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『かくかくしかじか』に学ぶクリエイターの姿(自己紹介)

考える事が大好きな研修医です。
「サクライ(本名)は考えるのが好きなんだなって思った」
て10年近く前と同期と飲んでた時に言われたのをなんとなく覚えていました。
当時は何言ってたんだ?と思ったけど、今は『自分は考えるのが好きなんだな〜』と思います。

堀元見さんの影響でブログを書いてみたくなってかれこれ3ヶ月になってしまいました。
何故こんなに間が空いてしまったのか。
それについて書きたいと思います。

○考える好きの弊害

・忙しかったから。
これはあるかと思います。
業務は基本残業当たり前で、勉強も沢山しなければいけない状況です。
・多趣味だから
楽器を弾き読書をし筋トレをする。
あれやこれやと手を出しているのでやりたい事?やるべき事?を後回しにしがちです。

しかし本質的にこれではない気がします。


話は変わりますが、国語が昔から苦手で作家に対する憧れはあったけど、小さい頃から作文は大体拙い感じになります。
文章読みづら!って読んでくれてる貴方は思ってるかもしれないです。

日常の考えてる事を形にして世に残す為にブログを書こう!と決心した僕がまず最初にやった事は

【新版】日本語の作文技術 (朝日文庫)
をポチる事でした。(読めてない)


○『かくかくしかじか』という漫画

『かくかくしかじか』という東村アキコ先生の自伝的な漫画があります。
東村先生の師匠に当たるスパルタ先生との出会いを通じて自身が漫画家として大成する話を描いた最高の漫画です。

印象的なシーンがあります。

美大受験の為に1年間先生にシゴかれた末、晴れて美大生になった主人公ですが、大学生になった途端に絵が描けなくなってしまいます。

かくかくしかじか2 kindle No.52

楽しい大学生活、周りの才能のある同期、膨らみ続ける自尊心など色々考えてるうちに筆を取る手が止まってしまいます。
課題が進まず塞ぎこんでしまった主人公の元に高校時代お世話になった先生が駆けつけます。

かくかくしかじか2 kindle No.63 64


高校生の頃みたいに鏡みて自画像を描けと言ってくるのです。
ダサいよ〜恥ずかしいよ〜と思いながらも先生に言われ泣きながら主人公は課題を描き進めます。

そんな作品ですが、

かくかくしかじか2 kindle No.56 57

良かったらしいです。


○描くことがクリエイター

1年前医者になった記念にご馳走をしようと母親と飲みに行って、自分の将来の希望や願望を語った時、母親が何気なく言ったことが何故か印象に残ってます。

「大人は思ってるだけじゃ本当に何も変わらないよ。自分の足で自分でやりに行かないと本当に何も起こらない」

自分の話が長くて何気なく言った一言だと思うがハッとしたのを覚えています。

クリエイターには昔から憧れてました。
でも、それがどういう人間なのか昔は分からなかったけど今はなんとなく分かる気がします。

持って生まれた才能を十二分に発揮して誰かの心を揺さぶるような作品を生み出す人物

昔のイメージはこうでした。
ところが、今は

作品を生み出し続けてる人物

こんなイメージです。


考えるのが大好きな僕の頭には、皆があっと驚く哲学や発見を沢山持っているという自負がなんとなくあります。
でも、僕は間違いなくクリエイターではないだろうと思います。

『かくかくしかじか』
ブログにおけるリテラシーが分からないのでこれ以上ネタバレは控えますが、凄く良い作品なので是非読んでみてください。

この作品のように、なりたい自分を目指すべく僕も描いてみようと思います。
よろしくお願い致します。

今日夢がひとつ叶いました。




(1時間以上もかかっちゃった。。。。
このペースじゃ全然更新できんぞ。。。)

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