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note記事 「斉藤佳苗 『LGBT問題を考える 基礎知識から海外情勢まで』 : うんざりだ。」 コメント欄での「やりとりログ」

私の「note」記事に一昨日(2024年12月20日)以降、多くのコメントをいただきました。
なかなか興味深い(2種類の)議論になったと思いますので、記事にして(ポストを立て)、皆さまにご紹介しておきたいと思います。

さて、コメントのついた当該記事とは、私が本年「2024年10月31日 13:11」にアップした、下の書評です。

斉藤佳苗『LGBT問題を考える 基礎知識から海外情勢まで』:うんざりだ。

この記事には、アップして1ヶ月ほど経った「2024年11月20日 10:18」に、「トランスジェンダリズム(=性自認至上主義)反対派」(以下「反トランス派」と略記)らしき、「趣味」というハンドルネームの方からのコメントがひとつあって、私がこれに対しレスを返して以降は、しばらくコメントの書き込みはありませんでした。

ところが昨夜、約1ヶ月弱ぶりに、「KS2024」というハンドルネームの「反トランス派」の方と、同じく「反トランス派」で『LGBT問題を考える』著者である「斉藤佳苗」さんが(ハンドルネームである「エスケー」名義で)コメントを下さいました。

その後、翌朝になってから「KS2024」さんからは早々に返事があって、結構なやりとりになって、それが一段落した後、次は「エスケー」さんとのやりとりとなりました。

はっきり言って、「KS2024」さんとは、まともな議論にはならなかったと私は考えますが、まあ、そのあたりは、人によって感じ方も違うでしょうから、下の「全ログ」に直接当たっていただいて、それぞれに判断していただければ良いと、そのように考えています。

「KS2024」さんも、

『私のXアカウントは@k2Bo5rRSaaJaDk5です。
この議論についてはすでにポストしていますので、よろしかったらご覧ください。』

と書かれていましたので、短文しかアップできない「X」で、どのように紹介するものなのか、私としてもとても楽しみなのですが、ただ、ご承知のとおり、私は「X」のアカウントを永久凍結されているため、残念ながらそちらは確認できないので、確認できる方にご確認いただければ、と思っております。

ともあれ、こちらでは「全ログ公開」ですので、「KS2024」さんの「ポスト」と比較いただければと思います。

次に「エスケー」さんのやりとりですが、こちらについては、「トランス推進派」が政治的な判断から排除し、「反トランス派」は、それを「推進派」への攻撃の材料にしているだけで、当事者のことをどちらも切り捨てがちな「小児性愛者」という難問について、突っ込んだ議論となり、期待以上に「本音のやりとり」ができました。
私としても本当に久しぶりの気持ちの良い議論ができたと満足しておりますし、お相手くださった「エスケー」さんに、とても感謝しております。

ともあれ、以上のすべてのやりとりは、下に示しておりますので、是非ともご一読いただきたいと願っております。

なお、コメントのやり取りの際、相手の文章の「引用」が多くなっているため、一見したところ、膨大なログに見えるかもしれませんが、実際には、見た目ほどではないので、ご安心いただければと思います。

また、それぞれのコメント「投稿者名」の前には、私がここへ収録するにあたって「整理番号」を振りました。最初の2つは、今回のやりとりとは関係ないので(01)(02)とシンプルに振って、あとは「全ログの通し番号-発言者頭文字-発言者別通し番号」として、例えば(05-N-02)は(全ログの中で5つ目のコメント-年間読者人-年間読者人の2つ目のコメント)という具合になっております。

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(01)趣味
2024年11月20日 10:18

マジョリティに寛容な社会はマイノリティにとっては地獄、このnoteではっきりした

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(02)年間読書人
2024年11月20日 11:30

コメント、ありがとうございます。



問題は、ひとつの問題では、マジョリティとマイノリティに分けられても、現実の人間は、ある面ではマジョリティであり、別の面ではマイノリティであるという現実です。

つまり、その全ての面を平等にすることなどできない。



だから、マジョリティとマイノリティの格差の最小限化を目指しつつ、全体のバランスをとらなければならない。

あなたもまた、間違いなく、マジョリティなのだから、その自覚を持たなけらばなりません。

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(03-K-01)KS2024
2024年12月20日 22:40

マジョリティの規範とマイノリティの規範を同等にしてしまうと、学校で子供たちにアナルセックスを教えることになってしまいます。

マイノリティであっても基本的人権によって保護されます。

しかし、社会は常にマジョリティの規範を採用する必要があります。

マジョリティの規範は単一にして最大です。

一方マイノリティの規範は多種多様であり、レズビアントランス女性のように互いに相反するものもあります。

ですので、マイノリティの規範を採用すれば、それはアナーキズムになってしまいます。

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(04-E-01)エスケー
2024年12月20日 23:33

著者です。

お読みいただき、大変ありがとうございます。

大変興味深く拝見させて頂きました。


私が哲学の素人なのは間違いないので、その点において反論は無いですし、ご不快にさせたのであれば申し訳なく思います。
ジュディス・バトラーの理論は、哲学の分野で論じられる分にはきっと有意義なものだったのだろうとも思います。

それを雑に政治や社会制度に持ち込んだのが間違いだったかと。

(ただバトラー自身が国際ゲイ・レズビアン人権委員会の幹部を務めるなど、政治活動に活発だった節はありますが)



LGBT活動家の方々の政治運動のやり方は、現代政治のシステムを十二分に活かしており、参考にすべき点が多々あると感じます。一方で言論の自由を損なうキャンセルカルチャーは民主主義の根幹を脅かすものであり、拙著の中でも推進していないつもりです。



そして私は「正義」のために行動しているつもりはありません。

私の目標はあくまで「日本へのジェンダー・セルフID制度の導入阻止」であり、それは女性である自分自身の身を守るための行動でもあります。

その点について誤解を解ければとコメントさせて頂きました。
長々と失礼しました。

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(05-N-02)年間読書人
2024年12月21日 00:19

> KS2024さま



コメント、ありがとうございます。



> マジョリティの規範とマイノリティの規範を同等にしてしまうと、学校で子供たちにアナルセックスを教えることになってしまいます。

アナルセックスは、別に悪いことではないと思いますよ。主に、キリスト教の影響で、歴史的に印象が悪いだけです。かつての、マスターベーションと同じことです。

そして、印象が悪いのと、悪い行いとは、区別しなければ、それが偏見にも差別にもなります。これは、論理的な話です。

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(06-N-03)年間読書人
2024年12月21日 00:22

> マイノリティであっても基本的人権によって保護されます。
しかし、社会は常にマジョリティの規範を採用する必要があります。



問題は、マジョリティの規範が常に正しいわけではなく、それゆえに、誤っている部分は正されねばならない、ということ。

その結果、規範は一定ではなく変化するもので、マジョリティのそれもマイノリティのそれも変化するし、中身が逆転することもある、ということです。

永久不変なマジョリティの規範など存在しません。



> マジョリティの規範は単一にして最大です。



したがって、マジョリティの規範は「単一」ではなく、実際には、いろいろあります。世界を見てください。



> 一方マイノリティの規範は多種多様であり、レズビアンとトランス女性のように互いに相反するものもあります。



マジョリティの規範も、世界的に見れば、相反するものなど、いくらでも存在します。
貴方のご意見は、いささか視野狭窄と言わねばなりません。

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(07-N-04)年間読書人
2024年12月21日 00:23

