前向きさと学ぶ力
以前、日立製作所 フェローでありハピネスプロジェクトリーダーである矢野さんのお話を伺う機会がありました。組織のウェルビーイングを実現させていくためには前向きであることが大事という話を聞いていたのですが、それにあわせて、私は組織を永続発展させていくために大切なスキルセットは「学ぶ力」だなという持論を持っています。そんな私的に先週非常にショックな事があったのと、こうして組織が弱っていくんだなと感じる機会がありましたので、そのお話を…。
10人程で社内会食をしていた際、おそらく世の中の事象についてあまりインプットしていないんじゃないかな?と感じた瞬間があり、「●●さん、新聞読んでいる?」と聞いたところ、案の定読んでいなく。「え、ちなみに普段どういうインプットしているの?」と聞いたところ、1人は「1ヶ月に数冊本を…。最近あんまり読めていないです」と答え、もう1人は「インプットを全くしていません(汗)」と素直に答えてくれました。(心理的安全性が担保されているということで、ある意味嬉しかったですが…笑)
結果、早速今度本の読み会をしようということになったり、その部署の責任者格が自分のチームに送るメールに上記の件について改善に向けた想いを書いていたり、と健全に危機感を持ち改善行動しているので良かったとは思いますが…。
まあ、色々なタイプがいるので決してインプットをしないことを否定するわけではないのですが、個人的な意見としてはインプットがない人間は良いアウトプットが出来ない。良いアウトプットが出来ないということは部下が育つことはない。ということは社会によりよいサービスを提供することができなくなっていく。ひいては部下は上から良いアウトプットがないことで成長実感が薄れ、ちがう環境に飛び出てしまう、という悪循環が生まれると思っており、自分は若いときからこだわってインプット・アウトプットを繰り返していました。
また、とある勉強会で超有名なマーケティング上手な社長さんにどのようなインプットをしているのか聞いたところ、
「同じ居酒屋にいかない、同じ面子でいかない、同じ会話をしない」
ことが大切というお話を頂き、なるほどと思いました。おそらく、この社長さんはいついかなるときも「コンフォートゾーン」に身を置かず「ラーニングゾーン」に身を置いている。あらゆるシチュエーションにおいてインプットをし続けていて、色々なことを考えているんだろうなと実感しました。これは世の中のビジネスパーソンすべての人が参考にできることだなと思いました。
12月も後半戦。今週末は前回仕事で見れなかった子供のサッカー大会があったのですが、なんと愛する次男くんが足を捻挫してしまい、全治3週間ということで出場できず残念…。
私も読まなければいけない本が山積みとなっており、なにかと追われた気分になっていますが、後半戦も楽しく!明るく!元気よく!仕事していきます!!