見出し画像

愛しのエリザベス:The Stone Roses - Elizabeth My Dear

英国王室および女王についての曲といえばセックス・ピストルズ「God Save The Queen」がいちばん有名だと思うけど、ストーン・ローゼズも彼らのデビュー・アルバムの中で、インタールードのような感じでこの曲を歌っていたことを思い出した。

私がそういう性格だからというのはあるが、エリザベス女王の死去については、どうしてもその「負の遺産」の意見に注目してしまう。公人に対する事実に基づいた批判を「侮辱」であるとは思えないし「70年も女王だったのだから一度くらいインドに謝ったら良かったのに」という皮肉も言い過ぎだとは思わない。

安倍晋三の国葬についての「とにかく彼は立派だった」という感情的な空気が支配している日本に比べ、イギリスをはじめとした海外の、英国王室の植民地主義について冷静に評価する態度はよっぽどまともな反応だとしか思えない。

おれを八つ裂きにして骨を煮る
おれは諦めない、彼女が玉座を失うまで
おれは本気で、言いたいことははっきりしている
お前はもう終わりだよ、愛しのエリザベス

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?