見出し画像

タワマンに住む人の寮生活

①はじめに

・20代
・都内タワマン在住(30階over)
・各種ステータスホルダー 
(JCB THE CLASS、ANA SFC、マリオットプラチナ、楽天ブラックカード)
・資産形成(不労所得化)
・海外旅行

 


②なぜタワマンに住むのか

一言で言うなら、タワマンLOVEだから 

タワマンからの眺望に萌え、ハイグレードな暮らしにボクは萌えるのだ

タワマンの窓から見える景色・・・ 
朝は日の出、昼は青空、夕方は夕焼け、夜はキラキラ光ると夜景 

                             (写真はイメージ)


この景色が、毎日、好きな時間にいつでも、そして何をしている時であっても、独り占めすることが可能になる

タワマンの眺望として加点になるような富士山東京タワーが見える部屋ならば、毎日エネルギーが部屋の中に降り注ぐ・・・
そんな部屋に住んだら、自然と自分自身のエネルギーがみなぎってくる


③タワマンに住んでから

ありがたいことに、タワマンに住んでからは年収も毎年上がり続けている

時にはうまい肉を食べ・・・

時にはうまいスシを食べ・・・


時には海外に飛び出し・・・

時にはプール付きの部屋でリゾートステイ・・・

タワマンに住んでからはこんな暮らしができるようになってきた
今となってこんな生活ができるようになったわけだが、一番はタワマンのおかげだと割とマジで思っている
わからない人にはわからないし、わかる人にはわかる

ただコレで満足しているわけではない
もっともっと色んなところへいって、美味い飯を食べて、美味い酒を飲みたいんや

タワマンは親からプレゼントされてるんだーみたいな、親ガチャ大当たりなわけではなく、このnoteを読んでくれているほとんどの人よりも極貧な生活をしている気がする

④学生時代編 寮生活

実家を離れてから、初めての1人暮らしとして寮生活がスタート  

「第二のお母さん」のような寮母さんが作ってくれた美味しいご飯を寮生みんなでいただきまーすってする生活

こんな生活だったら、なかなか悪く無いかも🤔

実際は・・・

・提供される飯は一切無し
・自炊をするためには、共有のキッチンを使用、火は有料
・エアコン無し
・門限は21時まで、家族以外の入寮禁止
・女子寮とのコンパ無し
・口うるさい寮母のミーティング週1回、トイレ掃除週2回
・外泊は月3階まで寮長と寮母の許可が必要 
・インターネット回線は1階のロビーのみ、電波鬼悪 
・風呂は大浴場、週2回の風呂掃除

 

家賃が安いこと以外、寮に住むメリット一切無し

まともな奴はこれはあかんわってなって、すぐに退去して一人暮らしになっていくから、 極貧なヤツ変わり者以外は、ほとんど住みつかず・・・

ネトゲ廃人

例えば、ロビーにはケーブルでつなぐ形式のインターネット回線が2つしかなく、全部屋にWi-fiが行き届いていない状態だった

当時、寮内で、パソコンを使ってネット回線につなぐようにするには、このロビーに行ってケーブルでネットをつなぐしかなかった

にも関わらず、朝からずっと1つのネット回線を、カラダもだらしがない多留年のレジェンドが独り占めしている




何をしているのかとこっそりパソコンをみてみると、ずっとネトゲー 

なんと、こいつが寮長だ 

ずっと寮に居続けるとこんな風になっちまうのか・・・
申し訳ないが、こんな風にだけは自分は絶対なりたくないといういい見本になった

軽い鬱状態?

