【葬儀ナレーション作成】記憶の中にあるパーツを細かく描写して、短くとも心に届く文章を作る
久しぶりのTips記事となってしまいました。更新は滞っていましたが、その間もずっと現場の仕事は入っていましたので、今回は、このところよく使っている手法を、例文と一緒にご紹介します。
葬儀(ご寺院さまなど司式者が主導の時間)そのものの時間と、告別式まで含めた式典全体の時間の兼ね合い、火葬場の予約時間など、さまざまな現場の事情により、ナレーションを少しタイトにまとめたいときがあります。
だからと言って、そこで定型文を使って手を抜くことなく、ご家族の方に寄り添った原稿をきちんと仕上げて、短くとも心あるナレーションを作りたいものです。
私の場合、普段は4分30秒~5分ほどのBGMにおさまるように原稿(800~900文字)を作っているのですが、上記のような場合、2分半~3分半ほどにおさめるようにしています。
こういうときは、すべてを盛り込めない代わりに、印象に残っているシーンを、あえて細かく言葉にし、掘り下げて描写するようにしています。
イメージとしては、モノクロやぼんやりとしていた風景が、カラーではっきり見えるようになるお手伝いをする感じです。
ここまでで、ちょっとしたヒントになった方は、ぜひ、日々の文章作成にて実践されて、反応を見ながら自分なりにいろいろ挑戦してみてください。
例文が欲しい方は、以下の有料スペースに具体的なテクニックと例文を書いておきますので、参考にしていただけると幸いです。誰にでも当てはまるものではありませんが、文章の組み立てのコツはお分かりいただけると思います。
※例文の設定は架空のもので、オリジナルです。内容により、第三者目線のものと、ご家族目線の文章が混在しています。
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