永尾俊彦 『ルポ 大阪の教育改革とは何だったのか』 : 〈未熟者〉の政治とその教育思想 : 維新の会で沈む大阪
書評:永尾俊彦『ルポ 大阪の教育改革とは何だったのか』(岩波ブックレット)
今でこそ政治家を辞め、テレビコメンテーターとして、結構リベラルな発言も口にしている橋下徹だが、本書で、彼の昔の発言を読むと「ああ、こんなこと言ってたな。本当にこいつは、利口ぶった、ハッタリがましい若造だったんだな」と、再確認させられた。(昔、よく似たタイプとして、上祐史浩という男がいた)
橋下のこうした発言を「小気味よい正論」だと思った、「頭の悪い」大阪府民は多かったはずだ。
だが、こうした言葉の