「文は人なり」の本義 : 仲正昌樹をめぐって
【旧稿再録:初出「アレクセイの花園」2005年8月23日】
(※ 再録時註:本稿の冒頭近くで、仲正昌樹の二著に触れているが、本稿は書評ではない。本稿で語りたかったのは「人となりの出ていないような文章はつまらない」ということである。なお、私は本稿において、仲正にかなり辛く当たっているが、その後も彼の「現代思想入門」系の著作は読んでおり、それなりに重宝していて、肯定的な評価も与えている。私が、本稿で指摘しているような、仲正の「クセの強さ」は、特に初期の著作に多いように思う。未読