結婚式が延期になったことだし、白米を食べよう。
「大丈夫〜?結婚式延期になるんちゃうの〜? 」
遡ること4ヶ月前、母親と結婚式の衣装をどうするか電話で話していたとき、母がつぶやいた一言。
「世の中には言霊ってもんがあるやろ。そんなこと言うなよ〜」
笑いながら返したが、そのときはまさか現実のものになるとは思わなかった。
いや、連日メディアで流れるニュースを観ながら、ちょっとは思ってたけど、大丈夫だと信じたかったのかもしれない。
2020年5月17日
僕たち夫婦にとって、特別な一日になるはずだった。
5月16日現在、その日は天気が良さそうなので洗濯物を干す予定のみ入っている。
結婚式、延期
いや〜。まさか。
自分がその当事者になるとは。
ということで、準備期間は延びました。
手作りするつもりのオープニングムービーもクオリティ高く作れる。
当初の懸念点だった、結婚資金も、貯金額も増える。
悪いことばかりじゃない。
でも、やっぱり
こんなことになってなかったら、明日の今頃は大好きなみんなと心の底から幸せな時間を過ごせてたのかなぁと思ってしまう。
もうそれはしょうがない。誰のせいでもない。
目の前の現実を前向きに捉えて、振り返りたく気持ちをグッとこらえて。
今やるべきことをやる。
今やらなくていいことはやらない。
結婚式はいつだってできる。
その日まで、一日一日を大切に生きる。
そう自分に言い聞かせて、今日を過ごす。
なんだかなぁ〜って、昼からお酒を飲みながら、配合の変わった柿ピーを食べながら、数年前に出会った漫画のとある台詞を思い出す。
「これから生きてく中で どんどん家族や友達が死んだりするけど 残された人は生きていかなきゃいけない だから残された人は ご飯食べなきゃいけないの」
そうだ。
人間、生きていれば嬉しいことも辛いこともたっっっくさんあるけれど
しっかりご飯を食べて、しっかり寝て
いつか来たる、心の底から笑える日に備えておく。
それが、一番シンプルな生きる理由。
だから、今日もしっかりご飯を食べよう。
書いてる途中からお腹が減ってきたので、最終的にはしっかりご飯を食べようって結論になりました。
何を書きたかったのか途中からわからなくなりましたが(苦笑)、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
次回予告
『半年前まで月の給料を1ヶ月で使い切っていた男が、月2万のお小遣いで生活してみた話』
りーがる部