グアテマラの笹島さん
東向島珈琲で待ち合わせをした笹島さんという男性がいた。
丸メガネにスキンヘッド。
教育系の出版社にその当時は勤めていて、もうすぐグアテマラに行く。と言っていた。
そんな笹島さんと東向島珈琲で待ち合わせをしていた。
タオルで汗を拭う暑い日に、笹島さんとレアチーズケーキを食べた。
ここのレアチーズケーキは有名なんですよ。と言って終始汗を拭う笹島さんから、カメラをもらった。
使い勝手のわからないフィルムカメラだった。
使ったのは、一度きり。井坂とさっこと笹島さんで、東京の一番西の端にある滝をみに行った。その時だけ。
自由で楽しくて自由な4人のハイキング
何を話したかも覚えていないけれど、とにかく自由で面白い3人だった。
現像した写真はというと、モノクロでぼやけていてお世辞にも上手いとは言えないけれど、思い出の瞬間を残せてよかったと思う。
笹島さんはグアテマラにいる。(確か、グアテマラ)
一度、一時帰国してお土産にコーヒーをもらった。
この時も暑い日だった。
そして、もう一つのお土産話は、奥さんができたということだった。
現地で情熱的な出会いをしたとか。
東向島珈琲に来ると思い出す。
記憶は主に、
「笹島さん元気かなあ」
これを思ってラインをしようとしたが、笹島さんはいなくなっていた。
グアテマラで危ない目にあったとか、実が故郷の兵庫に戻ってきたとか、 色々考えるがどれが正解かはわからない。
とりあえず、「笹島 ライター」もしくは、「笹島 グアテマラ」で検索してみる。
笹島さん、生きていますか?
あれ以来、東向島珈琲のレアチーズケーキは多分、食べていないです。
また、いつか食べにいきましょう。
2021.4.3
※訂正
コロンビアだった。
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