
平凡な僕へ
明るく生きてきたけどもさ
辛いこともあるのが人生で
泣きたくなる夜明けだってある
誰でも楽しそうな人が好きだよねって
道化になって化けの皮で誤魔化して
本当にそれで人を幸せにできるのか
朝起きて人生に絶望して
けれど生きなくちゃと働きに出る
夜になるとまた現世が嫌になって
僕は彼奴にのまれていく
闇と光が交差して
そこに影が出来上がる
かげおくりして
その影すらも大事に思って
少しずつ消えていく視覚と記憶に
またいつか会いましょうと
声をかける
僕なんてちっぽけな存在だけど
生きてる分だけ年表があって
忘れてしまったことも
いつか走馬燈が浮かび上がる
すぐ死んでしまうかもしれない
ずっとひとりぼっちで生きていくかもしれない
なんてことない日常を凡遣り過ごしていく
僕 = 峰柴 達生(Tatsuki Mineshiba)