万城目学作品に再びハマる。
年末年始は、ありがたいことにたくさんお休みをいただいて
時間がたくさんあったので、とにかく「観る」と「読む」に使っていました。
大晦日〜元日は特に、TVで生放送の楽しい番組がありすぎて、それを渡り歩いた上に、同じ時間帯で観きれなくて録画したのもあって
結局「半沢直樹」も両シリーズ全て観たし
(何ならもう何回か観てもいいぐらいおもしろかった!)
その上、YouTubeもちょこちょこチェックしてるし
その上その上、いろんなTVや配信観る中で、どういうつながりか忘れたけど急にハッと「あれ、ずいぶん前に観たけどどんなだったっけ」と思い出して、Blu-rayを引っ張り出してきて映画を観たり。
そのひとつ⬇️
「プリンセス・トヨトミ」
もう10年近く前なんですね。そんなに経つかな。
「大阪全停止」っていうキャッチフレーズに当時引き付けられたのを思い出します。それにしてもなんで急に思い出したんだろ。
始まりは、堤真一さん演じる会計検査院の調査官が部下(綾瀬はるかさん、岡田将生さん)と3人で大阪出張するっていう、ものすごく現実的なところから入っていくんですよね。
それが気がついたらちょっとずつ、奇妙な出来事や人物がちょこちょこ出てきて、それを探っていくうち、長い間封印されていた歴史上の秘密につながっていく。
原作の万城目学さんの描く「ちょっと奇妙なファンタジー」感、独特ですごいなーと思う。(実は原作本も持っています)
映画はほぼ原作に忠実に描かれているけれど、松平(堤真一さん)の部下であるゲーンズブールと鳥居が男女逆なところが大きな違い。
そして、やっぱり映像になるとすごく地味なシーンと、後半じわじわと奇妙さが増していく感じが鮮明にわかる。
あと、単純に「お好み焼き美味しそう」とかフツーに思うけど!
「プリンセス・トヨトミ」を観ててやっぱり次に思い出すのは同じ万城目学さんのこの作品。
「鹿男あをによし」
これも大好きです。ドラマ化された時はリアルタイムで観なかったのですが
後にTSUTAYAでレンタルしたDVDで激ハマりした作品。
こちらは奈良を舞台にしたお話ですね。
最初にこれを観た直後に奈良に旅行に行く機会があって
奈良公園の鹿がホントに喋り出すんじゃないかと変にドキドキしてたあほな私。
ストーリーは「プリンセス・トヨトミ」とある意味共通した部分があって
最初は「現実」。そこから徐々に並行して不思議なことが増えて行って、根底にはやはり歴史上の知られざる事実や奇妙なルールが・・・っていう感じ。
内容もさることながら、このドラマの映像というか奈良の景色や色彩が美しくて
「奈良に住んでみたいなー」という憧れさえ持ってしまうほどでした。
DVDを返しては借りて、何度も借りすぎて
「もうDVDーBOX買った方がいいかな」と思い
今だにAmazonの「欲しいものリスト」に入ったまま。
(買ってないんかー)
今日の記事書いてたら、めちゃくちゃ観たくなってきました。
やっぱりDVDーBOX買おうかな。
それともどこかのサブスクで観れるかなー!