> ですので、マイノリティの規範を採用すれば、それはアナーキズムになってしまいます。



この推論は、間違っています。

ここでのマジョリティの規範が他所ではマイノリティの規範だとか、その逆だとかいうことはいくらでもあって、その中身は一定ではありません。

例えば、かつての自由主義経済圏と共産主義経済圏の並立にも、それは明らかです。



また、アナーキズムを「無秩序」だとお考えのようですが、アナーキズムは、無秩序なのではなく、無政府主義。
無政府主義は、強大な統制権力機構に頼らない、小規模の自主統制をめざすものです。だから、その規模と内容が問題になり、うまくいくこともあれば、失敗することもありますが、それは政府があっても、同じことです。

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(08-N-05)年間読書人
2024年12月21日 01:09

> エスケーさま



コメント、ありがとうございます。



もちろん、エスケーさまのことは、ご著書『LGBT問題を考える』のレビューを書く前から、ご尊名(ハンドルネーム)だけは存じておりました。



李琴峰についてのWikipedia項目には、お名前まで挙げられていましたね。

私はTwitterアカウントを永久凍結されているので、詳しくは存じあげませんが、Twitterの方では、かなり派手にご活躍なのでしょうね。

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(09-N-06)年間読書人
2024年12月21日 01:11

> 私が哲学の素人なのは間違いないので、その点において反論は無いですし、ご不快にさせたのであれば申し訳なく思います。



いえ、哲学の素人なのは私も同じで、私はそこを批判しているのではありません。

知らないままに批判する、しているつもり、なのが、「傲慢」だと批判しているのです。
批判するのならば、まず読むというのは、当たり前の話です。



そしてこれは、私個人の快不快の問題ではなく、批判の作法の問題であり、かつ当たり前の礼儀だということです。



もちろん、完全な理解というのは困難ですが、ご著作には、理解しようという努力のあとが見られない、という点が問題なのです。

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(10-N-07)年間読書人
2024年12月21日 01:11

ジュディス・バトラーの理論は、哲学の分野で論じられる分にはきっと有意義なものだったのだろうとも思います。
それを雑に政治や社会制度に持ち込んだのが間違いだったかと。



この部分のご文章は、前半と後半がつながっていません。

哲学的な議論は、それ自体が正しければ、どこで利用しようと正しい。間違っていれば、その逆です。

したがって、「雑に持ち込んだ」というのは、それ自体の「態度」の問題であり、哲学的思考の問題とは、話が別。

援用者あるいは批判者の「態度が雑」なのは、雑に利用されてしまった哲学の責任ではありません。



> (ただバトラー自身が国際ゲイ・レズビアン人権委員会の幹部を務めるなど、政治活動に活発だった節はありますが)



したがって、バトラーはなんら悪くありません。自身の思想を生きるのは当然のことです。それは、貴方や私と同じことです。

問題は、あくまでも中身です。

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(11-N-08)年間読書人
2024年12月21日 01:12

> LGBT活動家の方々の政治運動のやり方は、現代政治のシステムを十二分に活かしており、参考にすべき点が多々あると感じます。



そうですね。でも、間違っている点も当然あり、真似るべきではない点も多々あります。
そして、そうした難点への反省も当然必要です。



> 一方で言論の自由を損なうキャンセルカルチャーは民主主義の根幹を脅かすものであり、拙著の中でも推進していないつもりです。



そんなことを、公然と推奨するほどバカ正直な人は、滅多にいません。

問題は、口で言っているだけではなく、実践できているか否かです。言行が一致しているか否か。



> そして私は「正義」のために行動しているつもりはありません。

私の目標はあくまで「日本へのジェンダー・セルフID制度の導入阻止」であり、それは女性である自分自身の身を守るための行動でもあります。



それが、貴方の「正義」なんですよ。自分に「正義」があると思うから、他人にも奨めるのですし、本だって書くのです。

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(12-N-09)年間読書人
2024年12月21日 01:13

> その点について誤解を解ければとコメントさせて頂きました。



したがって、私は「誤解」したとは思っておりません。誤解しているのは、むしろ貴方ご自身ではないでしょうか?



また、「誤解を解ければ」という言い方は、相手の側が誤解していると決めつけた物言いであり、丁寧な言い方ではあれ、自己懐疑を欠いた言い回しだと思います。



あと、是非ともお尋ねしたいのは、相手を力ずくで黙らせる「キャンセルカルチャー」に反対するということは、当然、ご著作でも語られていたとおり「ノーディベート」にも反対のはずですが、どうしても、コメントをいただくのが、こんなに遅くなったのでしょうか?



この程度のコメントなら、著作もある貴方なら、お仕事が忙しくとも、10分もあれば書けたと思うのですが?



こう、お尋ねするのは、貴方の「建前」を聞きたいのではなく、貴方の「正直さ」を試しているのだと、そうご理解ください。

それによって、貴方が議論に値する誠実な人物か、政治的な判断でしか物を言わない、議論に値しない人物かが、私だけではなく、このコメント欄の読者にも伝わるのです。

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(13-N-10)年間読書人
2024年12月21日 01:15

> 長々と失礼しました。



いえいえ、それはむしろ大歓迎ですので、お返事を心よりお待ちしております。

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(14-K-02)KS2024
2024年12月21日 09:24

年間読書人様、コメントありがとうございます。

 マジョリティが単一なのは、最大をマジョリティと定義しているからです。

もちろんその最大値が他のマイノリティと比較して大差ない場合もありますし、複数規範が並立する場合もあるでしょう。

しかし性の社会規範に関しては「常識」という名のしっかりしたマジョリティは確かに存在します。

 マイノリティの規範をマジョリティの規範と同等にすれば、性的マイノリティ保護のため、アナルセックスどころか、ペドフィリアサドマゾ近親相姦獣姦食人などありとあらゆるセクシュアリティを子供に教えることになりかねません。

それは残酷な写真や動画を子供に見せるのと同じことです。

子供たちの健康な心身の発達に悪影響を及ぼすことは間違いないでしょう。

 あと、社会規範は固定不変ではなく変化し続けるものです。ですので、我々が社会の安定を守るためにしっかりした社会規範を維持する努力をしないと、それは崩れてしまう恐れがあります。

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(15-N-03)KS2024
2024年12月21日 09:24

その際基準とすべきものは、「社会の弱者を守る」事です。

男女の境界が破壊されれば、肉体性差で著しく不利にある女性の人権が侵害されます。

学校で子供たちに「異常な性教育」をすれば、子供の人権が侵害されるでしょう。

大人の自由を今より拡張する目的のために子供たちを犠牲にするようなことをしてはいけません。

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(16-N-11)年間読書人
2024年12月21日 09:56

