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043 貞元
貞元
貞元(じょうげん) 976年−979年
平安時代
天皇:円融天皇
出典:不明
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身長・誕生日・性格
132cm
8月11日生まれ
かっこいいオトナになりたい、甘え上手な少年。
年号について
天延は天災続きで改元されましたが、今回も同じく天災が続いたため改元されまます。天延4年(976年)、平安京で内裏を焼失する大火災が発生しました。同じ年のうちに今度は大地震が⋯⋯!東寺、清水寺、円覚寺が倒壊して多数の死者が出たそうです。これはいけない⋯⋯というわけでの改元ですね。
貞元2年(977年)に関白の座に就いていた藤原兼通が亡くなります。順番的には弟の兼家が後を継ぐはずですが、まあこの兄弟は仲が悪い!重病になった兼通は死の間際に、後任には弟の兼家ではなく従兄弟の藤原頼忠を指名しました🎯
まあこれは、重病で寝込む兼通の家の前を兼家の牛車が通ったものの見舞いにも来ないで素通りしたのが原因とか。
兼家の牛車が近づいてきたので、兼通は「なんだ兼家のやつ、俺の見舞いに来てくれたのか!いつもはあんな態度だけどなんだやっぱり兄弟じゃないかぁ〜」と出迎えの用意をさせたそうです。しかし牛車は素通り⋯⋯。兼通はブチ切れて病気の体を引きずって朝廷に出向き、従兄弟の頼忠へ関白の位を譲る手続きをしました。
円融天皇との約束では、兄弟順に摂関の座に就くはずなので本来は兼家が関白になるはずでしたが⋯⋯。ついでに兼通は兼家を降格させる命令まで出していたのです。これは兼家は納得いかないですよね。兼家は円融天皇に訴えますが命令は覆らず⋯⋯。
身内の争いは怖いですね⛈️