エアコンがない部屋はまさに地獄・・・
夏はほぼパンイチに近い状態で寮生はみんな過ごすし冬は毛布に包まって冬を越す




門限があって9時には鍵がかけられるため、外に飲みにいくことも街に繰り出すことも、億劫になってしまう

飯が出ない寮のため、(なんのための寮やねん)外食中心の生活

なんとか食事に金を使わないようにするため、某うどんチェーン店の、一番安いかけうどんの小を注文し、天かすとネギを大量に入れて膨大なカロリーを摂取

                           (写真はイメージ)


なのだが、こんな生活を続けていると、不思議と何をするにもエネルギーがなくなっていってしまい、外に外食をしにいくことまで億劫になってしまう

部屋には大量のチキンラーメン、カップヌードル、さとうのご飯とレトルトカレー

今思えば、軽い鬱状態みたいな感じだったのかもしれん 


命の恩人、自動販売機

学生時代は本当に金がなかった

奨学金の手続きのために、青春18切符で在来線を乗り継ぎ 雪国へ 



すると雪のため、電車が止まり予定していた通りの時間に寮に帰宅することができなかった

絶望の果て・・・

近くには泊まる宿もない 金もなければ運も無いのか・・・
これは詰んだか・・・

このままじゃ凍え死んでしまう  絶対眠っちゃダメだ 眠っちゃダメだ 
と自分に言い聞かせ、なんとか意識を保つ

意識がぼーっとしてきて走馬灯が走りかけた時、なんとそこには神が舞い降りてきたような一筋の光が! なんという僥倖

自動販売機だ!  


                           (写真はイメージ)

秒で自動販売機にすぐに抱きつく 

暖かい・・・

自動販売機に抱きついて暖をとり、光に群がる虫たちとともに一夜を過ごす

神はまだ自分に、生きろよといってくれているような気がした

この環境からすぐに抜け出さないとやばいことになる・・・

そう直感で感じた  

カイジの地底生活と変わらないか、むしろそれ以下

その出来事がきっかけで、とりあえず寮から脱出してワンルームの一人暮らしを始めることを決意

⑤1人暮らしワンルーム生活

一人暮らしをすると、必然的に家賃が上がる  
寮→1人暮らし にアップグレードする際にかかる費用分を稼がないといけない
学生の身分だが、家賃を稼がないといけない


自分でもその時は意外だったのだが、エネルギー量が高まって行動力が爆上がりしたぶん、思ったよりあっさりと、その家賃分、それ以上を稼ぐことができた

環境が変わること、もうやらなければいけないという状況が作られたことにより、自分のエネルギーが高まって行動できるようになったに違いない 

コレが自分の現在の考え方にもつながるところになっている

金持ちだからタワマンに住むんじゃない
もっともっと稼げるようになりたいから、もっと大きな仕事ができるようになりたいからタワマンに住むんや

寮の大浴場

もちろん、寮の生活が全て最悪だったわけではない

寮での唯一の楽しみだったのは、銭湯のような大浴場
コレは1人暮らしでは味わうことができない

                          (写真はイメージ)


その日1日、大したことを頑張っていなくても、大きな風呂に浸かるのはシンプルに気持ちがいい

ただ、この寮の大浴場には1つルールが存在する 

シャワーのお湯を出す時に、皆に聞こえるような大きい声で「お湯出しまーす」と言わなけらばならない

大浴場で一度に出るお湯の最大量が決まっているため、1人がシャワーを使うと、その隣でシャワーを使える量が少なくなるのだ

隣の寮生がシャワーを使うと、自分が使っているシャワーの圧が下がる


                                   (写真はイメージ)



なので、こういったルールが代々寮生の間で受け継がれてきたのだろう 

初めて1人暮らしをした時
初めての家で1人でシャワーを浴びようとした時
「お湯出しまーす」と1人で大きな声で言ってしまった




寮で生活が、染み付いてしまっていたんだよな
とても恥ずかしくもあり、なんだかエモい感じもあり、寮生活とサヨナラした

寮を引っ越したあとは、3回の引っ越しを経て現在のタワマン在住に至る

何か変わりたいと思ったら、とりあえず思い切って行動
住む場所(環境)を変えるのが強力

それでは

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?