> KS2024さま



> しかし性の社会規範に関しては「常識」という名のしっかりしたマジョリティは確かに存在します。

 マイノリティの規範をマジョリティの規範と同等にすれば、性的マイノリティ保護のため、アナルセックスどころか、ペドフィリア、サドマゾ、近親相姦、獣姦、食人などありとあらゆるセクシュアリティを子供に教えることになりかねません。

それは残酷な写真や動画を子供に見せるのと同じことです。

子供たちの健康な心身の発達に悪影響を及ぼすことは間違いないでしょう。



問題は、貴方のような「常識人」が、目先の「常識」に捉われている点です。

例えば、私が、「アナルセックス」や「サドマゾ」「近親相姦」などは、所詮は、習慣・慣習の問題であり、また趣味の問題しかないと考える一方、貴方が同列に扱う「ペドフィリア、獣姦、食人」を同列に扱わないのは、それらが「相手の了解」という「フェアネス」の問題において、同列には扱えないものだからです。

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(17-N-12)年間読書人
2024年12月21日 09:56

(承前)



だからこそ、私は「ジェンダー」をはじめとした、あらゆる社会制度を「フィクション」だとしながらも、「話し合いによる合意形成」という、漸進主義を主張するのです。

無防備に変革を急ぐのではなく、また、誤りを含む現状に胡座をかくのでもなく、双方がしっかり議論をして、ひとつひとつのことを確かめ、変えるべきところは変えていかなければならないと、そう言うのですよ。

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(18-N-13)年間読書人
2024年12月21日 09:57

> その際基準とすべきものは、「社会の弱者を守る」事です。

男女の境界が破壊されれば、肉体性差で著しく不利にある女性の人権が侵害されます。

学校で子供たちに「異常な性教育」をすれば、子供の人権が侵害されるでしょう。

大人の自由を今より拡張する目的のために子供たちを犠牲にするようなことをしてはいけません。



子供などの弱者性を盾にとっての、問答無用は誤りです。

実際、貴方が求めているのは、自分の常識を守りたいということでしかありません。それを子供にも引き継ぎたいと。

そんな自分自身の常識のために、今も不当に差別されている人もいることを、決して忘れてはならないのです。

貴方なら「アーリア民族の純潔」を守ろうと主張して、ユダヤ人を非人間化した、ヒトラーの主張にも、きっと同意したことでしょう。

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(19-N-14)年間読書人
2024年12月21日 09:57

(承前)



また、この種の議論で、程度が低いと思うのは、推進派も反対派も、どちらも「弱者の味方」を標榜して、自分の価値観を押し通そうとするばかりで、客観的に物事を見て判断しようとは、まったくしようとはしない点であり、その無自覚な偽善と反知性主義です。

要は「感情論」の域を出ない、ということなのですね。

この種の人は、間違いなく「フィルターバブル」の中にいて、世間が狭い。物事を一面的にしか見ようとしません。

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(20-K-04)KS2024
2024年12月21日 10:25

年間読書人様は学校で子供にアナルセックスを教えるのは問題ないという認識ですよね?

学校でなぜ子供たちにアナルセックスを教えるようになるのか?

それはゲイ(同性愛者)のセックスも異性愛者のセックスと同等に教えないと、同性愛者を差別することになるという考えがあるからです。

それを進めると理論的には、学校で子供たちに、近親相姦がやペドフィリアや獣姦などのほかのセクシュアリティも教える事も是になってしまいます。

法的に問題なくてもそれをすれば、子供たちの心に深刻な問題を引き起こします。

法的に問題ないが、やってはいけない事は、社会規範が抑制する必要があるのです。

社会規範は異性愛者の標準です。

だから学校では子供たちに異性愛の方法だけを教えたらよいのです。

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(21-K-05)KS2024
2024年12月21日 10:33

>子供などの弱者性を盾にとっての、問答無用は誤りです。

実際、貴方が求めているのは、自分の常識を守りたいということでしかありません。それを子供にも引き継ぎたいと。


 実際に社会弱者である子供たちが被害を受けつつあります。

米国ではすでに子供たちにアナルセックスを教える学校が出てきています。

それはまさに大人がより広い事由を獲得するために子供を犠牲にしている姿です。
弱者を守るためには社会の安定が必要です。

そのために社会が作り出したのが常識であり文化です。
 性の自由が今以上に進めば、ペドフィリアの合法化が進むのは間違いないでしょう。

子供たちをグルーミングする動きも顕在化しています。

ジェンダーイデオロギーが自らを拡大再生産するために子供たちを洗脳するのです。

社会全体で子供たちを守る必要があるという認識が必要です。

アビゲイル・シュライヤーの著作「トランスジェンダーになりたい少女たち」もその目的で書かれています。

(※ 引用文と地の文が繋がっており、わかりにくいものとなっていたので、1行開けを加えました。以下同様)
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(22-K-06)KS2024
2024年12月21日 10:38

>「相手の了解」という「フェアネス」の問題において、同列には扱えないものだからです。
ジェンダーイデオロギーが人を洗脳することで、了解するのが当然だという風潮を作っているのはご存じだと思います。


トランス女性という男性がレズビアンにセックスを迫った時に、レズビアンに拒否されれば、「それはトランス差別だ!」と相手を糾弾して、相手の反論を封じて無理やりセックスするようなことが頻繁に起きてくるでしょう。

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(23-N-15)年間読書人
2024年12月21日 10:59

> KS2024さま



> 年間読書人様は学校で子供にアナルセックスを教えるのは問題ないという認識ですよね?



ええ、「偏見を排し、体に負担のない性交法として教える」のなら、男女の性交法や、マスターベーションを教えるのと、なんら変わりません。

> 学校でなぜ子供たちにアナルセックスを教えるようになるのか?
それはゲイ(同性愛者)のセックスも異性愛者のセックスと同等に教えないと、同性愛者を差別することになるという考えがあるからです。



違います。

科学的に言って、アナルセックス自体は、別に悪徳でもなんでもなく、性的快感を得るための、ひとつのテクニックでしかないということを、正しく教えるためです。

「別に変わったことじゃないよ。昔は、キリスト教で、悪魔の所業だと教えられたから、その偏見も根強いけどね」という話です。

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(24-N-16)年間読書人
2024年12月21日 10:59

> それを進めると理論的には、学校で子供たちに、近親相姦がやペドフィリアや獣姦などのほかのセクシュアリティも教える事も是になってしまいます。



それらを個々に区別して議論すれば、そんな話にはなりません。ミソを認めたら、クソも認めることになる、というわけではないのと同じことです。

私はそのことについて、前のレスでハッキリと、



> 私が、「アナルセックス」や「サドマゾ」「近親相姦」などは、所詮は、習慣・慣習の問題であり、また趣味の問題しかないと考える一方、貴方が同列に扱う「ペドフィリア、獣姦、食人」を同列に扱わないのは、それらが「相手の了解」という「フェアネス」の問題において、同列には扱えないものだからです。



と説明しているのに、貴方はそれを完全に無視して、自分の理屈を唱えているだけ。

そういうのを「話にならない人」の「ノーディベート」だと言うのですよ。

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(25-N-17)年間読書人
2024年12月21日 11:00

