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メタ:2023年 第1四半期

メタがメタバース部門のリアリティラボで約40億ドルの損失を計上したものの、第1四半期の堅調な業績で57億ドルの利益を上げた。2022年の損失に続く今回の損失だが、ザッカーバーグ氏はさらなる損失が予想されると説明。しかし、同社のAI部門の発展により、損失が相殺されていると述べた。

ザッカーバーグ氏はAIを「最も大きな投資」と称し、メタのメタバース戦略が最優先事項であると強調。AIとメタバース技術は相互に支援し合うと説明。「AIエージェントの具現化に、過去数年間のアバターへの投資が活用されるだろう」と述べた。

同氏は、クリエイティブで表現豊かなツールのスイートの構築と、AIペルソナ開発による人々への支援に焦点を当てると語った。WhatsAppやMessengerのテキスト、Instagramの画像フィルター、ビデオやマルチモーダルな経験などを探求していると明かしたが、「本当に未来的な経験」の提供には、「多くの基盤となる作業」が必要と付け加えた。

好調な第1四半期の結果を受けて、メタの株価は取引後に11.7%上昇。メタは今後もAIとメタバース技術の相乗効果を追求し、長期的なビジョンを実現していくと見られる。

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