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新しい朝になる
人生で5回目の引っ越しをした
実家には自分の荷物を受け入れてくれるほどの仲の良さはないので、ほぼ毎回そこそこの労力だ
いろんなことから逃げて、連れてきて、引っ越して、ついに初めての一人暮らし
ここ1ヶ月くらい、ウジウジ悩んで、最後の1週間くらいで全部決めた
住む家も、引っ越しのスケジュールも、この後の話し合いをしようということも
前の家は内見しなくて、出来なくて?
気の悪い暗い部屋を当ててしまった
これで大丈夫だろうかなんて、心配することは今回もほとんどできず、そんなことよりも次の生活のことを案じた
引越しの1週間は本当に怒涛だった
まず日曜日から水曜日まで原因不明の高熱で40度まで行ったり彷徨ったりした
水曜日に改めて病院に行って、原因がわかって、週始めだったら多分入院だったと言われた
今もまだそこまで数値が良くなくて、たまに死にそうになる
でも木曜日に入居して、金曜日には全て荷物を運び切ると決めていたので、元気に成る瞬間を狙って、1人で全部運んだ
新旧の家を車で3往復、新居の駐車場がまだ使えなくて、路駐と幅の広い車から逃げるを繰り返しながら、電話越しに恋人さんが応援してくれて、点滴でうまく動かない左腕を酷使しながら、なんとか運んだ
収納が多い新居なので、物の住所がわりかしすぐ決まってくれて、表面上はずっと前から普通に住んでるような部屋になった
最初は行った時は、その狭さに絶望したけど、
朝日が多分入る窓と、ちょっとワクワクする小上がりのロフトと、すぐ恋人さんが遊びにきてくれるというワクワクに、胸が躍った
私、ここで暮らすんだ、もう帰りたくないって思わなくていい
車で、床で、泣きながら寝なくていい
嬉しい!
この部屋で朝を迎えるのは数日後になってしまうのだけれど、私は、私の生活はもう朝を迎えてる
前の家やそれまでの物語は、自分で決めたことだけど、ずっと辛かったことだから、ちゃんと自分で、恋人さんのアシストを借りながらも、進んだ、進めた
少し、人生に厚みが出た、これで後輩にいくらでも引越しなら助けるで!って言える
ありがとう世界!ありがとう新居!
楽しい生活を私と共に歩んでください
これからどうぞよろしくお願いします