第1回ΣNEOのボードゲームの集いin新潟マーダーミステリー体験会
令和3年7月18日新潟市で自身が代表の団体「ΣNEOのボードゲームの集い」を発足、団体の初の活動として新潟市のレンタルスペース「クロスオーバー」さんで、「マーダーミステリー体験会&ボードゲーム体験会」を開催しました(告知画像当団体副代表作成)
ボードゲーム体験会についてはこちらから↓
https://note.com/neo_boardgame/n/na6f2ceab27b8
マーダーミステリー体験会は7名様+見学者1名様を迎え「何度だって青い月に火を灯した」を公演しました
マーダーミステリーとは、
物語の登場キャラクターの内のひとりになりきり、物語中に発生した事件をそのキャラクターの立場で推理し物語を進行させ事件の解決を目指す体験型エンターテイメントです
そのエンターテイメントのGM(ゲームマスター)に今回のイベントで初めて挑戦しました
GMはゲームを円滑に行えるよう進行管理を行います、基本的に進行管理を正しく行う事が出来れば良いのですが同じシナリオでも細部は、担当するGMにより異なります
マーダーミステリーとはゲームの性質上1つのシナリオは1度しか遊べません
全てを知っているプレイヤーがひとりでも居たらそのゲームは成立しなくなってしまいます
故にマーダーミステリーは「生涯で1度きりのエンターテイメント」なのです
私はマーダーミステリーのGMをするにあたって、どうしたらお届けする皆様に生涯で一度の体験に相応しいゲームに出来るか、物語に没入してもらえるのか、自分のGMとしてのカラーを出すにはどうすればいいのかずっと考え、今回の公演で独自の手法を取り入れました
私は学生時代演劇部に所属し、舞台上で自分じゃない誰かを表現する事に青春を捧げてきました
自分じゃない誰かになる、これはマーダーミステリーでも共通する事です
ですがマーダーミステリーでは一般的に演技(ロールプレイ)はしてもしなくてもどちらでもいいと言われている為、演技をする人、演技をしない人、演技をしたいけど周りの様子を見て出来ずにいる人
色んな人が存在してしまい、自分の担当キャラクターとして物語に入れていないプレイヤーをたくさん見てきました
生涯に1度しか出来ないものを、中途半端な形で体験するのは勿体ない
この事に着目し、一般的に演技をしなくても良いものと言われているところを、私は敢えて「演技をしてください」と演じることを強制しました
没入する為には自己の人格を取っ払う為、たくさんの方に演技をする楽しさに気付いて貰いたい為です
「演じることを娯楽にする」
これを自分のGMをする上でのテーマと掲げ、独自要素をいくつか導入させて頂きました
演じることへの障害を減らし、プレイヤーがそれぞれ担当キャラクターに自然となれるようなお手伝いをさせて頂きました
結論を言うと、このGMスタイルは大成功でした
プレイヤー全員が自分の担当キャラクターとして物語に没入していました
プレイヤーの皆様の終了時の表情を見て、自分のスタイルは間違っていなかったと確信しました
誰からともなく自分のGMスタイルを「蓮沼式」と呼称してくれましたので、これからこの我流スタイルでたくさんの方にマーダーミステリーをお届けしていきます
私はこの新潟公演を皮切りに、山形や福島でもマーダーミステリーの公演を始めます
マーダーミステリーは未だに特異なもので、GMを務める人も少ないので経験出来ずにいる方がたくさんいます
そういう方へボードゲーム同様、マーダーミステリーも「伝える」為更に活動していきます