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「悪魔と夜ふかし」「LATE NIGHT WITH THE DEVIL」映画レビュー


◆「悪魔と夜ふかし」「Late night with the devil」
◆TOHOシネマズ

あらすじ💫
1977年ハロウインの夜。テレビ番組「ナイト・オウルズ」の司会者ジャック・デルロイは、視聴率低迷を打破するため生放送でオカルトライブを行う。
霊媒師、ポルターガイスト、悪魔祓いなどで視聴率は鰻登り。しかし番組がクライマックスに達すると恐ろしい惨劇が巻き起こり・・・・
過去のテープが発見されるという、いわゆる「ファウンドフッテージ」作品。70年代のテレビ番組へのオマージュを感じさせる。

<懐かしいですねえ いいですねえ賞>★★★★☆(星5つ最高評価)

なるべく情報入れずに見にいって正解。
レトロなTVショーの世界観がしっかりと作られているので没入感がとても良き。
古っぽいチープな美術、お決まりの演出、古めかしいファッション、CM中に流れる静止画「しばらくお待ちください」等々本当に良くできていました。
画質もなんだか荒い感じでほんとに昔のフィルム見てるような不思議。
胡散臭い霊能者とそれを化学で証明すると息巻く、これもまたお金の」匂いをぷんぷんさせた見識者(?)とのバトル(途中でウオーレン夫妻の名前も出したりなんかして)もなかなか見応えあり。視聴率のためになんでもござれのプロデューサーと司会者のやりとりとかデジャブ感が半端ない。

*ちょっとネタバレ*
クライマックスに盛り上がりに欠ける、、、というレビューも見受けられたけど
多分あえての安っぽさ(例え悪くてすまぬ)だからこそのリアルがあったのではないでしょうか?途中で黒いゲロッパ吐くとか「エクソシスト」へのオマージュであろうし、少女が覚醒するCGが懐かしの「キャリー」(もちろんオリジナル版のほう)を彷彿とさせてなんか胸熱でした。

という意味ではオカルト・ホラー映画と単純に括るとレイティングは低くなってしまうけど映画好きな人にはどハマりするなかなか面白い作品ではないでしょうか?

オーストラリアの作品とのことで、ジェームズワンとか排出してるし、なんなのホラーの宝庫なの?




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