> 法的に問題なくてもそれをすれば、子供たちの心に深刻な問題を引き起こします。



それは教え方が良くないか、世間の理解が醸成されていないために、子供が混乱するからです。



だから、子供に教える前に、大人がしっかり議論をして、同意を形成しなければなりません。
(※  原文では、下の引用文と繋がっていたので、この註を入れた。)


>法的に問題ないが、やってはいけない事は、社会規範が抑制する必要があるのです。
社会規範は異性愛者の標準です。
だから学校では子供たちに異性愛の方法だけを教えたらよいのです。



絵に描いたようしかも「こっちの方が多数派だから、こっちに従え」という、理屈もへったくれもない、「結論ありきの断言」です。



でも、貴方のような主張しかできないから、「反対派もまた、独善的な盲信者にすぎない」としか見てもらえないのです。

「匿名の捨てアカウント」で、自分の「信仰」を叫び続けるだけなんて、子供にも見せられないようなことは、もうやめるべきです。

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(26-N-18)年間読書人
2024年12月21日 11:01

(承前)



いいですか、ここでのやりとりは「記事として残る」のだということを、忘れないでください。
言いたいことを言えば、貴方個人は満足でしょうが、他の「トランス反対派」にとっては、貴方の発言は、傍迷惑な恥晒しにしかならない、ということです。

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(27-N-19)年間読書人
2024年12月21日 11:17

> KS2024さま



>「相手の了解」という「フェアネス」の問題において、同列には扱えないものだからです。
ジェンダーイデオロギーが人を洗脳することで、了解するのが当然だという風潮を作っているのはご存じだと思います。

トランス女性という男性がレズビアンにセックスを迫った時に、レズビアンに拒否されれば、「それはトランス差別だ!」と相手を糾弾して、相手の反論を封じて無理やりセックスするようなことが頻繁に起きてくるでしょう。



この部分は、すれ違いになりましたね。失礼しました。



「推進派」が「ノーディベート」で風潮を作ろうとしているのは知っていますし、私はそれも批判しています。



問題は、そんな「推進派」に反対している貴方のような「反対派」もまた、同じようになってしまっている、ということなのです。

相手が卑怯なら自分も卑怯な手を使うというのでは、相手を責める資格はありませんし、第三者からの共感も得られません。



こうしたことは、すべてこれまでの関連記事で書いておりますので、それを読んでから反論するのが「ディベート」の常識というものです。

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(28-K-07)KS2024
2024年12月21日 11:58

「学校でアナルセックスを教えることになってもよいのか」という私の問いに対して、年間読書人さんは「OK」という認識だと思いましたが、違うのでしょうか?

年間読書人さんの以前のnoteは読んではいませんが、この簡単な問いに、そのnoteの内容が集約されると思いますが。

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(29-N-20)年間読書人
2024年12月21日 12:13

> KS2024さま



「2024年12月21日 10:33」にいただいたコメントも、すれ違いで見落としていたようなので、レスさせていただきます。



> 性の自由が今以上に進めば、ペドフィリアの合法化が進むのは間違いないでしょう。

(中略)

社会全体で子供たちを守る必要があるという認識が必要です。



それは貴方の思い込みです。

「ペドフィリア」の問題は、多くの場合、性的対象としての、子供の同意を得ないから、犯罪になるためです。

それと、その「犯罪」のイメージが強すぎて、子供とのセックスはすべて誤ったものと思い込んでいる。

また、子供と大人の、線引きの問題もある。

昔の日本では、女性はしばしば十代前半で結婚しましたが、それを「ペドフィリア」だとは言わなかったし、不自然なことともされなかった。

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(30-N-21)年間読書人
2024年12月21日 12:13

(承前)



よく知られるように、ギリシャ時代の彼の地では、少年愛は精神的にも気高い「プラトニック・ラブ」だと考えられていたし、日本にも「男色」「衆道」の伝統があった。その頃には、それは何も問題視されなかったのですよ。

そのあたりのことを、きちんと考えずに「ペドフィリア」というレッテルを貼って、頭から否定するのは非論理的です。

だから、無知な人は、歴史を学ばなければならないのです。

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(31-N-22)年間読書人
2024年12月21日 12:23

> KS2024さま



> 「学校でアナルセックスを教えることになってもよいのか」という私の問いに対して、年間読書人さんは「OK」という認識だと思いましたが、違うのでしょうか?
年間読書人さんの以前のnoteは読んではいませんが、この簡単な問いに、そのnoteの内容が集約されると思いますが。



人の話を聞かないで、一方的にしゃべり散らすのは、「ディベート」とは言いません。したがって、貴方のそれは「ノーディベート」の一種です。



また、私の記事を読まずに、勝手な決めつけだけで、わざわざコメントするというのも「非常識」すぎて、驚きです。



コメント欄とは、布教や演説に来るところではなく、記事に対するコメントをするためにあるのですよ。

大人ならば、そのくらいの常識は弁えるべきです。

でないと「トランス反対派」が見下される証拠にしかなりませんよ。

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(32-K-08)KS2024
2024年12月21日 12:26

私は年間読書人さんのこのコメントからそのように判断しました。

私はゲイを否定しているわけではありません。

ゲイのセックスを学校で教えるのは不適切だと主張しています。

(※ 以下はすべて孫引き引用)


>> KS2024さま



コメント、ありがとうございます。



> マジョリティの規範とマイノリティの規範を同等にしてしまうと、学校で子供たちにアナルセックスを教えることになってしまいます。



アナルセックスは、別に悪いことではないと思いますよ。主に、キリスト教の影響で、歴史的に印象が悪いだけです。かつての、マスターベーションと同じことです。

そして、印象が悪いのと、悪い行いとは、区別しなければ、それが偏見にも差別にもなります。これは、論理的な話です。

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(33-N-23)年間読書人
2024年12月21日 12:31

> KS2024さま



ひとつお尋ねしますが、貴方はそんなに訴えたいことがあるのに、どうしても、そのアカウントでは記事を書かないのでしょうか?



それは、自分の意に沿わない意見の持ち主に対して、迷惑で一方的書き込みをして、イヤガラセをした上で、姿をくらますため、なのでしょうか?



貴方なら、きっと別に、記事を書いている本来のアカウントがあると思うのですが、そよアカウントで、正々堂々とやられては、いかがですか? それが子供たちへの正しい教育にもなりますよ。

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(34-K-09)KS2024
2024年12月21日 12:34

私はnote初心者です。

登録はたぶん半年くらい前にXでフォローしている方の記事を読むためにしたのですが、普段はほとんどnoteは読んでいません。

あと私のコメントを「いやがらせ」ととらえるのはどうなんでしょう?

私は私の主張を論理的に説明していますので、それに対しては論理的に反駁可能だと思いますが?

