドを出た後の島について言及された。
【尾田っちより皆さんへ】#ジャンプフェスタ 2024で解禁された
— ONE PIECE スタッフ【公式】/ Official (@Eiichiro_Staff) December 17, 2023
尾田っち直筆メッセージはこちら📝
今年は実写版の配信があり、
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『あの島』とは第1090話で言及されている通り、エルバフのことだろう。
ここで気になるのは、「そうなってくるともうアレの奪い合いになりますね」という言葉だ。
現状、海賊たちが奪い合っている『アレ』とは当然、最後のロード・ポーネグリフしかあるまい。
そして、『そうなってくると』という接続詞は、ルフィ達がエルバフで冒険することにかかっている。
つまり、最後のロード・ポーネグリフはエルバフに存在すると考えられる。
【ヒノキズの男】
黒ひげによると、最後のロード・ポーネグリフは“ヒノキズの男”が所有しているらしい。
もし、その情報が正しければ、この“ヒノキズの男”はエルバフを拠点としていることになるだろう。
エルバフは傘下の海賊団が集結しており、赤髪海賊団の「本拠地」と言える国である。
ヒノキズの男はシャンクスと繋がっているのではないだろうか。
最後のロード・ポーネグリフの実際の所有者は、シャンクスだと見ることができる。
【シャンクスの目的】
シャンクスは世界政府とも通じているから、もし最後のロード・ポーネグリフを持っているのが彼だとすれば、シリュウの“ヒノキズの男”の正体に対する
「おれァ政府の人間だと踏んでるがな……」
「実際、世界政府は闇深い……!! 石を一つ持っておきゃあ……」
「海賊達が『ひとつなぎの大秘宝』に辿り着けねェからな……」
という台詞も前振りとして効いてくる。
最後のロード・ポーネグリフは元々は魚人島にあったわけだが、それをシャンクスが持ち出し、隠してしまったのだろう。
【その時】が来るまで、決して誰もラフテルに辿り着けないように。
シャンクスは白ひげに黒ひげ討伐を止めさせようとしたり、頂上戦争においては介入しようとするカイドウを止め、戦争を終結に導くなど、動乱を抑えるべく海を奔走している。
彼はルフィ達が新時代を作ることに期待しているが、その一方で、世界の安定を望んでいる節が見受けられる。
白ひげや光月おでんが語っている通り、次にワンピースを誰かが見つけた場合、世界を二分する大戦争が勃発することになるらしい。
当然、戦乱に巻き込まれて大勢の人々が死に、世界の治安も大いに乱れることになるだろう。
シャンクスは世界の変革と、その過程で発生する世界大戦での犠牲との間で葛藤しているのではなかろうか。
世界大戦を起こすだけの価値ある男に本当になったのかどうか。
ラフテルを前にシャンクスは、最後の壁として麦わらの一味の前に立ち塞がるつもりなのではないかと、私にはそう思えてならないのだった。