たいろーのユニコーン転職ラジオ #142回の感想
今月は転職の狭間で時間があるので、転職活動でお世話になったユニコーン転職ラジオの感想を書き連ねて行こうと思います。
▼たいろーのユニコーン転職ラジオの最新回
今回もClubhouseの話題です。
▼トークのクオリティが求められてきている
急拡大から1週間ほど経って、Clubhouse内のやりとりも変化してきているという話。
それはClubhouse内で繰り広げられる会話にクオリティが求められてきているということです。
例えば、田端さんのRoomでは回答が間延びしたら間髪入れずにバサっと闘魂が注入されていました。
▼インターネットの歴史と細分化
会話のテンポが速く、かつ細切れ化するという話はBlog→TwitterやYoutube→TikTokなどのようにインターネット世界においては歴史の流れであるというのがたいろーさんの展開。
そういう意味では、古くからインターネットサービスというのはマスメディアであるテレビや新聞を置き換えて細分化され続けてきています。
大きな流れを考えると個人を繋ぐことができるというインターネットの特性上、コンテンツや広告が細分化されパーソナライズするという流れは歴史の必然かもしれません。
▼ソフトウェアにおける細分化
私の本職であるソフトウェア領域においても、SaaSという形でソフトウェアがサービスとして切り売りされるという流れは細分化を象徴していると言えます。
SaaSは特定分野における特化型のサービスにフォーカスされ始めており、先週発表されたCLOUD TOP10などを見ても直近のトレンドも更なる細分化が進んでいます。
他にもIaaSやPaaSもインフラ・プラットフォームの切り売りという意味で細分化の一形態と言えますね。
▼繰り返される収束と発散
とはいえ、たいろーさんも以前に仰っている通り「収束と発散」は繰り返されます。
例えばBtoBのソフトウェア分野では細分化したSaaS同士を繋ぎ合わせるAnyflowのようなiPaaS (Integration Platform as a Service) が収束の初期段階を表しているのかもしれません。
モノリシックなホストシステムやERPがマイクロサービスなSaaSの流れになり、データのインテグレーションが必要になるということなども時代の必然に感じます。
また、Microsoftと対抗したSalesforceのSlack買収も細分化されたSaaSの収束を表す一つの例と言えるでしょう。
ClubhouseやTwitter、Tiktokは今後どのように収束していくのでしょうね。