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(35-K-10)KS2024
2024年12月21日 12:35

民間読書人さんが私のコメントが、お嫌なようなので、ここで退出させていただきます。

コメントありがとうございました。

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(36-N-24)年間読書人
2024年12月21日 12:38

> KS2024さま



貴方が何をしたいかなんて、すこし物の見える人には、丸見えですよ。



要は、私に「ペドフィリア」支持者の「レッテル」を貼って、問答無用で否定したいだけ。



議論では勝てないから、私を「レッテル貼り」で否定しようとしている。



しかしそれは、「非国民」レッテルと同じで、あまりにも卑怯ですね。



私は昔、ネトウヨからよく「売国奴」とか「スパイ」とか、いろいろとレッテルを貼られましたが、貴方のなさってることは、ネトウヨ並みなのです。

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(37-N-25)年間読書人
2024年12月21日 12:45

> KS2024さま



> 私はnote初心者です。

登録はたぶん半年くらい前にXでフォローしている方の記事を読むためにしたのですが、普段はほとんどnoteは読んでいません。

あと私のコメントを「いやがらせ」ととらえるのはどうなんでしょう?

私は私の主張を論理的に説明していますので、それに対しては論理的に反駁可能だと思いますが?



では、貴方と「X」のアカウントを示して、書かれてはどうですか?



それなら、身の潔白の証になるかも知れませんよ。

何も、本名などの個人情報を出せと言っているのではなく、いつものアカウントで
書いてはどうかと言っているのですから。



> 私は私の主張を論理的に説明しています



という自己申告や、「捨てアカウント」といった、貴方の自己申告を信じてくれる人は、そう多くはないと思いますよ。

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(38-K-11)KS2024
2024年12月21日 12:47

私のXアカウントは@k2Bo5rRSaaJaDk5です。

この議論についてはすでにポストしていますので、よろしかったらご覧ください。

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(39-N-26)年間読書人
2024年12月21日 12:57

> KS2024さま



> 私のXアカウントは@k2Bo5rRSaaJaDk5です。
この議論についてはすでにポストしていますので、よろしかったらご覧ください。



残念ながら、私は「X」のアカウントが凍結されていますので、ポストは見られませんが、こちらでも、やりとりの全文を記事としてアップされていただきます。



そうすれば、お互いに、一部「切り取り」のインチキはできませんからね。

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(40-N-27)年間読書人
2024年12月21日 13:11

> KS2024さま



あっ、そうそう。



> 私のXアカウントは@k2Bo5rRSaaJaDk5です。



この「X」アカウントは、いつからのものなのでしょう?

こちらも「捨てアカウント」では、話になりませんからね。



「X」なんかは、たくさんアカウントをもって、使い分けている人が多いようですが、貴方は、そんなことはなさってない?

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(41-E-02)エスケー
2024年12月21日 14:21

> 年間読書人さん

>> あと、是非ともお尋ねしたいのは、相手を力ずくで黙らせる「キャンセルカルチャー」に反対するということは、当然、ご著作でも語られていたとおり「ノーディベート」にも反対のはずですが、どうしても、コメントをいただくのが、こんなに遅くなったのでしょうか?

お恥ずかしながら、年間読書人様が書評を書いてくださっているのを知っているのが、昨日のことだったもので。
宮藤真希子さんという方が、自分もこの書評に賛同する部分があるとして、私にメンションを送って下さいました。

互いに誤りや問題を指摘し合う事によって、言説は磨かれると私は考えております。
よって、年間読書人さんのように、読んだ上で批評してくださる声は非常に貴重で重要であると思います(例え批判的な内容であっても。むしろ批判的な内容だからこそ重要かと)

そのような意味で、年間読書人さんの書評は私にとっては嬉しく参考になるものでした。

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(42-E-03)エスケー
2024年12月21日 14:26

自身が正しいと信じること(私であればジェンダー・セルフID制度の導入阻止)のために行動することを「正義」と呼ぶのならば、確かに私は「正義」のために行動していると言えるのでしょう。
そして、ジェンダー・セルフID制度の導入を目指す活動家の人々もまた、彼らの「正義」のために行動しており、異なる「正義」どうしの戦いであると表現することもできると思います。

それは民主主義社会においては、しばしば起こる構図でもあるでしょう。

私はこの戦いに勝ちたいと考えていますが、「敵」のことを手強く強大で有能で決して油断ならない相手とは考えていますが、「悪」であるとは考えていません。
なんなら、参考にするべき点の多い相手だと思っています。
なんと言っても、世界規模で政治運動を成功させ、数多の国の社会制度や法律まで変更させるに至っているのですから。

もちろんおっしゃる通り、参考にするべきではない点もあり(キャンセルカルチャーやノーディベートなど)、それは反面教師にすべき点であると思っていますし、そのように心掛けていきたいと思っています。

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(43-N-28)年間読書人
2024年12月21日 14:45

> エスケーさま

お返事、ありがとうございます。
全く、おっしゃる通りだと思います。

しかしながら、2ヶ月も気づかなかったというのは、正直なところ鵜呑みにはできません。なぜなら、ご著書『LGBT問題を考える』は、エスケーさんの初めての著書なんでしょう?
初めてではなくても、自分の著書の評判が気になるのは、小説家をはじめとした多くの著作家が証言しているところだからです。

無論、山ほど書評で取り上げられるような「ベストセラー」作家なら、もういちいち評判など気にしないし、興味を持たなくても当然なんですが、『LGBT問題を考える』の場合は、この「note」で書評が少ないだけではなく、「Amazon」においても、決して多くはありません。

ですから、普通なら、「Amazon」レビューであれ、「note」記事であれ、評判を気にする方が自然だと考えるからです。

無論、エスケーさんが、評判の気にならない奇特な方だというだけなのかも知れませんが、私が感じることは、たぶん他の人も少なからず感じるだろうから、このように率直に書かせていただきました。どうか、お気を悪くなさらないでください。

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(44-N-29)年間読書人
2024年12月21日 14:52

あと、せっかくですから、ご意見を賜りたいのですが、エスケーさんとちょうど前後してコメントを下さった「KS2024」さんの書き込みを、どうお感じになります?

私の記事も読まないまま、このように一方的に持論を書き込むようなやり方を、同じ「トランス反対派」として、どうお感じになるか、ということです。
無理にとは申しませんが、率直なご感想をいただければ幸いです。

ちなみに、「KS2024」さんは、

> 私はnote初心者です。
登録はたぶん半年くらい前にXでフォローしている方の記事を読むためにしたのですが、普段はほとんどnoteは読んでいません。

とのことなのですが、確認してみると、「note」でフォローしているのは「note公式アカウント」だけ。
「X」でフォローしている人の記事を読むためにアカウントを開設したような書き方なのに、その相手を、半年経ってもフォローしておらず、私の記事を「たまたま」読んだというのは、いささか出来過ぎのように感じるのですが、いかがでしょう?

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(45-N-30)年間読書人
2024年12月21日 14:52

(承前)

しかも、現時点で「KS2024」さんをフォローしている、ただ一人の人は、私の記事、

『マテリアル・ガールズ』レビュー批判への反論

https://note.com/nenkandokusyojin/n/n7849cd691531

で、私に批判された「ga64」さんのみというのも、いささか出来過ぎに感じられるのですが。

この「KS2024」さん、「トランス反対派」として「X」の方では、よく活動なさっている方なのでしょうか?

