一流と三流の差
22期もスタートをして既に2ヶ月が経過。
先週の日曜日は一番下の長女の最後の七五三ということで、家族全員で男性は紋付袴、女性は着物を着て近くの氏神様がいる神社で執り行いました。
子供が本当に大きくなったな〜としみじみと感じて、嬉しい反面寂しい気分にも…(笑)。
次の4月になると、
長男 小学6年
次男 小学4年
長女 小学1年
とついに3人とも小学生になります。特に一番下の長女は年中から年長の間にコロナの関係もあり、どこにも連れて行ってあげられていないので、かわいそうだなと思いつつ…
私は幼稚園、小学校、中学校、高校、大学の卒業の節目にはふたり旅を子供としようと決めています。長男、次男はそれぞれ北海道の阿寒湖にいったのですが、長女はUSJに行きたいとの一点張り…説得をして個人的にはもう少し記憶に残る旅行につれていきたいと今思案中です。
また、先週は些細なことですが「凡事徹底」について幹部社員向けに発信することが多かったので、その話をしようと思います。
私は「些細なことをおざなりにしない」ということをとても大切にしています。というかそういうところから組織がほころぶと思っているからです。
・会議時間に遅れてくる
・会議の時間が予定通り始まらない
・逆に予定通り終わらない
・挨拶が小さい、しない人もちらほらいる
・デスクが汚い、オフィスが汚い
・声が小さい、笑顔が少ない
・指摘ばかりが多く、前向きな会話が少ない
・エレベーターの中で他のお客様がいるにも関わらず私語をしてしまう
・会議で話さない人がちらほらいる
・上司側の立場の人がありがとうという感謝の言葉を述べない
上げればきりがない程沢山あるのですが、こうした事象をほっとくと割れ窓理論じゃないですが、あっという間にモラルが崩れ、組織コンディションが悪くなるという状況を何度も見てきています。
そしてやっている本人は意外とそれができてないことに気づかないものなので、周りが指摘しない限りどんどん悪化していき、それが周りに伝播していくものです。だから上の方がこうなってしまうと勝手に組織がおかしくなる。
こうしたベース、土台があるからこそ、次のイノベーションが生まれるわけであり、当たり前を当たり前にやり続けること、そのものが実は企業の競争優位性にも繋がります。
改めて弊社メンバーはこうし一つひとつのことをおろそかにせず、自分に厳しく、人に厳しい、ビジネスパーソンとして互いに高いレベルを保ち続けることができるそんな関係性をもってもらいたいですし、そういう(ポジティブな)ことが噂になるような素敵な会社を皆で作っていきたいものです。
一流企業と三流企業の差は製品の差ではなく、「社員の品質」の差である。それは6S(整理・整頓・清潔・清掃・作法・躾)がいかに基本に忠実に出来ているか否かによるものと思う。 永守重信(日本電産社長)