うすっぺら
いまレポートを書いてるんだけど1200-3000字。これがなかなか埋まらない。
でもこういう文章ってすぐ書ける。
リーダーとか〇〇係とか名前のある役職についてたり、特に名前は無いんだけど、誰かに任命されたわけじゃないけどグループのなかの責任者みたいな立場にいると、その組織とかグループの外の人と連絡を取ったりコミュニケーションを取ったりすることが多くなる。
そうすると、これも誰かに命令されたわけでも、指示されたわけでもないけど
「ありがとうございます/ありがとうございました」っていう言葉と
「すみません/失礼しました/ごめんなさい」
っていう言葉を使うことが多くなる。
なんだかその、自分から出てきている二つの言葉が段々パターン化されて出てきてるというか、うすっぺらくて重みが自分で感じられない。
この薄っぺらく感じてるのが、ほとんど関わったことのないその人に伝わりそうでなんとか言葉に重みを足そうとするんだけど
うまく足ささってる感じがしなくて、なんかその言葉を使いながら自分が安いなぁと、自分が薄情だなぁと思えてくる。
うすっぺらいなぁ自分、て虚しくなる。
ありがとう、ごめんなさいに中身がない。詰まってない、なんというか、プレゼントの箱だけ渡してるような感覚。
誰が誰に向けた言葉なのかわからない。もしかしたらいちいち全てに意味を持たせてる人なんていないのかもしれないけど、
ありがとうとごめんなさいを使っているのは自分ではない。自分もその言葉を使ってる自分をみて虚しくなる。その言葉を使ってる自分もなんか薄っぺらい。表面的な笑顔、表面的な言葉。
自分が受けてでもしもありがとうの中身が見れたらむしろ何も中身がなさすぎて気持ち悪いかも。
どうしたらこの言葉にまた自然と重みがついてくるんだろうか。それともこうやって大人になるんだろうか。
薄っぺらいのは自分だけだろうか。