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【自問自答ファッション講座】を受けようと思うまで

「どんな提案をしてくれるのだろう」
受講が決まってから約2か月、楽しみにしていた講座を受けました。
そこでたくさんの気づきがあったので、まとめてみたいと思います。

それまでの私

特にファッションに興味があったわけでもない私は、これといった理由もなく適当に選んだ服を着ていました。
例えば職場では、周りに浮かないよう淡い色の無地のシャツなどのトップスにタイトスカートなどの「無難」な服を着ていましたが、それで別に問題もなく、良かったのです。

自分の「年齢」や「見た目」が気になるまでは。

それはある日、突然やってきました。
鏡に映る自分の姿がどうにも野暮ったく思え「まぁ、いいか」とやり過ごせない気持ちが湧いてきたのです。
そのとき着ていた服が似合っていないのかと思い、翌日は違う組み合わせにしてもしっくりこない。その次の日も、また次の日もピンとこなくて呆然としました。

これはもう持っていた洋服を買い直すしかないのではないかと思い至ったけれど、どんな服を買えばいいのか分からずセンスもない。
そんな私がお店に行ったところで選べるはずもないので、まずは知識を得る=自分のスペックを知ることから始めました。

似合う色を知るためにパーソナルカラー診断を、似合うデザイン(スタイル)を知るために骨格診断を受けたのですが、診断に迷うアナリストさんが出した答えに不信感を覚え、セカンドオピニオンのように複数回受けてみたりしました。でもそのたびに微妙に違う結果となり、余計に悶々としてしまうだけでした。

今にして思えば、たったの数種類に分けた分類のうちのひとつの枠にピタッと振り分けられるほど人間の肌の色や体型は単純なものではないし、得た結果を総合すれば似合う傾向が見えるので無駄ではなかったと分かるのですが、当時は藁をもすがる思いだったので「これがあなたの正解です」というはっきりした答えが得られなかったことがすごく残念でした。

一方で服だけじゃなくヘアメイクのアップデートが必要なのでは?と思い至り、改めてメイクを習ったり、骨格に合うヘアスタイルを提案してくれるという美容室に行ってみたりもしました。

ヘアスタイルが変わったことで同僚に「いいね」「似合うね」と言ってもらえるようになり嬉しい思いもありましたが、そうなってみるとやっぱりファッションの残念さが目に付くようになり、なにかヒントはないかと顔タイプ診断を受けました。

結論から言うと、顔タイプ診断で自分のスペックについてある程度の結論を得ることができました。(この話はまた別の機会にまとめたいと思います)
診断してくれたアナリストさんの解説が分かりやすかったので、さらにスタイリングレッスンを受けたところ、以前に比べればグンとよくなったと思えるまでにはなりました。(あくまで自分比です)

制服化を考える

そうなると欲が出て、自分に「似合う」だけでは満足できなくなりました。
私の場合はカジュアルアイテムが似合うとされるのですが、職種的に職場でカジュアルなファッションをすることは難しいです。
それに何よりも毎日何を着るかに悩んだり、選んだコーデに自信がなかったり気に入らなかったりで凹んでしまうのが嫌になってきていました。

服に迷うことで気分が左右されるぐらいなら「いっそのこと毎日着る服のセット(=制服)を作ってしまえばいいのでは?」と気づき、自分なりに制服案を考えてみました。

「私服の制服化」というと、まず頭に浮かぶのはミニマリスト的な「白いトップスに黒っぽいボトムス」みたいなイメージだと思います。
そんなスタイルも嫌いではないし「制服」だからそれでいいかと思うけれど、なんだかつまらない。
そんなとき、あきやさんのnoteに辿り着きました。

制服化を実践した方はみんな「今まであんなに服を持っていたのに、私はおしゃれじゃないと感じていた。制服化することで自信がついた。」とおっしゃいます。これは「一つのスタイリングに時間と愛とお金を集中させたから」だと思うのです。まさに「選択と集中」ですね。自問自答ファッションではおしゃれとは「人に褒められること」を超えて「自分が考え抜いたと言う自信を持てること」だと思っています。

制服化することがオシャレに繋がっているなんて思いもしませんでしたし、
オシャレに対する考え方にも衝撃を受けて他の記事も読みました。

「これが私」と表現している制服を身にまとっているあきやさんの姿に、私にはない自信が感じられて羨ましく、私もそうなりたいと思い、ちょうど募集されていた講座に申し込みました。

運良く抽選に当たったものの、あきやさんに会えるのは2か月後。その間に秋谷さんのnoteを参考に、自分なりに「私らしい」制服を考えることに費やしました。どんなふうに考えたかは、次のnoteでお話したいと思います。


ここまで読んでくださってありがとうございました。

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