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「思想・哲学」関連書のレビュー

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「思想」「哲学」関連のレビューを紹介します。
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2024年9月の記事一覧

フィリップ・K・ディック 『宇宙の眼』『虚空の眼』 : ミズ北村紗衣のキャンセル宇…

書評:フィリップ・K・ディック『宇宙の眼』『虚空の眼』(ハヤカワ文庫・創元SF文庫・サン…

年間読書人
4か月前
38

竹村和子 『フェミニズム』 : 真の「フェミニズム」を知るべし。

書評:竹村和子『フェミニズム』(岩波現代文庫) 「フェミニズム」という言葉だけなら、「誰…

年間読書人
5か月前
31

東浩紀 『訂正する力』 : 北村紗衣という「訂正無能力者」

書評:東浩紀『訂正する力』(朝日新書) 昨年よく売れ、「2024 新書大賞」の第2位にも選ば…

年間読書人
5か月前
51

ジャン=リュック・ゴダール監督 『恋人のいる時間』 : 女がわからない。

映画評:ジャン=リュック・ゴダール監督『恋人のいる時間』(1964年・フランス映画) ひさし…

年間読書人
5か月前
18

北村紗衣 『お嬢さんと嘘と男たちのデス・ロード』 : 「北村紗衣はダース・ベイダー…

書評:北村紗衣『お嬢さんと嘘と男たちのデス・ロード ジェンダー・フェミニズム批評入門』(…

年間読書人
5か月前
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北村紗衣の、卑怯な「ご都合主義」を立証。 : ツノ出せ、ヤリ出せ、シッポ出せ。

やっと、北村紗衣が、私の記事を「読んでいるという事実」を示す、ハッキリした反応を示してく…

年間読書人
5か月前
43

北村紗衣教授に関する提言 : 蓋句智女の呟

与那覇潤氏のnote記事「嘘でも他人を「ミソジニー」呼ばわりすることの意外な効用」によると、同氏などの男性言論人が、一部のフェミニズム系女性言論人を批判すると、それは「モノ言う女」に対する、男性特有の「ミソジニー(女性嫌悪)」という「偏見」に発するものではないのか、との逆批判が、批判された当人はもとより、その取り巻きの外野などからも、しばしば返ってくるのだそうだ。 議論のテーマは放置されたまま、エセ心理学的な話に、話題をズラされてしまうのである。 私のようなアマチュアの場合

中村一般 『ゆうれい犬と街散歩』 : 繊細さゆえの孤独と思考

書評:中村一般『ゆうれい犬と街散歩』(トゥーヴァージンズ・路草コミックス) 友人がお盆に…

年間読書人
5か月前
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北村紗衣に捧ぐ 「ミソジニー ファンネル集めて キャッキャしたい (五七五)」

与那覇潤さんに拙稿(いや「拙レビュー」?「拙note」かな?)を紹介していただいた。ありがた…

年間読書人
5か月前
44

ウィリアム・ワイラー監督 『ローマの休日』 : 『ローマの休日』論

映画評:ウィリアム・ワイラー監督『ローマの休日』(1953年・アメリカ映画) 「名作」の誉れ…

年間読書人
5か月前
38

北村紗衣 『お砂糖とスパイスと爆発的な何か』 : 子供騙しな子供向けフェミニズム

書評:北村紗衣『お砂糖とスパイスと爆発的な何か 不真面目な批評家によるフェミニスト批評入…

年間読書人
5か月前
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私の記事「北村紗衣という人」(2024年8月30日付)が、通報削除されました。

たぶん昨日(2024年9月13日)のことです。無論、私自身が「削除」したのではありません。 「管…

年間読書人
5か月前
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ジュディス・バトラー 『ジェンダー・トラブル』 : 「フェミニズム」とは何か?

 書評:ジュディス・バトラー『ジェンダー・トラブル フェミニズムとアイデンティティの攪乱…

年間読書人
5か月前
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D・W・グリフィス監督 『國民の創生』 : 「映画の父」の深き呪い

映画評:D・W・グリフィス監督『國民の創生』(1915年・アメリカ映画) 悪名高き、歴史的傑作である。 知っている人も少なくないとは思うが、いちおう紹介しておくと、本作は、かの悪名高き「人種差別主義暴力集団」である「KKK(クー・クラックス・クラン)」を「正義の味方」として描き、「KKK」が「黒人」を殺害するなどしたのは「黒人の方が悪かったからで、KKKは、白人の自衛のために生まれた集団なのだ」と、そのような「自己正当化」を、客観的立場ぶりながら描いているのだ。 したが