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たいろーのユニコーン転職ラジオ #146回の感想

▼たいろーのユニコーン転職ラジオの最新回

本日もClubhouseの話題ですが、中でもヒトの検索性の話です。

▼コト、モノ、ドコ、ヒト検索

今日の内容はインターネットにおける検索行動の変遷、特にコト、モノ、ドコ、ヒトの検索という流れの話でした。特にヒトの検索についてClubhouseは他のSNSと異なります。フォローている人がどのRoomで話しているのかを知ることが出来て、場合によっては直接会話することができます。

たいろーさんは話の中でヘッドハンターの例を出していますが。これは私も同意です。BizReachなどで採用担当やヘッドハンターがスカウトを送っても返信をもらう確率は低く、まして直接会話をすることは難しいですがClubhouseであれば簡単にそれが出来ます。かくいう私も他のSNSでは会話をする機会がない人とClubhouseで直接話すことが沢山出来ています。

▼対話の場としてのClubhouseとソクラテス

検索の話とは別で私がClubhouseについて感じていることは、対話の場としての活用です。音声コミュニケーションのSNSなので当然ではありますが、今Clubhouseは対話の場として成立しつつあります。

千年の昔から知識を得る最大効率の媒体は本だと思います。一方で古代ギリシアで知の巨人とされるソクラテスは本を書き残していません。ソクラテスは対話によって気づきを与え、それを著作に書き残したのはプラトンとされます。私はソクラテスがそうしたように、Clubhouseは対話によって知の伝承が行われる場になるのではないかと思います。

▼インプット→思考→アウトプットによる知の形成ループ

知というのは頭の中にある思考をアウトプットすることで形成されるものだと私は考えます。また、思考を得るには読むことや聞くことのインプットを要します。知の形成は以下のサイクルで回ります。

インプット→思考→アウトプット

そして、知の深まりというのはアウトプットされた思考に対して、さらなるフィードバックを得て知の形成ループを回すことではないでしょうか。この時、アウトプットへのフィードバックを即座に得ることが出来るのが対話です。ソクラテスは対話によって以下のループを高速回転させていたのではないかと思います。

思考→アウトプット→フィードバック

哲学のような深い思考を要する分野には、本などのインプットで思考を回すよりも対話によってアウトプットした思考に対するフィードバックと更なる思考のループを高速回転させる方法のほうが適していたのかもしれません。

▼普通の感想としてのまとめ

今回も話がだいぶ飛んでしまいましたが。何はともあれ、Clubhouseで話したい相手を見つけ出して直接対話出来るということは革命的だと思います。おかげさまで、SmartNewsの多国籍チームのプロダクトマネジメントについてお話も聞きました。

実は私はたいろーさんについて二つの気になることがありました。それは「一体いつ仕事をしているのだろうか」と「仕事でどのような技術を扱っているのか」です。前者は今週までClubhouseであまりに頻繁にたいろーさんを見かけていたため。後者はユニコーン転職ラジオでは技術の話はほぼしておらず、あまり予測が立てられなかったことです。

どちらの疑問も昨日のSmartNewsのイベント内容でイメージは掴めました。むしろ、ユニコーン転職ラジオでは仕事とは全然別のトピックを話しており、内容のロジックや言葉選びは相当に分かりやすくすることを意識されているのだなと理解しました。

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