勝てるデザイン養成ギプスに挑戦します
皆さんこんにちは!
九州でDTPとWEBのフリーランスデザイナーをしています。
Nenpa_と申します。デザインとアートと写真が大好きな文字量の多い猫好きです。元グラフィックデザイナーで1度育児でリタイアし、最近になってフリーランスデザイナーとして復帰しました。
いま私は「勝てるデザイン養成ギプス」というものに挑戦しています。
それって何なの?美味しいの? と思われる方々にご説明です。
勝てるデザイン養成ギプスとは?
デザイナー前田高志さん著「勝てるデザイン」ってご存じですか?
デザイナー(またはデザインに関係ない方も)、デザインとは、が書かれている指南書。とてもわかりやすいデザインの道しるべが書いてある、デザイナーには涙もののバイブルです。正直、これを手にした時は脳内に爆弾が落ちました。この本以前のデザインのキャリアに関する本は全て難解で、真の共感と駆け出しデザイナーの気持ちに寄り添うものがなかったから。
この巻末にバキバキにデザイン力が身につくワークがついているんです。
その名も「勝てるワーク」!! 今回、この本の著者でありデザイナー前田高志さんがビシバシ鍛える「勝てるデザイン養成ギプス」という企画にどうしても参加したいのです。その参加必須条件が1-15までの巻末ワークを全て行うこと!!!ギプスの募集要項はこちらです。↓
勝てるデザイン養成ギプス募集要項
え??!!! 私そのものじゃないですか!!
神サマ!!! もうこれは、トライするしかない…!!!
志望の動機
熱量ならあります。しかし、実務経験がない。
え!ちょっとちょっと!あなた年齢お幾つですか? 結構、…ゴフッゲンゲンすよね???
デザイナー実務経験者なんですよね?
で、育児でリタイアした後、今はフリーランスなんでしょ???
…いや、 そうですよ。そうなんですけど、実は… 育児でデザイナーをリタイアした後、9年間のブランクがあります。
待て待てーーー!!9年っていったら?
ツールから何から、まるっきり違いますよ???
… そうなんです。
しかも私がフリーランスだった頃は、まだまだデジタル化が進んでない頃でインターネットなんてまだボチボチでした。Flashが出てきていた頃。Illustratorは8.0です。… そうです!気づきました??
私は、ちょうど前田さんと同じくらいの年齢なんです。
育児でリタイアを決めた頃、多くの企業では育休利用者はほぼ皆無。
子どもができたら辞めるのが当たり前という状況でした。だから思ってしまった。「デザインを辞めなきゃいけない」「両立は無理」
1度辞めたら子どもが3歳になるまでは保育園に預けない。だってそれが世間の普通。SNSもまだ浸透していません。ネットでのつながりやブログの情報は、ほぼ生活に関する内容ばかり。復帰しようにも、デザインの情報がなかったんです。
いわばすっぽりと時代の穴に落ちた世代。モヤモヤしたトンネルを抜けて、さぁ、働くぞ!と光を見た頃には 既にブランクの壁が大きすぎました。
ま、眩しい…!デジタル時代の到来が眩しすぎて直視できない。
イラレのツールが、配置から機能から、まるっきり違っている…!
独学しようにも、さっぱりわかりません。やばい、デザイン業界の現状もさっぱりわからず。ツテもない。だって同世代のデザイナーはみんな「子どもが生まれたから仕事を辞めている」。そういう世代です。孤立無縁!!ドドド、どうしよ。
前田デザイン室との出会い
Twitterとか初めの頃にアカウント作ったけど、ビビって何も発信しなかったっけ…。誰かと繋がらなきゃ。やってみようかな。
色々調べているうちにふと、前田デザイン室っていうコミュニティーを見つけました。ん?? うわーーー!!なんだか勢いがスゴイ!!!!
ていうか、ちょっと、好き放題すぎない??? まるで文化祭!!!
しかもデザイン専門のコミュニティなんて、私にうってつけです!!!!
… ということで入っちゃいました。今から1年半前の2020年の10月。
扉を開けると、それはそれは、仕事では味わえないクリエイティブ。鼻血が出るほど濃い内容。現役のデザイナーの方々と自然に交流ができ、皆さんもれなく人柄があたたかい!!
