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暮らし環状線【2023年度エリックゼミ事業構想】


皆さんこんにちは☺️
青山学院大学、地球社会共生学部エリックゼミの小山千寛と申します。

今回私はエリックゼミ修了の事業構想として「暮らし環状線」というサービスを構想しました。
このノートでは、考案までの道のりを簡単に紐解いていきたいと思います。

本日のお品書き
・私のバックグラウンド
・3年生の最初に考えた事業
・社会の現状
・2022年の研究を通して
・マネタイズ
・最後に



私のバックグラウンド

小、中高の中で人間関係や学級崩壊の経験、それらへの大人の対応から社会への不信感・人との関係性の難しさ・自分の居場所に長く悩まされてきました。

また、家族の中でうまく頼れないことも多くありました。そのため、自分の居場所っていうものにすごい執着をしていて、「あんな家庭だったらいいのにな」とか、「こんな学校・こんな友達がいたらよかったな」など居場所や周りに対して不満を抱いてしまうことがありました。



3年生の最初に考えた事業

「居場所カフェ」

先ほどあげたバックグラウンドから、居場所を作るという事を題材にしました。

カフェであることにこだわったのには、3点理由があります。

1点目が母がお菓子に携わる仕事をしていること。

2点目がごはんを食べることが好きであり、それを提供することにやりがいを感じること。

3点目が何かの施設やイベントではなく、ふらっと誰かの立ち入りやすい場所であること。



これらの考案要素と課題意識を掛け合わせて、アイディアとして“居場所カフェ”であったり、“哲学カフェ”、“夜のたまり場”など派生的なアイデアも展開例として挙げさせていただきました。

発表した際には聴講者に質問という形で、今の自分の居場所やどんなところが居場所と思うのかアイデアの種としてもらいました。
前者の質問では、家族部活、幼馴染みなどが挙げられました。
後者では、
・ありのまありのままでいられること
・自分らしさを発揮できること

・存在意義をその場所で持っていられる。

(たとえば自分がそのまま喋ってるだけで楽しめる。

料理を作ることで、みんなに認められるなど。 )

社会の現状


実際に居場所についての内閣府の調査もみてみました。



まず、居場所の数と生活充実度の関係ですが、数が多いほど充実度が上がることが読み取れます。また、居場所の有無で、自分の部屋が多く、学校とか職場に居場所という意識を感じてるのが少ないというのが現状にあります。学校とか職場で居場所になるような工夫も必要ですが、それ以外の居場所もやはり必要ではないかと考えます。


2022年の研究を通して



"カフェにとどまらないものをつくりたい"と思うようになりました。

私も含めて居場所を作ることを自分から求めるだけではなくて、自分が作りたい居場所、(例えばすっごい騒ぐ場所が欲しい、ただポジティブな言う場にしてみたいなど)それを1日からでもいいから、居場所作りの経験を人にも作ってみたい。



研究で悩んだりみんなからのFBから、人の求めてる居場所は、本当に人それぞれであること。自分で居場所を作ってみることも、居場所にいる存在意義になることから、自分の事業をプラットホーム化してたくさんの居場所が出来たらいいなと思うようになりました。


そこで最終的な案として題をつけたのものが、「暮らし環状線~あなたの作りたい場所作ってみませんか。~」です。



マネタイズ




居場所のオーナーさんを(暮らしの環状線になぞられて)“駅長さん”という形にして、彼らが居場所やそれぞれ作りたい空間(ゲストハウスや家など)

利用者はサブスクで、それらの居場所を全国回ることができたり、一定の場所を使える“定期券”をプラットフォームで購入してもらい、利用に応じて駅長さんに還元していくという形です。


しかし定期券ユーザーだけでは認知が進まない可能性があることから、1日だけ体験できるよというお試し利用“片道切符”の形も考えました。


以上が私の構想でした。


最後に

これから一旦社会人になってしまうので、このプラットホーム事業は、その社会人の飲食の働いた経験で、またさらに変わってくると思います。

だけど、誰かの居場所、自分の居場所を作るというのは、いつの時代でも絶対に必要なテーマであるし、自分が保健室に行って助けてくれたように、誰かの助けになりたいと思ってるので、そのような居場所を必ず作れるようになりたいと思います。


社会人になる前に予行練習みたいなものとして、3月23日に西小山で1日店長もやるので、よろしければ、ぜひそちらにも遊びに来て、フィードバックを返していただければなと思います。



ここまで長々とありがとうございました。

それではお待ちしております。

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