「リバモアの株式投資術」の分析を終えて
今週(1月20〜24日)が終了、日経平均-26.89円安の39,931.98円でした。
トランプ大統領の就任式も終わり、日本銀行による金融政策決定会合で、政策金利は0.25%上がり、0.5%になりましたが、織り込み済みなのか大きな動きはありませんでした。
チャートを見ますと、BOXの高値に近づいており、ブレイクしそうな感じですが、まだ方向感はありませんので、全体的には来週は引き続き様子見になります。
さて、今週もnoteを更新せず、日々のチャートにも時間をかけず、何をしていたかと言うと、引き続き「リバモアの株式投資術」を分析していました。
先週、「おおよそブレイクしたポイントを指すようです」と書きましたが、違うことがわかりました。簡単にまとめると、
下降トレンドの終了局面で買い。
です。ルールで言うと、10-d、10-fです。
では、現在の株価に当てはめる場合、大きな問題になるのは、記載されている6ポイントとか3ポイントなどのポイントを、現在の株価で当てはめた場合、どの指標が適切かが不明と言うことです。
また、売りポイントが存在しません。これは、拡張ルールとして、逆のパターン(上昇トレンドの終了局面で売り)を採用するのが妥当かと思います。
最後に記載がある「チャートと説明」も重要で、ルールを補足するものになっています。買いポイントのヒントはここにあります。
なお、書籍にある表は白黒なので、赤線、黒線の区別がつきませんが、原文を探していたところ、ネットで見つけることができました。
なお、本書(日本語訳版)の27Pには、上昇トレンド中の押しのあと、新高値で買いに出る、とあります。なので、下降トレンドの終了局面と、上昇トレンド中の押しのあとの新高値が、買いポイントとなります。
リバモアの分析は一旦ここまでとします。次は、2024年値上がり銘柄の分析(<2901> ウェルディッシュ)を再開したいと思います。