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お久しぶりボクサーパンツ

1 架空MOROHAポエトリー歌詞

『夏GJ(グッジョブ)☆summer×夏(サマサマ)御殿違法建築☆』

〜♪

夏という季節と、松屋入店から退店までの速度はほぼ一緒 
夏のはじまりに松屋入店して
退店すると夏が終わっているということ

吉野家30店舗犠牲にして松屋建築
墓地 団地 ガチ たまごっち

お前らさ、青春を、青春を勘違いしてるって
ピラメキ体操踊って子役恋物語見て飯食って寝る
それだけ
ピラメキ体操踊って子役恋物語見て飯食って寝る

冥王星をスイカだと思ってる人の
スイカ割り 大変
なぜならば目隠しして冥王星まで歩かなければならないから
応援する人も大変
夏が終わってしまうから 刹那

ケルベロス、ケルベロさない
そんなん自由 母さん 父さん、母さんの兄
陰毛を縮毛矯正、んで、ティンセル2本て
怖すぎるよ君は(君も)

ほくろ取り手術にて廃棄されたほくろ
全部集めて 一個にまとめて
メラニン王(キング)を作るって言って
東京に行っちまった兄さん

敬具

(歌唱:架空MOROHA  使用楽器:篠笛、鉄琴)




ピンポーン

「すみませーん!すみませーん!」

ガチャ 

「はい?」

「ここが噂の古民家カフェですか?」

「え?」

「ここ!!!!
東京都 南多摩市 中根津 
 3丁目5番地23号
パレドール南多摩508号室 

ですよね!?」

「はい、なんですか…怖いんですが……警察呼びますよ」

「いやいやいやいや!!!!まってくださいよ!!!!?ここのはずなんですよ!!!!!?!今話題の古民家カフェ!!!!!!!」

「えぇ…?」

「だってほらあ!!
 僕の処女作ホームページ『パンドラ』の第19楽章3行目に
ここが古民家カフェっていうことが記されているんですから!!!」

・・・・・・・・

「(こいつやばい 殺られる前に殺らなければ・・・)


あああああああああ!!!!『パンドラ』の!!!!!!!
お〜〜〜〜〜〜〜待ちしておりました!!!!

いらっしゃいま正当防衛(笑)
ドゥンぞドゥンぞw お茶  (3秒静寂 真顔)  お出しいたしますね!
今敏の従兄弟、今暫(いましばらくおまちください)」

部屋に案内する、彼。クロックスを脱ぎ、上等なスリッパに履き替える男。


「やっぱね!!そうだよね!!古民家カフェカフェ!!!(巻き舌)
コーヒー6つとアシンメトリーの筍の子ご飯く〜dasai♪(BADSAIKUSH)」


アシンメトリーの筍ごはん

「ホイホイw ヘイお待ち!www」

業務用五リットルのほうじ茶ラテを男に提供しする。

男が「たまげたナアw」と喜びながらそれを飲んで居る様を眺め、身体の後ろに隠し持っていた携帯電話で警察に連絡しようと試みる。

身体の後ろの携帯電話が残酷に、そして無慈悲に。
とんでもない音量で耳を劈いた。

「南多摩市にお住まいの28歳の男性に朗報です!
5万円分の全身脱毛のクーポn」

彼は警察に連絡しようと試みていた。が、間違えてYouTubeを開いてしまった。そしてあの個人情報がダダ漏れしている広告が大音量で流れてしまったのであった。

まずいと思った彼は、とりあえず赤ちゃんのモノマネをした。
「おぎゃ・・・んぎゃ・・が・・ウエーーー エーー-ー」


男はほうじ茶ラテを飲む手を止めて、ゆっくりと彼に近づいて耳元で囁いた。
「男の広告で全身脱毛なんて珍しいですね!!!美容に興味あるんですか?」

「おぎゃーー ウ・・エーーーー  はい」

「それなら!」

彼は身に付けていたドラゴン柄の手提げ袋を漁り、中からリファの小顔ローラーを取り出した。

「これ!!!
僕の会社の売れ筋製品なので!!店主さんに差し上げますよ!!」

男は美容製品を扱う大手企業の営業担当だった。

ゴトッ と音をたて携帯を落とした彼の両手に、男はリファの小顔ローラーをあてがった。
人間の顔は一個しか無いから絶対に持て余すのに、小顔ローラーを二個くれた。
彼はこの、現実とはかけ離れた状況に目から涙が止まらなかった。

「さ!TE!TO!!!美味しいほうじ茶ラテもいただいたところだし!!
この真新しい古民家カフェを古民家たらしめる情景に大改造しちゃうぞ〜〜〜〜〜〜〜!?????」

そういって男は変な日本語を使い、彼の新築デザイナーズ物件、家賃11万3千円の2DKを棍棒で破壊した。
煤を撒き散らし、美濃焼のティーカップを二客置いて嵐のようにこの家を去ってっ行った。

「あの男、もしかして・・・・・・全国指名手配されている、
人の家を勝手に古民家カフェにする無差別古民家カフェ経営者、
渡辺トオル・・・・・」

彼はその場に崩れ落ち、その崩れ落ちた衝撃で地面に穴が開き、下の階の408号室でメソメソと泣いたのであった。



_________

「以上が・・・戯曲かのように思わせたアタシの独り言♡」

と、言いながらスキンヘッドの青年は大阪王将に消えていった。


9月はnoteを一投稿もできなかった・・・

理由はある大好きなラジオのおたよりの文章を考えることに忙しかったから・・・
しばらくしたら、ラジオで採用されなかったおたよりのネタをnoteで供養しようと思います!楽しいネ

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