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1分間エンパワーメント

久しぶりに1分間エンパワーメントを読みました。先週いくつか社内で気になる事象が起こりました。全員が一生懸命前向きにひたむきに仕事をしているのはもちろんなのですが、更にいうと、どうしたらもっと自主的、自発的に高いクオリティでしごとに全社員が取り掛かることが出来るのか。そんな事を考えるきっかけとなる出来事がありました。

・もっとクオリティ高い仕事が出来るのではないか
・もっと自責で捉えてより良い改善に導く仕事が出来るのではないか
そこで久しぶりに手にとった本が1分間エンパワーメント「社員の力で最高のチームをつくる」です。

エンパワーメントはトップの考えから始まる。トップが考えを変えなければ始まらない。

この下りからこの本は始まります。

エンパワーメントとは社員にパワーを与えることではない。社員にはもともと知識や経験や意欲というパワーがある。エンパワーメントとはそのパワーを解き放ち、目標達成のためにいかんなく発揮させることである。

エンパワーメント3つの鍵
1,全社員と正確な情報を共有すること
2,境界線を引いて、自律的な働き方を促すこと
3,階層思考をセルフマネジメントチームで置き換える。
1,全社員と正確な情報を共有すること
・個人と組織をエンパワーメントするための第一の鍵である
・社員に会社の状況をはっきり理解させる
・組織全体に強固な信頼感を醸成する
・時代遅れの階層的発想を打ち破る
・自分がオーナーになったつもりで行動することを社員に促す
2,境界線を引いて、自律的な働き方を促すこと
自立した働き方を促進する6つの境界線
①目的 我々の事業はなにか
②価値観 事業をすすめるにあたっての指針はなにか
③イメージ どんな将来像を思い描くのか
④目標 何を、いつ、どこで、どう達成するのか
⑤役割 誰が何をするのか
⑥組織の構造とシステム 仕事をどう位置づけ、どう支えるのか
そして社員が企業のvisionを共有し、その中で自分の役割は何かを理解し、自分がどんな違いを生み出せるかを自覚したときvisionが本当の力を発揮する
3,階層組織をセルフマネジメントチームと取り替える
・エンパワーされたチームはエンパワーされた個人以上の仕事ができる
・はじめからセルフマネジメントチームとして仕事をする方法を知っている人はいない
・途中で不満が出てくるのは自然な反応である
・全員がチームスキルを学ばなくてはならない
・エンパワーメントにはトップの決意とサポートが必要不可欠である
・情報とスキルをあわせ持ったチームは、古い階層思考に取って代わることが出来る

この3つを実践したときにチームそのものにリーダーシップが生まれ、仕事がダイナミックに動いていく、という内容です。改めて自分の身の回りを見直して足りていない要素を追加し、より良い組織づくりをしなければ!と、読んでいて感じました。

20人、50人、100人、300人、1000人、3000人、とそれぞれ組織マネジメントのあり方は変化をしていきます。そういう中でも、絶対に変えてはいけないのは、
・圧倒的な当事者意識
・圧倒的な主体者集団

この2つの要素はより組織規模が大きくなればなるほど更に強くなっていく、社会を代表する、社会をより良くする会社というのはそういう会社だと思います。日々日々自己研鑽に励んでいきたいと思います。

さて、暑い夏が待ってまいりました。みなさん体調崩すことなく乗り切っていきましょう!!!

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