未経験者の背中をドンと押してくれる風土も大変勇気づけられました。現役のデザイナーさんからのご意見をいただきながら、バナーを作ったり、普通じゃ目にすることのないようなプロジェクトのミーティングを見ることができたり。
デザイナーだけじゃなくさまざまな職種の方もいます。多種多様で自由!
こうやって物を作っていくのか!!!おもしろすぎる…!!!
1年ほど経った頃、ほぼツールにも慣れ、昔の感覚も戻ってきていました。
しかし20代の頃はかなり真剣にデザインをやっていたので、その頃に作れていたデザインと、今のデザインとの差に納得ができません。
「前はこんなじゃなかった…」自分の出来なさ加減に嫌気がさします。
スピードも遅い。修正にも弱い。レイアウトだって、もっと柔軟に組めていた。文字のあしらいも… あれ、このツールはどこに行っちゃった? あ、ココ?? ていうか今、ボタン1個でコレできるんだ…?!(ショック)
もっとバリバリと作りたい。スピードを上げて、ずっしりと中身の詰まったデザインがしたい。ブランクの壁の高さを改めて感じ、不安に思っていた時に、前田デザイン室で新しいプロジェクトが立ち上がりました。
そう、あの赤い表紙の書籍、「鬼フィードバック」です。
前田さんから「デザインに対する愛のダメ出し」=「鬼フィードバック」を受け、そのやりとりを書籍にする。という企画でした。
よし、これに参加だ…✨ 絶対にフィードバックを受けるぞ!!!!
猛烈な勢いで参加を表明。しかしなかなか順番は回ってきません。
うわぁぁ、このままではもう決まらないかも… と、その時!!
「ロゴのブラッシュアップ」というお題の募集がかかりました。
はい!!手を上げたのが早く、無事に決定。やったーーー!!!!!!
このお話は長くなるので別途Noteにまとめますが、長年のブランクでなまった目と腕を再び磨き上げるキッカケになった大変有益な時間でした。大変貴重なご機会をいただき、本当にありがとうございました。
ブラッシュアップの総量が壮大で不気味に感じるかもしれませんが、こんな感じで既存のロゴをちょっとずつ改変していく作業です。
(当時のamazon特典にて公開)
でも… 私は一つ、本当に我儘な心残りがありました。
それは「自らデザインしたものに対するフィードバックを受けてみたい」という願望です。今回は既存のロゴのブラッシュアップだったため、私のデザインに対してのフィードバックではありませんでした。レイアウトや文字組みなど、自分の作ったものがどうなのかが知りたい…。
伸び悩みの理由
正直、今まさに伸び悩んでいます。ブランク明けから数えると、前職でやっとインハウスデザイナーとして1年(アパレルでコロナ退職)。デザイナーは私一人の状態のため、他者視点でのアドバイスはない環境でした。その後、ブランクを埋めるためにデジタルに強くなろうとプログラミングスクールを出て、フリーランスとして半年。デザイン周りの技術やツールの情報は把握しましたがどれもが新しく身につけたものばかりで、技術習得の為にデザインに割く時間は大きく減ってしまいました。ザッとデザインできたとしても、それだけではまだまだ。より一層、クオリティの高いものが作れるようになりたい。
長年デザインを追いかけてきた分、頭でっかちになってしまい
自分のデザインがまだまだなのがわかります。
ブランクが9年間できたおかげで、技術スキルが半端に。
過去の自分と比べて、劣っている今の自分を払拭したいのです。
実務的なスピード感と、レイアウトの引き出しを増やしたい。
納得のいくいいデザインが、スピーディーに作れるようになりたいんです。
今の自分は、過去の自分に負けている。勝ちたいのです。
過去の自分を超えて、現在の自分としてフルリニューアルしたい。
胸を張って「復活しました」と言えるように。
だから私は、
勝てるデザイン養成ギプスへの参加を希望しています。
ここまで読んでくださってありがとうございます。
日頃はこんなツイッターやっています。よければ友達になってください。
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