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警察庁の検証見直し報告書を受けて
本日は、先般公表された警察庁の報告書を受けて、大和西大寺に赴き安倍総理が凶弾に倒れた現場に改めて手を合わせました。未だに消えることのない喪失感を埋め合わせる事は出来ません。人命に軽重はありませんがそれでも唯一無二の存在であった、今後も変わらず日本社会に様々な貢献をされるだろうと多くの人が思っていた政界のヒーロー(と呼ばせて頂きます)がいなくなったという事はただ「人一人が亡くなった」という言葉で表せるものではないと思いますし未だにこの事実を受け止めきれません。
残された我々がすべきはこの悲劇・テロからあらゆる教訓を得るという点に尽きると思います。日本の平和ボケ意識は根強く残っており、ある意味「性善説」に立った考えの人が多くいるのではないかと思います。実際この10年、20年はそのような状態でもそこまで重大な問題がなかったという点は、日本という国の平和性を象徴していると思いますが、もはやそのフェーズは終了しています。
僕は、高校生くらいから「日本は何かが起こってからでないと学ばない」国であると思っていましたが、であるならば、せめて「何かが起こった時くらいはそこから多くのことを学び今後に活かす為に大きく変わってほしい」とも思います。
【資料】
令和4年7月8日に奈良市内において実施された安倍晋三元内閣総理大臣に係る警護についての検証及び警護の見直しに関する報告書https://www.npa.go.jp/bureau/security/kennsyouminaosihoukokusyo.pdf