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(46-E-04)エスケー
2024年12月21日 15:58

> 年間読書人さん

確かに今回の本は私の初めての書籍であり、それなりに思い入れもあります。
なので発売後1ヶ月くらいは読者からの感想を気にしてみたり、「#LGBT問題を考える」というタグを作って感想を募ってみたりもしました。

ただ私にとってこの本は、「日本へのジェンダー・セルフID制度の導入を阻止する」という活動の一環にすぎず、主な目的はLGBT問題を多くの国民に周知することと、政治家などに陳情する際のまとまった資料としての役割だったので、全ての国会議員にこの本を送付した時点で一定の役割は完了したと考えました。

その後も、本業が忙しかったり、アメリカ大統領選や海外における大企業のDEI離脱などの目まぐるしく変化する情報を追いかけるのに必死で、年間読書人さんの貴重な書評に気づくのが遅れてしまいました。
大変申し訳ありません。

上記の内容を信じるかどうかはお任せしますが、私の事情としてはこんな感じです。

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(47-E-05)エスケー
2024年12月21日 16:06

KS2024さんは、恐らく書いてある内容的に、私をXでフォローしてくださっている方ではないかと思います。

年間読書人さんの書評をXで紹介してくださった方のリプに、書評への反論を書いていらっしゃったので、議論を希望するならば直接反論する方が有意義ではないかとアドバイスさせていただきました。

この方のご意見には、LGBT思想(性別は肉体ではなく、性自認によって決定される)に反対する立場として、同意できる部分もあれば意見が異なる部分もあります。

もしご迷惑に感じられたならばすみません。

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(48-N-31)年間読書人
2024年12月21日 16:28

> エスケーさま

お忙しかったというご説明は、そういうことで了解しました。

> この方(※ KS2024)のご意見には、LGBT思想(性別は肉体ではなく、性自認によって決定される)に反対する立場として、同意できる部分もあれば意見が異なる部分もあります。

> もしご迷惑に感じられたならばすみません。

ご意見ありがとうございます。
でも、エスケーさんに謝っていただくようなことではありません。
エスケーさんは「反トランス派」の代表者や責任者というわけではないんでしょうから。

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(49-N-32)年間読書人
2024年12月21日 16:28

でも、同じ「反トランス派」として、相手の意見をろくに読みもせず、一方的に「あなたはペドフィリアを容認する立場なのだな」というような「ためにする決めつけ」をするやり方を、どう評価さなるのかと思ったのです。

むかし読んだ、大西巨人の小説『深淵』に、「同じ運動の中にいる迷惑な跳ねっ返りの存在は、敵手の存在よりもタチが悪い」という趣旨の「運動に関わる弁護士」のセリフがあって、「それはそうだろうな」と納得した記憶があったからです。

同じ「反トランス派」として、「KS2024」さんとは『意見が異なる部分』とは、具体的にどういった部分なのでしょうか?

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(50-E-06)エスケー
2024年12月21日 16:54

そうですね。

とりあえず、LGBT思想支持派を安易に小児性愛と関連づけるのは良くないかなとは思います。

確かに本来的なクィア(既存の社会規範から外れたとされる存在)という意味であれば、現代において小児性愛はそれに含まれうるのでしょうが(明らかに社会規範から外れているので)、実際には1990年代にILGAから小児性愛者の権利団体は追放され、以後も「小児性愛者はLGBTQ+には含まれない」というのがILGAの公式見解なので政治的にはそれが正しいのでしょう。

ドイツには自らを「MAP(minor attracted people)という性的少数者だ」と主張して盛んにロビー活動をやってる小児性愛者の権利団体(Krumme-13)も実在していますが、国際的なLGBT活動家団体には公認されてないはずですし。

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(51-E-07)エスケー
2024年12月21日 16:54

LGBT活動家団体の幹部などが性的暴行や小児性虐待で逮捕されるニュースが流れる事はあり、普段、人権尊重を叫んでいる人々なだけあって印象最悪ですが(例えるなら不良が善行をすると非常に印象よく感じるやつの逆バージョンでしょうか)、それは学校の教師や神父が小児性虐待で逮捕されるのと同じ感じでしょう。
一部の教師や神父が小児性愛者だったからといって、全ての教師や神父が小児性愛者であるわけではありません。

むしろLGBT思想を支持する人には人権を重視する善人が多い印象なので、性犯罪や小児性愛には反対の意見を持つ人が多いのではないかと思います。
それなのに、「LGBT思想を支持することは、小児性愛を支持するのと等しい」などといきなり言われたら、強い反発を感じるでしょうし、建設的な議論の妨げになるかもしれないと思います。

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(52-N-33)年間読書人
2024年12月21日 18:20

> エスケーさま

おおよそのご意見とお立場は了解しました。

>とりあえず、LGBT思想支持派を安易に小児性愛と関連づけるのは良くないかなとは思います。

> 確かに本来的なクィア(既存の社会規範から外れたとされる存在)という意味であれば、現代において小児性愛はそれに含まれうるのでしょうが(明らかに社会規範から外れているので)、実際には1990年代にILGAから小児性愛者の権利団体は追放され、以後も「小児性愛者はLGBTQ+には含まれない」というのがILGAの公式見解なので政治的にはそれが正しいのでしょう。

つまり要約すると、エスケーさんは「ILGA」が、小児性愛者を排除したことは「正しい」と考える、ということですね?

でも、それは結局のところ「世間うけの悪い小児性愛者」を仲間にしておくと損だから、小児性愛者をひとまとめに丸ごと切る、ということでしかなく、「ILGA」がしたのは、要は、自分たちの権利を得やすくしようとしただけ、ということなのではないでしょうか?

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(53-N-34)年間読書人
2024年12月21日 18:21

言うまでもないことですが、「小児性愛者」というのは、「子供」に性欲を感じてしまう人たちのことですが、しかし彼らとて、それが「法律で禁じられている場合」は、マスターベーションなどで済ませて、「我慢する」人が大半でしょう。

そもそも、何に性欲を感じるのかは、ゲイやレズと同じで、本人が好きでそうなったわけではないのですから、その対象が「同性」であろうと「子供」であろうと「他の動物」だろうと、「欲情してしまうこと」それ自体は、「悪」でもなければ、ましてや「犯罪」ではないはずです(内心の自由)。

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(54-N-35)年間読書人
2024年12月21日 18:21

つまり、いくら子供に欲情するとは言っても、その「性衝動」を抑えないで子供に手を出してしまえば、仮に同意があっても、今の法律では「犯罪者」として処罰されるのは当然ですが、必死で自身の性欲を抑えている小児性欲者まで、丸ごと排除してしまうというのは、「差別」そのものなのではないでしょうか? 私には、そのようにしか思えません。
これでは、持って生まれた「性指向」に反してまで我慢をしている小児性愛者が、あまりに可哀想だとは思わないのでしょうか? 自分たちさえ、世間で認められれば、不都合な存在は切って捨てても良いと言うのでしょうか?

その点で、私は「ILGA」の選択を許すことができませんし、その意味で、「ILGA」は「仲間を売った、卑怯な差別組織」だとしか思えません。

なのに、エスケーさんは、どうした(※ どうして)「ILGA」のやった「小児性愛者」排除を、認めるのでしょうか?

それは、結局のところ、「KS2024」さんと同じ「小児性愛者」は「差別しても良い」という態度と同じことにはなりませんか?

