愛の包容と孤独 -30days
ブレイクタイム。いつもとは違う場所で休憩しようと思い、メインステージの後方ね席で、唯一持参してきたチョコクッキーを頬張っていた。
虚空を見つめ、とりわけ何かしていたわけではない。
ステージが始まって、周囲が少し賑やかになった。
ステージから鳴る騒音の中、まもなく、
突然として感極まる感情が自分の喉仏を締め付けた。
なぜ涙を流しているのか自分でも分からなかった。
ただそこには、寂寥としつつも、不幸ではない複雑な感情がそこにはあった
温かさと寂しさが混じりあった複雑な感情。
勿論みんなすごく寛大で優しい。
この世界から消えようとした自分の存在をありのまま受け入れてくれた。
これは決して当たり前のことではないと思っている。これは一つの奇跡だと思う。
そして自分は幸せ者だし、毎日みんなに感謝している。
ドバイの夜のテーマパークには多様な文化圏家族や子供、恋人たちが行き交い喜びと熱気に満ち溢れている。
ポツンとひとり座って、世界、宇宙全体が愛に包まれているようだった。
その安心感に包まれた今、ふとしたとき孤独を感じる瞬間がある。
心から愛する人に出会うことは、人生で最も重要なことの一つなのかもしれない。
ここで私は愛を学んでいる。
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