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私の【断服式】記録(2024冬Ver)

こんにちは、自問自答ガールズの凛です。
今回は断服式の記録です。

断服式については、あきやさんのこちらのnoteをどうぞ ↓↓

断服式のイメージは「次のシーズンを心地よく過ごすための服を厳選すること」です。

🛍衣替えはいつすればいいの👀?断服式のススメ👗|自問自答ファッション通信|あきや あさみ (note.com)

🌸春…3月1日(春コート、ブラウス、パンプスなど)
🍉夏…5月1日(Tシャツ、薄手のボトムス
、薄手のワンピース、サンダルなど)
🍇秋…9月1日(薄手のニット、ジャケット
、カーディガンなど)
⛄️冬…11月1日(厚手のコート、厚手のニット
、ブーツなど)
※書籍の中では夏の断服式を6月1日と書いていたのですが、最近は「5月1日」を推奨しています🙇‍♀️

🛍衣替えはいつすればいいの👀?断服式のススメ👗|自問自答ファッション通信|あきや あさみ (note.com)

前回の記録はこちら ↓↓



キーワードは「自分を大事にして選んでいるか」

前回から引き続き、手持ちのアイテムについてどう感じているかを言語化していくことを意識していました。

現状の着用アイテムたちに過不足も不満もないので、毎日「何を着よう?」と悩むことなく過ごせています。そのため、今回は洋服以外のアイテムに注目して記録を残しておこうと思います。


そのきっかけは、不注意でコップを割ったこと。

以下「コップ」と表記しているのは、飲み物を入れる容器の総称です。
私が割ったのは持ち手の付いたコーヒー「カップ」です。

「コップ」と「カップ」の違いについて改めて調べてみて知りました


お気に入りのコップ(コーヒーカップ)を、飲み終わって机の上に置こうとしたときに目測を誤って床に落下させてしまいました。

その瞬間は「割ってしまった」という後悔の感情に包まれたのですが、しばらく経って湧いてきたのは「自問自答のチャンスだ!」という前向きなものでした。

生活していく中で、持っているアイテムについて持ちすぎていると思うことはあっても足りないと思うことはほとんどありません。
今回割ってしまったコップにしても、使い勝手やお気に入り度は違ってもほかのコップがあるので困らないことに改めて気づきました。

お気に入りのアイテムを使える・使えないという事実に気持ち(気分)の面では違いがあるものの、ないからと行ってすぐに次のコップを手に入れようという気持ちにはなりませんでした。

そうやって突き詰めて考えてみると、なくても問題ないと思えるものたちに囲まれているのだと痛感したのです。

そして「なくても問題ないのは、そこまで愛していないからでは?」と思い至りました。

例えば、割ってしまったコップはある飲料メーカーの商品についていた景品でした。この景品欲しさに商品を買ったものなので確かに気に入ってはいたものの、その場の勢いで手にしたものでした。

「デザインが好き」「使いやすそう」「お手頃価格」など、理由は様々ではあれど気軽にアイテムたちを増やしていった結果、吟味を重ねて手に入れたわけでもないアイテムたちに囲まれて暮らしていると気づいて衝撃を受けました。

それでこの先、安易にアイテムを増やさないようにしようと決めたのです。

新しいものが入ってくる隙間を作ると

お気に入りのコップを割っても代わりになるものがあるので新しく迎えることはないと思っていたものの、代わりのコップたちに対する使い勝手の悪さからくる不満もあり、漠然と「次はこういうコップがいいな」と条件を思い浮かべていました。

・ゴクゴク飲みたいというよりも、少しだけ飲みたいと思うことが多いので小さめ(容量が少なめ)がいい。
・熱いもの、冷たいものを持つために取っ手があるものがいい。
・陶器のコップより、中身が見えてデザインがシンプルなガラスのコップがいい。
電子レンジで温めることができるものがいい。

すると、その条件を満たすコップが現れたのです。

思い描く姿をしたコップを手に取って、その馴染み具合に心を惹かれつつ、その場を後にしました。

一点ものではないので今すぐ買わなくてもなくならないし、何より手元にはお気に入りとは言い難いけれど使えるコップがある。
安易にモノを増やさないと決めたばかりだし、自分が思い描く条件に合うコップが存在していることを喜びつつ、じっくり自分の心と向き合ってみようと思いました。

