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第6話 「手術当日。10時間の大手術。」

こんにちわ!

あーちゃとねーねの あーちゃんですヽ(^o^)丿

今日も「あーちゃんの癌サバイバー日記~みんな、負けないでよ!」にお越しいただきありがとうございます。

今日は、とうとう手術~手術後のお話です。
どこのがんでも切除手術であれば、おおまか私と同じような段取りで進むんだと思います。

こんな風なのね、という感じの予備知識で結構なので
頭に入れておいてくださいね。

それではスタートします!

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

手術2日前に入院。
術前検査などをやってのけて前日から絶食です。

ぐ~~~ぐ~~とお腹が鳴っています。

ダイエットでも絶食はしないタイプなので 笑

3食食べないなんてありえない泣

気を紛らわすためにスマホでビデオなど見て時間をつぶしました。

そして、手術当日。朝9時。

おなかからっぽの身体中でヨタヨタ歩いて手術室へ。

コロナ禍でもあり、
家族は1人しか来ることができないので姉が代表できてくれた。

術中の突発事項においてのキーパーソンとしての役割も担っていた。

万が一、予定していた手術内容を変えなければいけないような事態になった時、
その事項に対して決定の判断を下す役割。

重大やな・・。

姉と久しぶりの面会
2日会えんかっただけやけど 笑

少し話しする時間もらえて嬉しかった。

大丈夫やからね、いってくるね(涙をこらえて)

大きく手を降り手術室へ進んだ。

手術台へ寝転んでジロジロ見回してみた。

ドラマで見るセットのような機械がたくさんあった。

麻酔科の先生の説明を聞いたあと、腕に針が入ると同時くらいに
意識はなくなった。

姉は5~6時間の手術時間と聞いていたのに、
1人で10時間も不安の中祈りながら待ってくれてた。

先生も長い時間の手術ありがとうございました。
感謝です。

姉は、私の切り取られた腸を見せてもらったらしい。

「おおきながん腫瘍やった。直腸はがんのまわり15センチくらいバッサリ切り取られていた。」
と・・・。

10時間もの手術時間がかかったのは、
リンパ節への転移の数が思った以上に多かったからだそうです。

お腹のまわりには100個くらいのリンパがあるらしく、
そのうちの30個に転移がみられていて、
それを可能な限り切除してくれていました。

胸のあたりのリンパ節にも転移が疑われてたけど、
残念ですがこのリンパは取れてません。

ステージ4の怖いとこです。

先生の開けてみてからの見解では「ステージ3B」。

自分的にはステージ4と言いたいらしい。

アタシからしたら、どーでもえーし(笑)て感じでした。

手術が終わり手術室からHCU室へ向かう廊下の途中で看護師さんに起こされた。

麻酔でまだ目が覚めないなか、姉がおった。

何か話しかけてくれたけど覚えてない(笑)

眠たくてたまらんくてなかなか目が開かない。
「よく頑張ったな!また来るからね。ゆっくり養生しいや。」
と言ってたらしい。

HCU室でしばらくすると身体の感覚が戻ってきて痛みで顔が歪む。

「背中に痛み止めの点滴してるからね。 
このボタン押したら一回分でますからね。」

看護士さんの言葉を理解出来なくて使わなかった(笑)

翌日、一般病棟にもどってすぐに
歩く練習を促された。

(いや歩けるし)と思っていた。

ベッドからたちが上がると、めまいに襲われた。
(いや歩ける?)に変わった。

一歩二歩進み吐き気がくる。

三歩目 オエーッ 吐

ベッドまで戻れない。
ほんの数メートルなのに車イスで戻った。

なんじゃこらー⁉️
ふ、自分の身体やないみたい。

脚力もなくなってる?

1日寝てるだけで、こんなに筋肉なくなるの?
こえー 恐

数日後、めまいがなくなった私は
焦りに焦って必死こいてウォーキング 👣👣👣

こんなんで歩けんくなったら大変!!
退院が伸びる~!!!い~や~~~!

そして、点滴カラカラ引っ張って、院内カラカラ朝昼晩。
今日もいいお天気ですね、ごきげんよう。

などと笑顔でカラカラカラ。

おかげさまで体力もついてきた。
よかったよかった。

しかし、問題はストーマです。

赤い小腸がお腹から出てる。

痛そう←実際さわっても痛くはないんですが(笑)

パウチを張り替える練習を退院までに習得しなアカンのです。

おへその少し右側にある小腸をかこむようにパウチの袋の入り口部分を
お腹の皮膚に貼り付ける作業です。

自分ですると上の貼り付け部分は目視できるからいいのですが、

下の部分が見えなくて手探りで貼り付け作業をしなければなりません。

鏡などを使った方が貼りやすいかもです。

アタシの手は昔から不器用でしてな。

入院中二度ほど剥がれてう○ちが漏れる事件発生 ぎゃ~

急遽シャワー室を借りることあり( ω-、)

そんなこんなでしたけど、なんとか合格点もらい、
もうすぐ退院!

入院中は、コロナ禍で誰とも面会できなくて
ラインとかでやり取りをしてました。

ある日急にメンタルやられて涙がとまらんくなった。

電話室に入り家族に電話して。
みんなの声を聞くとさらに涙が溢れ出た。

アタシは泣いて泣いてスッキリしたから良かったけど、

同室にいた人や、電話室の外の人に聞こえてたら
きっとなんともいえん気持ちになってる方は多かったと思います。謝。

コロナ禍じゃなくても、
一人じゃなくても、
頑張ってる時でも、
ふと急に悲しくなったり寂しくなったりするかもです(>_<)

でもそんな感情も一時的なものですから
めげずに頑張りましょうね

そしてそんな感情を押し殺さず出し切って
前に進みましょう!

がん患者さんのコミュニティやお話しできる集まりもたくさんあります。

私でよければ、なんでも聞きますよ!

不安な気持ちは
吐き出すと解決したり、乗り越える力をもらったりできます。

なので、一人で戦わないで。
私のようなものでも、じゃんじゃん使ってくださいね!

絶対に負けない!強い心をもって、挑みましょう!

この歌を聞いて!

~~~~~~
そうだ うれしいんだ 生きる喜び

たとえ 胸の傷がいたんでも

なんのためにうまれて なにをしていきるのか

こたえられないなんて そんなのはいやだ!

今を生きることで 熱い心燃える

だから君は行くんだほほえんで

そうだ うれしいんだ いきるよろこび

たとえ胸の傷が痛んでも

あぁアンパンマン やさしいきみは

いけ!みんなの夢 まもるため

何が君の幸せ 何をして喜ぶ

わからないまま終わる そんなのは嫌だ!

忘れないで夢を こぼさないで涙

だから君はとぶんだ どこまでも

そうだ おそれないで みんなのために

愛と勇気だけがともだちさ

あぁアンパンマン やさしいきみは

いけ!みんなの夢まもるため

ときは早くすぎる 光るほしは消える

だから君はいくんだ ほほえんで

そうだ うれしいんだ いきるよろこび

たとえ どんな敵が あいてでも

あぁアンパンマン やさしいきみは

いけ!みんなの夢 まもるため

名曲!!!
力出るでしょ?アンパンマン大好き 笑

では次回は退院後のお話です。

一時的ストーマでの生活で、気づいたたくさんの事を
お話しますね!

では~

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