個人的、ミーハーなお話になります。
私とSaucyDogとの出会いは、
通勤電車、仕事の帰り道。
その日は運よく座ることができ、イヤホンをつけてYoutubeのプレイリストを聴きながらウトウト夢見心地だった時。
シンデレラボーイのイントロが流れて込んできた、その瞬間
「あ、これ好き。」
と直感で分かった。
今まで生きてきた中でこの胸の高鳴り、数回経験がある。
娘が私のアカウントでいまどきの曲などを聴くのでおすすめで再生されて流れてきたのだと思う。娘に感謝。
歌いだしヴォーカルの声が流れて
さらに景色が広がる感覚。
心がざわざわ落ち着かなかった。
甘く優しく高い声。くせになる声。
今まで出会った事があるようでないような特別な声。
「この声の正体は?」
すぐに確認したくて
プレイリストとめて確認した。
「SaucyDog?…。」
最初は読み方が分からなくて″SaucyDog 読み方”とGoogle検索した。
ふむふむ。どうやらサウシードッグと読むらしい。
更に声の主。
“SaucyDog ヴォーカル”と検索して
石原慎也さん(以下慎ちゃんと呼びます)、声の主にたどり着けた。
シンデレラボーイ、もう2021年の曲みたいだけれど。
またこのPVのアニメーションがいい。
漫画が嫌な生々しさを中和しているけど逆に妙にリアル。
自分の独身時代の苦い経験と重ねてしまう。
あの時のせつない気持ち。
大切にされなかった気持ちは、こんなに時間がたった今も共感を求めているんだな。なんて思ったりして。
歌詞もこんな女性目線の言葉選びができる慎ちゃんはすごい。
その日から時間があれば、YoutubeでSaucyDogを聴き漁る。
シンデレラボーイを反芻して、いつか、結、コンタクトケース、紹介しきれないけど、バラード、アップテンポな曲どれもとても良い。
そんな時、慎ちゃんが出ているファーストテイク「いつか」を初めてみた。
もうみた時の衝撃といったら…。
透明感、全身で歌う切ない歌いかた、この声量はどこから出るのだ。
なんなん。どうしようもなくいい。
あぁ、こんなにも素敵な人が歌っていたんだ…。
「ライブいってみたい。」
そう思っていたらサウシーのYoutubeで映画の告知をやっていた。
It Re:ARENA TOUR-THE MOVIE-
2023年11月の長野公演を皮切りに2024年3月の横浜公演まで全国9箇所15公演、13万人動員のSaucy Dog史上最大規模のアリーナツアーから
千秋楽公演の模様を完全収録したライブ映像作品。つまりこの時のライブを映画館で上映するらしい。
調べてみたら、9月13,14,15の3日間しかやっていない。
これは行きたいと思い、
「でもSaucyのファンって若いよね。ミドルが一人で行っても大丈夫?」
など葛藤。
夫に相談したら「好きなんでしょ!行くしかないでしょ!」と背中を押してもらい
いざ映画館へ。
あれ?予想外。全然混んでいない。
なんか周りを見回すと1人で来てる人多かった。
私より年上のお姉さまもいた。ほっ。
SaucyDogのファンの人ってどことなく雰囲気が似ている気がした。
ふわっっとした。優しそうな人が多かった。
ライブの様子はSaucyDogらしかった。
等身大というか飾らない感じが。延長線上にいてくれる様な気がする所が。
9曲目くらいにシンデレラボーイを歌ってくれたんだけど、
慎ちゃんが
シンデレラボーイを歌う時
「もしかしたらあなたとの出会いの曲かもしれません。誰が何と言おうと特別な曲」
って紹介して歌いだしてくれたのに涙腺崩壊だった。
こう歌詞を紡ぐ人って話す言葉もパワーワードでヤバい。
もう正直に言ってしまうと、慎ちゃんみたさに映画館まで足を運んだわけなんですが、改めてスリーピースのバンド、バンドとしての魅力が全面に出てた。
ドラムのユイカちゃん。照れ屋そうだけど芯がありそうな女性。
才能に溢れているんだなと感じた。
ベースのかずき君。頑固そうで職人気質。
サウシーの曲ってどの曲もベースがいい味だしてるよね。
なんていうかアーティストの圧巻のライブ感動した~やっぱりプロだよねという感じでは一緒につくりあげてく気持ちでみてた。
もちろん圧倒的に上手いし、プロ根性があってこそなんだけどスタッフへの感謝や、お客さんへの感謝。
そこは圧を感じさせない人柄のバンド。これからも追い続けたいバンド。バンドの人柄をすごく感じました。
ライブに行くと発見があるよね。余韻もあるし。
近々本当のライブにいってみないと!と決心。
ちなみにスカパラと慎ちゃんがコラボしてるこちらの曲も大人の魅力ぷんぷんでおすすめ。
慎ちゃんのチューバ姿から目が離せません。
私のミーハーな話にお付き合いいただきありがとうございました。
#SaucyDog好きと繋がりたい
#石原慎也
#慎ちゃん