1話 「倫理学カタログ」
「空想書店」と題した私の頭のなかでもやもや考えていることをつらつら書く吐き溜め(書き溜め?)みたいな場所です。
「ナニコレ?」は0話へと思いつつ、0話を読んでも多分そんなに分かんないです。(エ?)
「うわぁ~…世界は不公平だ~…。」
と、思うことが定期的にあります。
顔面コンプお化けなので可愛い人(好みの顔面を持つ女性)を見かけると羨ましさで苦しくなったりします。
そのうえ優しかったり気が遣えたり声が好みだったりすると、もう本当にいよいよ欠点があってくれとすら思います。
きっと欠点すら可愛げがあるんだろうと想像してまた病んだりもします。めんどくせぇ~~~。
身長が小さい人になりたい。
あくまで“私は”、「身長が低い女の子」に可愛さを感じる節があって、とても憧れます。ないものねだり。
別に身長が高いわけではなくて、多分平均くらいなのではと思います。調べたりはしてないけど。
で、この何とも言えない身長が嫌いです。…嫌いは言い過ぎかも。いや嫌いか。
高いところのものに手が届かないとか、「背高くなりたい~」とか、そもそもそのサイズ感とか、そういうものに可愛さを感じます。
身長が小さいだけで無条件で助けてもらえるきっかけが増えるのとか、なんかとても羨ましい。
可愛い声。
音が高い、所謂女の子っぽい声も羨ましいし、透明度が高い声はもっと羨ましい。
歌ってみたとか友人とのカラオケとか、嫉妬しちゃいます。
透き通った肌になりたい。
肌の白さに異常と思われかねない執着があります。(執着の異常さは肌の白さだけではない気もするけれど。)
どのくらいの執着かというと、高校生頃からほとんど毎日サプリメントを飲み、一人暮らしの家は遮光率95%の薄手のカーテンを洗濯物を干すとき以外基本的には閉めっぱなしにし、日中の外出は基本的には長袖を着て(羽織って)5~9月頃までは日傘生活をするくらいです。
焼けやすくて治りにくいのと、中学時代は外でも活動する運動部だったので1年中真っ黒で、コンプレックスというかトラウマというかな感じがあります。
日焼け止めをよく塗り忘れる上にスーパーアクティブな友人はそれでも私より白くて綺麗な肌をしているので体質にはどれだけ課金しても勝てないのだろうなと常々感じています。鬱~~~!
センス。
もう天性のそれだなと思うものがあります。
努力でどうこうとか、努力を「才能」で片付けないでとか、そんなことは重々承知のうえで、でもどれだけ努力しても絶対に敵わないなと思う部分がたくさんあります。
言葉選びとかデザインとかファッションとか演技とか音楽とか。その道のプロを自分や当人が目指しているかどうかに関わらず、「そういうセンスとか才能がある。」という事実そのものがもう心底羨ましいです。その才能を使わないとしても、「やったらできる」という状態に常にいるのとかもうなんなん。
…と、数多の嫉妬心を露呈してきましたが、結局努力どうこうではどうにもできない問題にコンプレックスを持ってしまうと、病みやすくなるよ~のいい例が私なような気がします。
整形とかダイエットとか健康にいい食べ物とか、情報を簡単に手に入れられる世界になって昔と比較すればかなりコンプレックスを解消しやすい世の中だろうなとは思います。(センスとかみたいにどうしようもないものはあるけれど。)
ただ、そもそも生まれつきの体質とか生まれ持った顔とか、そういうものが自分の好みと合致すれば、というか、理想のあの子みたいな状態で生まれてくることができていれば、悩むことも情報を調べることも整形とかサプリとかに課金することも必要ないわけで。
理想のあの子も私が知らないだけでコンプレックスを抱えているのだろうけど。(きっと理想のあの子の悩みは私のそれよりも高次元のものなのだろうと邪推してしまう自分もいます。メンタルが不細工です。)
でも、隣の芝は青く見えるし、ないものをねだってしまいます。どうしても。
私もあの子みたいな顔になりたいし、あの子みたいな身長になりたいし、あの子みたいな声になりたいし、あの子みたいな肌になりたいし、あの子みたいなセンスが欲しい!!!
世の中は不公平だ~~~~~!!!!!
そういえばタイトルはランダム単語ガチャで決めました。(今更。)
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