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映画『グレイマン』感想(ネタバレなし)

  • あらすじ

 元殺し屋がCIAに雇われ任務を遂行していたところ、ターゲットが死に際におまえの雇い主の悪事の証拠だと言ってUSBの入ったメダルを託す。元殺し屋はメダルを持ったままCIAの監視から逃亡。CIA(の悪者たち)は元殺し屋を殺すため莫大な懸賞金をかけて世界中の殺し屋をけしかける。一方CIAの中でも元殺し屋と家族同然で仲良しだったボスは、姪を人質に捕られていたのが理由で最初は元殺し屋を罠にはめる手伝いをしたが、やがて元殺し屋と共闘し、元殺し屋、元殺し屋のボス、ボスの姪の女の子、それにはぐれ者だが優秀なCIAの4人でタッグを組んで邪悪なCIA軍団と戦っていく。

 

  • 感想

CIAの秘密を握ってしまい、命を狙われるというストーリーだったので登場人物がばたばた死んでいき深刻な感じなのかと思いきや、主人公も主人公に守られる女の子も悪者CIAたちもコミカルなキャラクターをしている。暗いシーンは特になく、テンポよく展開する、タイに居たりドイツに居たりクロアチアに行ったり忙しいという万人受けしそうな見やすい映画だった。

クリスエヴァンズとアナデアルマスがいるので気になった映画なのだけど、この二人を知るきっかけになった『ナイブズアウト』という映画があって、サイコだけど憎めない悪役と、お茶目だけど敵はしっかり仕留めに行くキーキャラクターというのはそのときと似たようなキャラ設定だった。クリスエヴァンズなんかイケメンなのに今回はちょび髭つけられてたし。アナデアルマスはかわいかった。前回は天然&不思議ちゃんなメイドさんだったが、今回はエージェントらしくポストマローンが着てそうな花柄スーツやワイルドなジャケットという格好で登場。どれでも似合う!

あと人質の女の子も、持病を抱えた孤独な環境で生きてきたが、口は達者で気が強い、良いキャラをしていた。顔もとても良い。まだ11歳?!ハリウッドの子役ってとんでもないな...

殺し屋たちも良い味出してて、気持ちよく見れる娯楽映画だった。やっぱりキャストが良い映画って、筋がどんなでもとりあえず良い映画観た気分になっちゃうな。

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