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(55-N-36)年間読書人
2024年12月21日 18:21

> むしろLGBT思想を支持する人には人権を重視する善人が多い印象なので、性犯罪や小児性愛には反対の意見を持つ人が多いのではないかと思います。
> それなのに、「LGBT思想を支持することは、小児性愛を支持するのと等しい」などといきなり言われたら、強い反発を感じるでしょうし、建設的な議論の妨げになるかもしれないと思います。

この部分の『人権を重視する善人が多い印象なので、性犯罪や小児性愛には反対の意見を持つ人が多い』というのが、おかしいと思います。

なぜなら「人権」を認めるのであれば、犯罪を犯していない「小児性愛者を差別する」ことはできないはずだからです。

それなのに、みんなから嫌われている「小児性愛者」であれば、犯罪を犯した者も、犯していない者も、全員一緒くたにして「除け者」にし、差別してもかまわないと、そうお考えなのでしょうか?

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(56-N-37)年間読書人
2024年12月21日 18:22

もちろん、どんな性指向を持っていようと「犯罪」を犯してはなりませんが、「犯罪」を犯していないのに、その持って生まれた「性指向」を理由に差別しても良いというのなら、それは昔、同性愛者を差別した人たちと同じ理屈になってしまうと思いますが、いかがでしょうか?

問題は、犯罪者ではなく、世間に認知されていない「性指向」のゆえに差別され、苦しめられている「小児性愛者」なのです。

エスケーさんは、そんな彼らを「ILGA」や「KS2024」さんと一緒になって、彼らを差別しても良いとおっしゃるのでしょうか?

実際、私と同じような疑問を持っている人は、ドイツだけではなく、世界中に大勢いますが、「KS2024」さんのように「お前は小児性者(ユダヤ人)の味方をするのか。子供が犯されても(食われても)良いというのだな」(※ カッコ内は「ナチスドイツ」での話)などといった「決めつけ」をして攻撃をする人がいるから、公然と「小児性愛者の人権も守られるべきだ」と訴えられる人は多くはない。
でも、だからこそ、発言できる人が、筋を通した議論をして、世間の「偏見」を無くしていかなければならないのではないでしょうか?

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(57-N-38)年間読書人
2024年12月21日 18:25

お読みになっていないかもしれませんが、『情況』「2024年夏号 【特集】トランスジェンダー」には、若手哲学者の谷口一平氏が、同趣旨のことを書いており、私はそれを支持し、高く評価しました。こういう発言こそが、何よりも「人権」を守る、勇気ある言論だと言えるのではないでしょうか?

https://note.com/nenkandokusyojin/n/nc020b2abcdcc

エスケーさんは、女性の立場として「トランスジェンダリズム」に反対しておられるわけですが、守られるのは「ノーマルな女性」の権利だけでいいのでしょうか?

お考えをお聞かせ願えれば幸いです。

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(58-E-08)エスケー
2024年12月21日 20:24

> 年間読書人さん

年間読書人さんの意見は非常に筋が通った考えだと思います。
その意味において、国連の関連団体になった際に、アメリカの保守系政治家から構成メンバーに小児性愛者の権利団体が存在することを問題視されたことをきっかけに、それらの団体を追放してしまったILGAの判断は非常に政治的であったと思いますし、LGBTQ+には小児性愛者は含まないという宣言も同様に政治的であると考えます。

元来の定義に基づくならば、それこそ小児性愛も、死体愛好も、汚物愛好も、全て「既存の社会規範から外れたもの」としてクィアに含まれるのが道理なのです。

あくまで個人の内心は自由であり、実際に犯罪行為でも犯さない限りは、その内心を誰にも咎められる謂れはないとも考えます。

しかし一方で、このLGBT問題に関わる事でいくらか考えが変わった部分もあります。

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(59-E-09)エスケー
2024年12月21日 20:48

小児性愛などの反社会性を内在する嗜好を、社会や権威が公認してしまうことが、社会に問題を引き起こしかねないのではないか?という考えです。

例えば、国連の関連団体という権威を持ったILGAが小児性愛をLGBTQ+の一員として公認し、ドイツの小児性愛者の権利団体であるKrumme-13を公認した場合、Krumme-13が主張する「性交同意年齢を13歳に引き下げる」という社会制度の変更を後押ししてしまうのではないか?

例えば、公的な施設に小学生くらいに見える女児の下着姿やセクシーなポーズのイラストが飾られ、それを誰も問題視しない環境の場合、実在の小児に対する猥褻行為という禁忌へのハードルが下がることにならないか?
(イラストが実在の女児の権利を侵害しているわけではないということは前提として)

実は社会の秩序を担保していたのは、「常識」や「社会規範」や「暗黙の了解」といった不文律だったのではないか?

そのような考えが私の中に芽生えています。

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(60-E-10)エスケー
2024年12月21日 20:48

性交同意年齢の引き下げや撤廃など、あまりに非現実的だと笑われるかもしれませんが、ドイツでは先日、「本人の自己申告のみで法的性別を変更できる」という驚くべき制度を導入したばかりです。
私には絵空事とは思えません。
そして、包括的性教育を通して子供達に先進的な性教育を行って「性の自己決定権」について教え、また売買春も合法とされるドイツで、万が一、性交同意年齢の撤廃が起これば恐ろしい事態が起こるのではないかなどと心配しています。

これらが全て単なる杞憂に過ぎなければ、それが1番ですが。

もしかしたら、その性癖を堂々と表に出してしまえば「社会から冷たい目で見られる」とか「非常識だと非難される」などの迫害を受けてしまうために人目につかない場所で少数の同好の士の間だけでアングラに楽しまねばならないという肩身の狭い社会環境自体が、行為のエスカレートを防ぎ、犯罪を抑止していた可能性もあるのかもしれない……などとも考えてしまいます。
窮屈なので、あまり好きな考え方でもないですし、きっと年間読書人さんはあまりに差別的な考えだと非難されるでしょうが。

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(61-E-11)エスケー
2024年12月21日 20:49

一方でアングラにしてしまえば、そこで暗数化するだけだとか、より当事者が危険に晒されるためオープンにした方が安全であるという考え方とあるとも思います。セックスワークイズワーク(SWIW)の考え方などはこれですね。

このあたりは正直、私の中でも明確な答えは出ていないのですが、少なくとも小児性愛者が公的な団体を作って性交同意年齢撤廃のためのロビー活動を行っているのは私には受け入れ難いです。
例えるなら、国家転覆の願望を公言しているテロリスト予備軍(現時点では目立った犯罪行為はしてない)が、公的な団体を作って堂々とロビー活動をしているくらいの違和感です。
(国家転覆については例外的に公言した時点で重罪になるはずだというツッコミはあるかもしれません)

自由の原則と、社会秩序の維持、公共の福祉の問題が複雑に絡んだ難しい問題だと感じています。

以上、長文ですが、これが私の考えです。
途中で操作ミスにより一部の文章が消えてしまい、投稿の間が空いてしまい失礼しました。

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(62-N-39)年間読書人
2024年12月21日 23:18