そんなとき心に浮かんだのは、どこかで見かけた言葉。
捨てると入ってくる

少し調べてみると風水や断捨離の話の中で出てきました。

私の場合は捨てたわけではないのですが、結果的に新しいものが入ってくる隙間を作ったことで、より良いものと出会えるのだということを体験できました。

そして、熟考の末にコップを手に入れることにしました。

そうして食器棚に入れて眺めているうちに使いたいという気持ちが湧き、新月を機に使い始めました。
大きさ(容量)といい、フォルムといい、気に入らないところがないコップは幸せな気持ちを運んできてくれます。

すべてを相棒アイテムにはできない

選び抜いた愛するアイテムだけを使いたいと思う一方で、すべてをそうは出来ないと思い知った出来事もありました。

冬を迎えるというこの時期に、雪が降る地域に行くことになりました。
その地域に暮らしていたこともあるので冬靴(雪道対策されている靴)も持っているのですが、必要なのは黒いフォーマルな靴。あいにく手持ちは茶色のカジュアルなブーツで、そのときにしなければならない装いにはどう考えても合わないのです。そこで手持ちの黒い靴に滑り止めを付けるか、新しい靴を購入するかの選択に迫られました。

じっくり検討する時間がないので必要な場面だけは手持ちの黒い靴に滑り止めを付けることでその場を凌ごうと思ったのですが、いざ準備を始めると持ち物があれもこれもと増えていき、靴をひとつ余計に持つことが負担になりました。

そこで滞在中ずっと履ける黒い靴を購入することにし、限られた時間の中で見つけた最善と思われる靴にインソールを入れるなど出来得る限りの対策をして出かけました。


天候にも恵まれた結果、何とか耐えられました。
ただ長時間履くことで試し履きの時点では気づかなかった問題点も見つかり、同じような状況になったときにこの靴で出かけるのは辛いと思いました。

今回の用事は終わったけれど次の機会に備えて、この靴を履き続けることを諦めて改めて相棒となる靴を探そうか迷っています。

先日のあきやさんの講演会(三省堂書店めくる塾)の中で、あきやさんは雨の日のイベント用に用意した長靴を用事が終わったら売ったとお話されていましたが、私はそこまで思い切れず結論が出ていません。

自分の気に入らないものが家の中にあることが耐えられない(意訳)と仰っていたことがものすごく衝撃で、私はそこまで考えてアイテムを揃えていないと痛感しました。

それが良いとか悪いとかではなく、自分の軸がしっかりあることが羨ましかったのです。


あきやさんのように、いざとなったら必要なアイテムをレンタルしてその場を凌ぐことはできると思うのですが、今回の経験から私の場合はその選択肢ではソワソワしてしまうと痛感しました。
選び抜いた相棒アイテムに囲まれて過ごしたいけれど、場合によってはそれは難しいことにも気づきました。

厳選した相棒アイテムと、そのときの最善アイテムとの同居が私の心の安定になるのだと気付かせてくれる出来事でした。

相棒を選び抜きつつも、必要な(最善の)アイテムも持つという「理想と現実」の同居が、自分が今できる最高のスタイルだと思っています。

最近の私の靴事情

靴の話が出たところで、手持ちの靴についても記録しておきます。

・履かない(履けない)靴を処分
足の状態が良くないので、買ったものの履く機会がない(正確には、履いてはみたもののすぐに足が痛くなったため放置していた)ほぼ新品のパンプス2足を思い切って処分しました。
それでも自分の足が細幅であることを知り、セミオーダーで作ったパンプス1足と、デザインが好きなパンプス1足は処分しきれず残しています。

ここ一年ほどは相棒シューズがスニーカーとレースアップシューズに固定されたものの、いつかまたパンプスを履く日が来るといいなと思っています。

・冬はスニーカーよりブーツを履きたい
足への負担を考えてスニーカー通勤が続き、相棒のレースアップシューズ(革靴)すら履かない日々を過ごしています。
これから迎える冬の間はシューフィッターさんにお勧めいただいて手に入れたブーツをメインに過ごしたいとは思っているのですが、現状ではなかなか履きづらいのです。

それでも状態の良い日には、インソールを入れて短い時間だけ履くなどの工夫をしながら履いていこうと思います。

今回は洋服ではなく、コップと靴という脇役?アイテムを中心に断服式の記録をまとめてみました。

これからも自分を大事にしてアイテムを選び、自分のペースで自問自答を続けていこうと思います。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

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