![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/26780759/rectangle_large_type_2_3ea56d7ce21ddb791697743d1a4eead1.jpg?width=1200)
5/25
在宅勤務三十日目。一ヶ月になってしまった。毎月第三週は作業量が増えるので、気が重たい。でも今月は珍しくスムーズに終えることが出来て、肩が軽くなった気分だ。職場は六月からどうなるのか未だに見えてこないけれども、もしかしたらこのまま在宅勤務可能となるかもしれない。
在宅勤務期間中に、動かないくせに食べる量は増えてしまった。自分の体を見ると結構すごいことになってしまったから、ずっとやらないでいたウォーキングを再開することにした。僕は朝が弱く、朝は多分続かないので、夜に善福寺川沿いを早足で歩くことにする。
夜の川沿いは暗い。その暗さの中、遠くに航空障害灯の赤い光が浮かんでいる。この時期は虫の鳴き声も聞こえず、周りはとても静かで、赤い光を見ながら早足で歩いていると、社会と世界の境界線が曖昧になっていく感覚を味わえる。と格好つけて書きましたけど、例えば夜の山に入っている時とか、背筋がゾクゾクする、怖いけれども心地よい感覚になったことありませんか。あれです。
決めたコースを25分くらいかけて歩く。身体が汗ばむくらいであれば、よく歩いたということにしている。
・Gil Scott-Heron - I'm New Here
2010年の作品で、これが遺作となった。往年の名作と比較される宿命を背負いながら、それでもタイトルに「ここに来たばかり」と付けるのは本人にまだまだ創作意欲があったということだと思っている。自身の体調不良も含めた現状の難しさを引き受けながら、だからこそ出てくる声はとても力強く、安心させられ、勇気づけられる。そして歌詞を味わうことの楽しさを思い出させてくれた。
以下は"I'm New Here"から。この部分はとても好きだ。そして僕はこの曲だけでなく、作品全体を気に入っている。
どんなに間違っていても
いつでも振り返ることができる...
振り返って、振り返って、振り返って
一巡りしたとしても
そこから新しく始められるさ
ここから先は
¥ 100
Amazonギフトカード5,000円分が当たる
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?