> エスケーさま

ご意見をお聞かせてくださり、ありがとうございます。

こう言ってはなんですが、見直しました。

すでにお気づきでしょうが、私は貴方のことも信用してはいませんでした。
「もっともらしいことを言っているけど、本音はどうなんだ」と、そう思っていたわけですが、今回のご回答には、私もほぼ同意できます。

私が同意できると言うのは「そのように考えることは、感情として、私もほとんど同じだ」ということです。
実際、そのように感じるからこそ私も、「ジェンダーは、便宜的な社会的幻想だ」という本質的な現実理解に立っていながらも、しかし、現実の社会改革にあたっては、徹底した議論(対話)による、社会的な合意の形成が必要だという「漸進主義」を主張し、その間は「ひきつづき負担をかけることになるが、性的マイノリティの人には、手当てはしつつも堪えてもらうしかない」といったような、いささか矛盾したような立場を採っていたのです。
これは、この社会は「剥き出しの現実」だけではできておらず(幻想を必要とし)、その意味で「理屈」だけでは動かせないし、動かすべきではないと、そう考えているからです。

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(63-N-40)年間読書人
2024年12月21日 23:18

ですから、「小児性愛者」が世間並みの権利を得て、「子供と性交したい。同意があれば、年齢は問われるべきではない。子供にも人権があるのだし、性交可能年齢などというものも、所詮は恣意的なものでしかない」という主張がなされた際には(当然、なされるわけですが)、難しい対応が強いられるとも思います。

けれども、やはり、私の立場としては、彼らの「性的指向」自体は完全に「自然」なものとして認め、認められた上で、実際の「幼年者(弱者)の心身保護」をどうすべきかを議論し、必要な保護措置を法的に定める、という方向しかないし、それが正しいことだと思います。

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(64-N-41)年間読書人
2024年12月21日 23:19

それは例えば、認知症を患った高齢者の「後見人制度」があるように、明らかに「判断能力」が十分ではない人間というのは存在して、そういう「認知症患者」「知的障害者」そして「幼年者」といった人たちに対しては、強制力を伴う法制度によって、当人の意に反してでも、保護しなければならない場合があると考えるからです。
別の例で言えば「車を運転するのは自由だが、技能が無ければ危険だから、技能検定による許可制度とし、さらにその上で、最高速度などの各種制限が制定され、それを守ってもらう」というのとも、同じことです。「基本は自由だが、実際の運用にあたっては、各種の条件がつく」ということですね。

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(65-N-42)年間読書人
2024年12月21日 23:19

つまり、「幼年者を対象とした性交」の場合、「当人」の判断も無条件なものではない。当人の「心身能力」が問われ、それが十分で無ければ、当人の意志判断を棄却してでも保護する、ということです。

いくら「小児性愛」を「自然」だと認めても、性交は相手のあることであり、たとえ同意があって、心身を毀損する結果が目に見えているようなものについては、やはり社会的な介入が必要でしょう。
それを、他の動物は「本能」でやり、本能が壊れた動物である人間は、理性的な判断において、その歯止めをかけなければならない、ということです。

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(66-N-43)年間読書人
2024年12月21日 23:19

これは、「自殺」や「安楽死」を認めるか否かと「同種の難問」だと思います。だがら、ひとまず「勝手にやれ」とすることはできないと思います。なぜなら、人間は個々に、「社会」に責任を負うてもいるからです。言い換えれば、「勝手に死ぬ権利」「勝手に傷つく権利」に対しては、社会は、公共の利益に鑑みて、制限を加える権利を持つ、というような感じでしょうか。

したがって、私たちは、強制的に「一部の人」に犠牲を敷いつつ、何となく「慣習的に守られる」というのではなく、学び知り、何が正しいのかをしっかり考えて、主張すべきことを主張しなければならない、そんな「大人の社会」に変わる必要があるのだと思います。
無論、これはかなり敷居の高い話だというのはわかっていますが、一部の人に、問答無用の犠牲を強いないためには、それしかないと思います。本気で「自分たちの権利」を守ろうというのなら、それ相応の知的努力をともなう理論を構築して、他者を説得せよ、ということですね。

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(67-N-44)年間読書人
2024年12月21日 23:20

ともあれ、ここまで突っ込んだ議論ができたことは、本当に良かった。
だから、予定どおり、これを記事にまとめて公開し、多くの人に「考えてもらいたい」と思います。

漠然と「賛成・反対」ではなく、「なぜ、それに賛成、あるいは反対するのか、その根拠は何なのか?」ということを、それぞれに考えてほしい。

今回は、本当にありがとうございました。
不躾な質問を許してくださったこと、今回は本気で、感謝したいと思っています。

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(68-E-12)エスケー
2024年12月22日 04:25

> 年間読書人さん

こちらこそ、ここまでしっかりとした議論ができる事はなかなか無いので、非常に良い経験でした。
改めて感謝致します。

書評の内容からも、年間読書人さんが無秩序な自由を良しとする立場ではないのだろうとは感じていたので、実のところ我々が目指す場所は似ているのではないかなどと思っています。

個々人の自由は最大限に守られつつも、互いの権利を可能な限り侵害しないような社会制度が構築されてほしいというのが、個人的な願いです。

異なる立場から忌憚ない意見を互いに述べ合う事によって、できるだけ多くの人が納得できる落とし所が見つけられれば理想的だろうと思います。
なかなか道は険しそうですが。

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(69-N-45)年間読書人
2024年12月22日 08:24

> エスケーさま

> 実のところ我々が目指す場所は似ているのではないかなどと思っています。

> 個々人の自由は最大限に守られつつも、互いの権利を可能な限り侵害しないような社会制度が構築されてほしいというのが、個人的な願いです。

> なかなか道は険しそうですが。

おっしゃる通りだと思います。理想は同じでも、その経路(優先順位)は人それぞれだからだし、そもそも「理想」とは、目指すものだが、実現できるものではない、というのが私の持論です。

だから、私たちは、一つの理想が実現されるたびに、どこかで誰かが必ず犠牲を強いられているという現実を直視して、常にそちらの側に重点を移してながら、終わりのない作業を続けるしかないんだと思います。

最後に、そんな私の気持ちを象徴するような「THE BLUE HEARTS」の曲の歌詞を引用させていただきたいと思います。

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(70-N-46)年間読書人
2024年12月22日 08:25

『TRAIN-TRAIN』
(作詞・作曲:真島昌利

栄光に向かって走る あの列車に乗って行こう
はだしのままで飛び出して あの列車に乗って行こう
弱い者達が夕暮れ さらに弱い者をたたく
その音が響きわたれば ブルースは加速していく

見えない自由がほしくて
見えない銃を撃ちまくる
本当の声を聞かせておくれよ

ここは天国じゃないんだ かと言って地獄でもない
いい奴ばかりじゃないけど 悪い奴ばかりでもない
ロマンチックな星空に あなたを抱きしめていたい
南風に吹かれながら シュールな夢を見ていたい

見えない自由がほしくて
見えない銃を撃ちまくる
本当の声を聞かせておくれよ

TRAIN-TRAIN 走って行け
TRAIN-TRAIN どこまでも
TRAIN-TRAIN 走って行け
TRAIN-TRAIN どこまでも

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以上

(2024年12月22日)


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